【保存版】トレース科捜研の男 |ドラマ1話~最終話までネタバレ解説!

【徹底解説】ドラマ『トレース科捜研の男』完全ガイド |1話~最終話まで毎週更新!



2019年1月7日から錦戸亮主演の『トレース科捜研の男』が始まりました。


40万部を超える人気漫画「トレース」の実写化ということで注目を集めてますが、こちらFODプレミアムにて全話配信予定となっています。


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『トレース科捜研の男』あらすじ



科捜研を舞台に繰り広げられる事件の数々……


現場に残された痕跡(=トレース)はどんな“真実の欠片”を示すのか?


そこから導き出される“鑑定結果”とは……?


錦戸さん演じる「男」が抱える“陰惨な過去”の真相は……?

おっさん
なるほど、トレースってのは「痕跡」って意味なんや!!
1話完結で、毎回事件を解決していくんやな!!
前回のドロ刑をもっとシリアスに寄せたイメージやね。

『トレース科捜研の男』3つのみどころ紹介

『トレース科捜研の男』3つのみどころ紹介

  1. 40万部を超える大人気漫画「トレース」が原作
  2. 演出はライアーゲームや信長協奏曲を手掛けた松山博昭
  3. 錦戸亮・新木優子・船越英一郎の世代を代表する三者の掛け合い



トレースの一番のみどころはなんといってもストーリー。


原作の漫画トレースの作者である古賀慶さんは、元・科捜研で働いてた方なんですね。


なので、細い部分の再現やリアリティが追求されています。

おっさん
まじか!!
科捜研から漫画家への転身もスゴイけど、それでヒット作になってドラマ化までされるのはエゲツないでな!!


【最新刊6巻】漫画村の代わりに『トレース』を実質無料で読む方法を紹介する

2018.11.11


そして、主演は錦戸亮さんが務めます。
ちなみに前回の「スーツ」に続き、新木優子さんが出演しており若手女優の中でもひときわ存在感を放ってますね。

おっさん
忘れたらあかんのがサスペンスの帝王の船越さんやね!!
ワイらの世代からしたら、船越英一郎が出演するのは、ごっつい楽しみやでな。


ちなみに、演出はライアーゲームを手掛けた映画監督の松山博昭さんが手掛けており、本格的なドラマになると期待されてます。

『トレース科捜研の男』キャスト紹介

真野礼二/錦戸 亮

『トレース科捜研の男』真野礼二/錦戸 亮

真野礼二/錦戸 亮


膨大な知識と高い鑑定技術、他人とは違う独自の着眼点を持ち、その実力は周囲から高く評価されている。その反面、クールで協調性がなく科捜研内では浮いた存在。



真野がこういった性格になったのは、幼い頃経験した事件の影響が大きいようです。


他人に心を開くことができず周囲に壁を作るタイプですが、ノンナとの出会いによって少しずつ変化していくんですね。

おっさん
おお〜。
錦戸亮と新木優子の恋愛模様も見れるんか?
その辺も楽しみやな。

沢口ノンナ/新木優子

『トレース科捜研の男』沢口ノンナ/新木優子

沢口ノンナ/新木優子


自分は科捜研には向いていないのではないかと迷う。
しかしその反面、被害者や残された遺族に感情移入し、真実を明らかにしてあげたいという強い気持ちも芽生える。
真野の行動に振り回されながらも、これまでの人生では得られなかった大きな刺激を受ける。



ノンナは元々、大学院で研究をしていたのですが、結果が出ずに悩んでいた中で科捜研に入るんですね。


そんな中、クセモノの真野と関わっていく中で自身も成長していくようです。

おっさん
純粋な心を持った役柄やな!!
これは、また新木優子の株が上がりそうやな〜


新木優子のプロフィール|出演ドラマ・映画代表作まとめ

2019.02.25

虎丸良平/船越英一郎

『トレース科捜研の男』虎丸良平/船越英一郎

虎丸良平/船越英一郎


疑いを持った人物を犯人と決めつけて捜査を行うなど独善的な考え方を持つベテラン刑事。
これまでの経験で培ってきた”刑事の勘”に自負があり、客観的事実と証拠にこだわる真野と対立する。



虎丸は元々、真っ直ぐなアツい気持ちを持っていたのですが、長年の警察内部のしがらみによって、検挙数を稼ぐことを第一において仕事をしていたんですね。


そんな中、真野と出会うことで衝突しながらも、真野のブレない信念と実力を認めるようになっていきます。

おっさん
虎丸と真野の関係性も徐々に信頼で結ばれていく感じやな!!
こういう男同士の友情が仕事を通して結ばれていく感じもええな〜

『トレース科捜研の男』の主題歌は?



主題歌は関ジャニ∞の『crystal』です。


まだ発売されておらず、3月6日発売ということなので、ドラマ内でしかまだ聴けませんね。。

おっさん
おお〜!!
発売日は結構、先やな〜。
まぁ、首を長くして待ちましょか。

『トレース科捜研の男』のSNS情報

公式ツイッター

おっさん
ツイッターで生配信とかやってるんか!!
これはチェックしとかなあかんな〜

公式インスタグラム

View this post on Instagram

‪緊急決定‼️ 明日❗️20:15〜Twitter・インスタ生配信やります🕺🏻👏‬ ‪#新木優子 さん #岡崎紗絵 さん #矢本悠馬 さんが生配信☺️✨‬ ‪そこで質問を募集しちゃいます‼️コメントにトレースに関する質問を書いて下さい✨ どしどしお待ちしてます🕺🏻 明日、ネプリーグも生配信も宜しくです❗️‬ 一緒に初回放送までカウントダウンしましょー🕺🏻🕺🕺🏻🕺💕💕 ‪#トレース#科捜研の男#緊急生配信宣言‬#明日も祭り#明日こそ祭り#一緒にカウントダウンしよ#でもネプリーグも見てほしい#みんなの活躍見てほしい#悩むけど祭りだからやっちゃう#両方見る技希望

【公式】月9『トレース~科捜研の男~』1月7日初回90分SPさん(@trace_kasouken)がシェアした投稿 –

おっさん
インスタはまだ、そこまで活用されてなさそうやな〜。
まぁ、このドラマをみる世代はインスタ世代では無いもんな。。

『トレース科捜研の男』1話から最終回まで全話あらすじとネタバレ解説

『トレース科捜研の男』1話から最終回まで全話あらすじとネタバレ解説


各回の放送終了後に随時更新していきます。

おっさん
ここではサクッと解説していくで!
詳細は別記事で書くから、気になったらそっちも見てってや〜。

1話あらすじとネタバレ解説

バラバラに切断された女性の遺体が発見される。

司法解剖の結果、死体は10の部位に切断されており、死因は心臓を刃物で刺されたことによる失血死だった。

死亡推定時刻は4日前の深夜で被害者は恒常的に暴力を受けていたことを示す痕跡もあった。

そんな中、被害女性の母を名乗る千鶴と、千鶴の再婚相手で著名な教育評論家の康信が警察署に訪れたのであった。。。

おっさん
おお〜。
1話からごっついシリアスな感じやな。。

初回1話のあらすじやネタバレ感想はこちらの記事からどうぞ。

トレース-科捜研の男-|1話ドラマ動画無料視聴はこちら【1/7放送】

2019.01.07

2話あらすじとネタバレ解説




真田和寿の就任祝賀会で殺人事件が起きた。
被害者は祝賀会の主席である真田和寿教授である。


途中席を外したまま帰ってこないから娘の真田ゆりが探し回ったところ控室のバルコニーから転落死しているところを発見した。


防犯カメラには逃走したウエイターがうつっていた。
被疑者はすぐに特定され、深夜自宅に戻るところを拘束した。


被疑者は宮永わたる。
パーティーには制服を盗んで忍び込んでいたらしい。


また被疑者は包帯をしていたので確認したところ、左手には刃物で切られたような真新しい傷があった。
被害者は転落したときの外傷のほかに、首に刃物を突き付けられたような傷があった。


また、バルコニーの手すりには被害者の靴の跡も残されていた。


刑事課の見立てによると、犯人がナイフを被害者に突き付けたところ被害者が抵抗したため逆に犯人が傷を負った
被害者はその隙をつきバルコニーに逃げようとしたが間に合わず犯人から突き落とされたということらしかった。


状況から考えても宮永が犯人で間違いなし、というところで鑑定をしていた沢口アンナ(新木優子)が声をあげた。
床についていた血痕と同じDNAを持った血液が被害者の服からも検出された。
そして、いずれの血液のDNAも切り傷も、宮永のものとは一致しなかったのだ。


早速被疑者の宮永が取り調べを受けた。
被疑者によると、彼がきたときにはすでに被害者は転落死していたそうだ。
手の傷のことも気が動転してて気づかなかったという。


結局被疑者は証拠不十分で釈放された。
これは誤認逮捕ということになり世間からバッシングを受けた。


警視庁の警部である虎丸良平(船越英一郎)は、課長から期限一週間で真犯人を見つけなければ虎丸の班を解散させると脅された。


改めて事件現場で捜査をしていたとき、被害者の娘がやってきた。
娘によると父を殺したのは宮永で間違いない、姿を目撃したそうだ。


そのとき沢口が現場で倒れてしまった。
娘は医療関係者だったのでその病院に搬送、軽い貧血だった。


沢口が回復後、娘のゆりと病院で話しをした。
彼女は心臓が生まれつき弱く薬を飲んでいた


そのとき真野礼二(錦戸亮)が口を開いた。
真野いわく、バルコニーの足跡を見ると、被害者が手すりに上ったあと反転し一旦犯人と向き合ったことが推察され、もしそうなるとなんかしらの会話がなされたというのだ。


沢口は家に戻ってきて、家族に「もうやめたい…なんで科捜研なんかに入っちゃったんだろ…」と漏らした。
鑑定方法を何度もミスるし現場で貧血を起こしたりもして足手まといになっているのが苦しかったのだ。


真田と沢口は手すりにあった足跡が気になっていたので事件現場に向かった。
なぜ、手すりにのぼり振り返るくらい被害者に余裕があったのかがわからなかったのだ。
真田が現場付近の花壇で折り鶴を見つけた。
その折り鶴を鑑定したところ女性の血液と宮永の指紋が検出されたのだ。


被害者の娘であるゆりは葬式で謎の女性に出会った
その女性はゆりのことを知っているようだったが彼女自身はわからなかった。


さらにその女性は事件についても何か知っているようだったがマスコミのインタビューに阻まれてしまった。
その後沢口はゆりが遺品整理をしていたとき折り鶴を発見したことを聞いた。
ゆりいわく、その折り鶴は血がついていて真っ赤だったのだそうだ。


課長に脅され焦っている虎丸は被害者の服に付着していた血痕のDNAを公安だけが持っている裏のデーターベースで調査。
すると「岸田てつや」という人物のDNAと一致することが判明した。


しかし、彼の身体検査をしたところ外傷はどこにも見当たらず、被疑者とのつながりもなく、防犯カメラにも何もうつっていなかったのだ。
真野は採取した折り鶴を鑑定したあと「岸田てつや」の身体検査の写真をチェックした。
真野が折り鶴の血液を抜いて鑑定を行った結果、折り鶴の紙に「中原」という名前が書かれていた。


真野は宮永の鑑定をもう一度行うことにした。
そこで、宮永が巻いていた包帯を買った店に出向いたところ500円硬貨に付着していた血痕と被害者の服から検出された血痕が一致した。
これでは辻妻が合わない。
これだと宮永のDNAと岸田てつやのDNAが一致することになってしまうからだ。


しかし、真野いわくこれは宮永が特異体質だった場合はこれでも辻褄があうそうだ。
具体的には、骨髄移植を行った場合、移植を受けた側のDNAがドナーのDNAに一致するそうだ。
つまり岸田てつやは宮永のドナーだったのだ。


虎丸は容疑者の家に行き捜査したところ、そこで病院の当直表を発見する。
その日は真田ゆりが当直の日だった。
当直表にはゆりのところに丸印がついていた。


これを見て、今度はゆりが狙われていると判断した。
さらにこの捜査で事件の裏が取れた。
宮永は15年前骨髄移植を受けていた。


そのときに入院していたのが当時真田教授が勤めていた病院だった。
そこで中原さちえという人物が工事の落下現場にあって担ぎ込まれたがその後死亡したそうだ。


あの折り鶴に書かれていた「中原」である。
これを知り虎丸は宮永と中原さちえは当時恋人関係にあったことを推測した
中原さちえは宮永の見舞いに行き、そのために折り鶴を折っていたのだ。
この報告を聞いてゆりの命が危険だと判断した一行はゆりの病院に急行した。


宮永は病院で当直のゆりの姿を追っていた。
そうとは知らず休憩を取っていたゆりの背後に宮永の姿が。
宮永はゆりの首を絞めた。
「恨むなら親父を恨め」と言って。
首を絞めていた犯人が一瞬ためらったかのように手をゆるめた。
その瞬間真野らが現場に到着、宮永は拘束された。


真田ゆりは一命をとりとめた。
彼女は自身の希望で沢口から事件の真相を病室で聞くことに。


15年前、宮永は中原さちえという恋人がいた。
彼女は工事の落下現場にあって担ぎ込まれたがその後死亡した。
そのとき、緊急手術を担当したのが被害者の真田和寿だった。


ここまで沢口は話すと口をつむんでしまった。


真野は真田ゆりが心臓移植の手術を受けていることを確認した。
そして、それがすべてのはじまりだったのだと語った。
沢口が続けた。


中原は宮永の見舞いのために折り鶴を折って見舞う途中、工事現場の落下事故に巻き込まれてしまった。
緊急手術中、宮永の恋人であった中原は死亡してしまった。「脳死」と診断されて。


腑に落ちないまま時が過ぎ去っていったが、当時の手術に立ち会った医師の三井敦子が学会のために戻ってくることに。
三井は葬式で真田ゆりが出会った謎の女性である。
それを知った宮永は学会で三井を待ち伏せ当時の真相を話すように迫った。
そこで彼女は「悪いのは全部真田先生なの!」と訴えたそうだ。


当時真田和寿の元にはドナー協会から移植の順番が近いという通達がきていたそうだ。
しかし、その順番が来る前に真田ゆりが危篤状態になってしまっていた。


「このままでは間に合わないかもしれない…」と焦っていた真田和寿のもとに真田ゆりと同い年くらいの少女が運び込まれた。
その少女こそが「中原さちえ」だった。
中原は恋人(宮永)が白血病だったためドナー登録をしていた


中原の心臓を娘に移植すれば娘は助かるかもしれない…
そう思った真田和寿は中原に筋弛緩剤を投与した。
その結果、中原には脳死という判定がなされて彼女の心臓が真田ゆりに移殖された。
このことを知った宮永は真田家族に復讐することを誓ったのだった。


事件当日、真田和寿と宮永は最期にこんな会話をしていた。
宮永は真田を追い詰めてこう言った。


「さちえは、何も悪いことをしていない。おれはあいつがいたから生きていられたんだ!お前はさちえの心臓だけじゃなくて、おれの人生も奪ったんだよ!許さない…おれは絶対にお前を許さない!」


真田は宮永から距離を取りこう言った。


「すまなかった。」そして、真田は涙ながらにバルコニーの手すりに上がり、宮永と向かい合った。


「あの子のことを、私もずっと想っている。彼女のことを、一日たりとも忘れたことはない。本当に、申し訳なかった。」
そう真田が言い終わると彼はくるりと向きを変えた。
そこで宮永が真田を突き飛ばしたのだった。


これを聞き終わると、真田ゆりが尋ねた。


私、生きていていいんでしょうか?私の心臓は私のものじゃない。無理やり、人から奪ったものなんですよね。


「ぼくが診察室に駆けつけたとき、宮永さんはせき込むあなたのそばで立ち尽くしていました。彼は、恋人の命を奪った真田さんも、それを受けて生きているあなたも、どちらのことも許せなかった。だからあなたも殺そうとした。でも、最後の最後に復讐をやめた。泣いていたんです。宮永さんは、あなたをじっと見下ろして、泣いていたんです。おそらく、首を絞めているときに脈動を感じたのでしょう。その瞬間、亡くなった恋人の心臓があなたの中で生きていることを実感した。きっと思ったんです。この手で、愛する人の心臓を止めることなんてできない。真田さんのやったことは許されることではありません。ですが、あなたは受け継いだ命を大切にしていくべきです。ぼくはそれが真田さんと、中原さちえさんの望みでもあると思います。」


沢口は帰りにこんなことを口にしていた。
「これでよかったんでしょうか?ゆりさんは真実を知ることで遺族は救われるって。でも、こんな悲しい真実、突き付けたくなかった。これなら、知らなかったほうがましです。なんの救いにもならない。」


これを聞いた真野はこう答えた。


「どんな真実であったとしても、知らないほうがいいことなんてない。進むべき方向がわからなくなって立ち止まっているのは、何よりもつらい。遺族は、真実を知ることではじめて前に進めるんだ。お前はよくやった。」


沢口は明るくなり、仕事も精力的にこなすようになった。
しかし、真野の瞳はなんだか暗かった。真野は夜帰っているとき、公園で少年の幻覚を見た。
しかも首つりの映像もうつっていた。最後に真野がこうつぶやく。
「あの日何があったの?教えてよ兄ちゃん。」
一体、真野はどんな過去を抱えているというのか。

3話あらすじとネタバレ解説



8歳の松戸桃が友達と公園で秘密基地のようなものをつくって遊んでいた。
しかし、翌日森林で遺体で発見された。死因は窒息死だった。


首には抵抗したと思われるひっかき傷も残っていたことから、絞殺だと思われた。
うつ伏せで発見されたが、背中に土の汚れがあったことから、仰向けで殺されたあとうつ伏せで遺棄したことになる。
学校付近で不審者目撃情報もあった。


虎丸良平(船越英一郎)は被害者は性的虐待を受けた可能性が高いとして体液の鑑定を依頼したが、鑑定した結果、衣服に体液の反応はなかった


鑑定結果の報告をしているときに虎丸の先輩、鶴見茂(大地康雄)が現れた。
いわく、20年前と10年前に連続幼女殺人事件があったそうだが、それと手口が酷似しているというのだ。
当時の犯人は公園にいる幼女を誘い出し首をしめて殺害しており、性的暴行は行っていなかった。
当時の犯人の決定的な証拠は見つかっておらず、犯人も特定できないままでいた。
彼は今までずっとこの犯人を追い続けてきた。被疑者は西内智幸(池内万作)。


西内は児童館でボランティアとして働いていた。
虎丸は被害者の両親に話を聞いてみたことがあったが、二人ともお互いに相手を責めていて、話をできる状態ではなかった。
どうやら以前から夫婦仲は悪かったようだ。


鶴見と虎丸の何気ない会話の中で、鶴見は家族の様子を伺っていた。
しかし、虎丸は仕事から離れられなくて夫婦仲が険悪に。
結果、5年前に離婚してしまったそうだ。


証拠を求め事件現場の林に向かうと、一行はタバコの吸い殻を発見した。
西内もタバコを吸っていてなおかつ落ちていたものと同じ銘柄のものだった。
そして鑑定すると西内と検体のDNA型が一致した。


それをもとに西内の取り調べを行った。しかし、西内は「僕は公園になんて行っていない」との一点張りだった。
取り調べ中、被害者の母親が署に来ていた。そして少し遅れて父親も。
彼らはここでも言い争っていた。
父親は今までずっと仕事を優先にしていて家族を蔑ろにしていた。それを母親が責めていた。


真野礼二(錦戸亮)は現場に落ちていた折れた枝のことが気になっていた。沢口ノンナ(新木優子)が「ここに、二人だけの基地をつくって遊んでたんですよね…」とつぶやいた。
真野は何かを思いついたように、沢口ともう一度現場に向かった。
現場に行くとそこには事件当日に一緒に遊んでいた三島唯がいた。
唯は「ごめんね」と言って手を合わせていた。沢口は唯に声をかけた。しかし彼女は怯えて走り去ってしまった。


真野は署に戻ってからも鑑定を続けていた。
すると、吸い殻は水に濡れていることがわかった。真野は虎丸と鶴見がいる捜査本部に向かった。


吸い殻は木の根元にあり、そこにはビニールシートが張られていた。
ビニールシートが取れたころには雨があがっていて、その後雨が降ることはなかった。
だから真野は吸い殻が雨に濡れることはなかったはずだと虎丸に言った。
虎丸は直接雨に濡れてなくても土砂から滲み出ることだって考えられると反論。


しかし真野は調べた結果おかしなことがわかったと言う。タバコに染み込んでいた水からは塩素が検出された。
つまり、タバコが濡れたのは雨ではなく水道水だったのだ。水道水がタバコにかかるとすれば、水飲み場の水がかかるか、灰皿にためてあった水に浸かるかのどちらか。


しかし、森林からは二つともだいぶ距離があり、あの場所にあのタバコがあるのは不自然だった


そこで、真野は鶴見があのタバコを使って証拠をねつ造したと考え鶴見を問いただした。鶴見は頷いた。


するとこれを聞いた虎丸が激怒。「ねつ造しただと…?なめてんじゃねーぞ。あんたがなあ西内のことに拘るのは勝手だがなあ、刑事にはやっちゃいけねえことがあるんだよ。馬鹿にすんのもいい加減にしろ!!」そして虎丸は、証拠隠滅罪で鶴見を逮捕した。


帰り、真野は沢口に言った。「あんなのはよくある話だ。警察なんて信用できない。だから俺たちが真実を見つけるしかない。」


虎丸は科捜研を訪れ謝罪した。「申し訳なかった。鶴見がやったことは刑事として最もやっちゃいけねえ恥ずべき行為だ。それに関しては弁明の余地もない。」しかし、鶴見の執念がわかると言って彼が持っていた手帳を真野に渡した。


鶴見は20年前、一人の少女が「誰かに追われている気がする」と言って鶴見のいる交番に駆け込んできた。
しかし鶴見は忙しくて彼女を待たせてしまった。
彼の仕事が落ち着いて話を聞こうとしたとき、もう少女はいなかった。
そして、彼女は殺害された。


鶴見は自分を責めた。
あのとき、ちゃんと話を聞いて家まで送り届けていたら…と。
10年前も同じ事件が起きた。そのときようやく警察は西内にたどり着いたが、決定的な証拠はつかめなかった。
そして、今も同じ事件が起きてしまった。鶴見は定年を間近に控え焦っていた。そこで証拠をでっちあげてしまったのだ。


真野と虎丸は鶴見のもとを訪れ、10年前に事件の公園で撮影された携帯の動画はどのようなものか尋ねた。
それは、公園にいたカップルが遊び半分で撮影したもので、一瞬だけ少女と男の姿が映っていたものだった。
しかし、男は帽子を目深にかぶっていてよくわからなかったそう。
持ち物はスーパーの袋を持っていただけ。服装も量販されているもので購入ルートは探れなかった。


真野は10年前の証拠画像の解析に入った。
真野はジーンズの縫い目の部分にあるバーコードのようなかすれを分析した。
これは同じジーンズでも二つとして同じものはないそう。
解析してみると、西内が所持していたジーンズと画像にうつっているジーンズが一致した。当時、西内が犯行現場にいたことが実証されたのだ。


西内は逮捕され、20年前と10年前の犯行を認めた。しかし、松戸桃殺害については否定した。


真野がルミノール検査を追加で行ったところ、セーターの両脇部分、両靴下のくるぶし部分、ロープの繊維の隙間に微量の血痕が見つかった。
血痕のDNA型を調べたところ、持ち主は女性であることが判明した。


松戸桃が着ていたセーターは汚れていたが靴下は汚れていなかった。なので足を引きずって遺体を運んだ可能性が高い。
沢口が試しに両脇を抱えて運び出そうとしたが重くて引きずることができなかったが、足を持つ方法なら運ぶことができた。
つまり、加害者は最初脇を持って運ぼうとしたが運べなかったから足を持って運んだことがわかった。


しかし、被害者の松戸桃はまだ子どもで、体重は21.5kgしかなかった。
大人がその体重しかない子どもを運べないことは考えにくい。
すると、一人しかなかった。事件当日一緒に遊んでいた三島唯だ。唯は真野らが出会ったとき絆創膏を人差し指にしていた。


虎丸は唯が話した事件の真相を被害者の両親に告げた。


唯は桃に暗くなったから帰ろうとしたが桃はまだ帰りたくないと言った。
桃は唯にこう言った。「パパとママを仲直りさせる方法、思いついちゃった。」桃は自殺の振りをして両親を驚かせようとした。


桃は「練習する」と言って、木の枝にロープを結びロープを首に巻いた。
しかし、枝が折れてしまった弾みでロープは桃の首をきつく締めてしまった。
ロープをほどこうとすればするほどロープは首に固く食い込んだ。唯の人差し指の傷は、ロープを懸命にほどこうとしたときにできた傷だった。ようやくロープがほどけたときには、桃は亡くなっていた。
まだ幼い桃は、これがばれたら警察に捕まるんじゃないかと恐れた。
そこで遺体を引きずって林に隠した。「桃ちゃん、ごめんね。」と何度も言いながら。


事件の内容を両親に告げた虎丸はこう言った。
「娘さんは、ご両親が仲良くすることを願っていました。その願いが叶うかどうかは、あなたたち次第です。」


沢口は、桃が両親に直接「仲良くしてほしい」と訴えなかったことを疑問に思っていた。
真野は親に言っても聞いてもらえなかったからじゃないかと言った。
それを聞いて沢口はつぶやいた。


「悲しいですね。亡くなった想いを見つけ出すことが科捜研の仕事だけど、本当は生きているうちに大切な人に想いを伝えたり、伝えられない想いに気づいたりするのが一番。でもみんな、日々の忙しさに追われて、自分のことに精一杯で、そんな余裕をなくしてる。それは仕方ないことだけど、失ったあとでどうしてちゃんと話を聞いてあげられなかっただろうって後悔することになる。」



4話あらすじとネタバレ解説



科捜研の同僚である相楽一臣(山崎樹範)の兄、浩司が自宅で遺体で発見された。
この鑑定を真野礼二(錦戸亮)が行うことになった。


浩司の死因は、頸動脈を切られたことによる出血死、凶器は包丁だった。
また財布など貴重品も盗まれていた。しかし、争った形跡はなく犯人の足跡なども一切残されていなかった。
虎丸良平(船越英一郎)は「これは完全犯罪だ」なんて言っていたが、真野は「この世に完全犯罪なんて存在しません。証拠は必ず見つけます。」と宣言した。虎丸はこれを聞いて「期待してっぞ。」と呟いた。


沢口ノンナは一臣に対して「臨場では何も見つけられなかったけど、必ず証拠を見つけます。」と言ったが、一臣は「身内の事件だからって特別頑張ることない。」と諦めていたようだった。


虎丸は一臣に「兄は誰かから恨まれるようなことはあったか?」と聞いた。
一臣はたくさんいるだろうと推測した。
浩司は事業を起こしたいだの嘘をついて色んな方面からお金を借りていた。
一臣も合計300万ほど借しっぱなしだそう。
しまいには、「あいつは殺されても仕方がなかった」とまで言った。


沢口は犯人の足取りがまったくつかめないことに焦っていた。
真野はひとつだけ気になることがあるという。
彼は、引き出しに残っていた飛沫血痕は不自然であると指摘
警察は犯人は殺したあとに部屋を荒らしたと言っていたが、すると部屋を荒らす前に犯人に殺されたのだから引き出しに血痕がつくはずはないと真野は考えていた。


虎丸は被害者の家の中から浩司の生命保険の証券が出てきたのだ。
その証券は保健期間が間近だったことから、その受取人に指名されていた相楽千尋に話を聞いた。
しかし彼女いわく、受取人は浩司の叔母に変更されているそう。


事情聴取が終わった一臣は科捜研にくると、真野らがまだ鑑定していることに気づいた。
そして鑑定依頼が出ていないのに勝手に鑑定をしていることに激怒した。
また、「借金がらみで殺されたのだから犯人はすぐ特定できる」と言った。真野は借金づけだからそれ絡みで殺されたと断定するにはあまりに短絡的すぎると反論。
しかし浩司は「証拠証拠ってうるせえんだよ!お前は鑑定がしたいだけなんだろ?人に興味ないくせに。これ以上この事件に首突っ込んでくるんじゃねーよ!」と吐き捨て帰ってしまった。


勤務後、沢口は一臣が一人で飲んでいるところを発見、一緒に飲むことに。沢口は、真野は一臣が思っているような人だとは思えないと彼に言った。
さらに、真野は「鑑定結果は被害者が残した想いだ」と言い、誰よりも必死になって真実を探そうとしていると続けた。
そして、「相楽さんは真実を知りたくないんですか?」と問うた。相楽は、昔は兄弟仲が良かった、しかし大人になってからは浩司は周りにどんなに迷惑かけてもまったく悪いと思っていないその態度がどうしても許せなくなり、そして縁を切った。だから、もう彼の死の真相なんてどうでもいいそうだ。


飲み会の帰り、二人の前に虎丸と猪瀬祐人(矢木悠馬)が現れ、一臣に重要参考人として任意同行を求めた。
彼らが発信履歴を確認したら相楽兄弟が通話していたことを確認。
また、防犯カメラで実際に会っていたことも確認した。
警察は一臣が浩司を殺したのではないかと思っていた
一臣自身も2000万円の借金があり、お金に困っていたからだ。


後日、警察は強制的に相楽の家宅捜索を行おうとしていた。
そのとき真野が現れ、彼は被害者の毛髪を解析した結果、大麻の成分が検出されたと虎丸に報告した。
警察は大麻関連の犯罪に巻き込まれた可能性があるとして売人を追うことに。


浩司が大麻を使っていたことが発覚したことがわかった一臣はいきなり真野に殴りかかった。
一臣が真野に鑑定をさせたくなかったのは、浩司が大麻をしていることを知られたくなかったからだった。
一臣は人の迷惑をかけないようにと今日まで生きてきた。


しかし、身内から犯罪者が出てしまうなんてことは、迷惑以外の何物でもなかった。
だから、一臣が彼の発見したとき、大家に通報させ、自分は真っ先に大麻の処分を考えた。
しかし、大麻の痕跡はなかった。
だから、自分さえ何も言わなければ大麻のことはばれるはずはないと思っていた。
一臣は真野に「お前はただ、人の秘密を暴いて楽しんでいるだけだ」と言って去ってしまった。


浩司は三日前、50万円のお金を一臣に渡そうとしていた。(それらは一臣によって捨てられてしまった。)沢口は浩司がなぜ事件前そんなお金を持っていたのか気になるからと捨てられたお金を集めて調査しようとしたが、同僚たちは相楽にとってより辛い事実があるだけだから警察に任せればいいと言って止めようとした。
しかし沢口は、それでも、真相を追及するのはやめてはいけないと言って聞かなかった。


沢口が一臣と浩司が会った現場に向かいお金を拾い集めていたら、足を滑らし転倒してしまった。すると誰かが手を差し伸べた。真野だった。
さらにその後、科捜研の同僚である水沢英里(岡崎紗絵)と市原浩(遠山俊也)も現れ手伝うことに。
また、彼らがお金を集めているときに、真野はもう一度臨場を行った。


真野と沢口は一臣を事件現場に呼び出した。
見ると、犯人が返り血を浴びた形跡がどこにもなかった。つまり、犯人は不在、浩司は自殺していたのだった。


司法解剖の結果、浩司は胃がんに侵されていて余命三か月の状態だった
真野いわく、彼は保険のために殺人を偽装する必要があったそうだ。
なぜなら、保険金目当ての自殺では保険金が受け取れない可能性があったからだ。
そしてその保険金を、借金を抱えてしまった弟の相楽一臣に残そうとしたのだ。


沢口は拾った封筒を鑑定し、特殊な油分が付着していたことを知った。
虎丸が調べたら、特殊な油分が使われていたのは家の近くの工場だということがわかった。
浩司は一年前からその工場で働いていたのだった。
また、浩司はがんに侵されても治療費にあてたくなかったから病院には通わず働いた。しかし、痛みはひどくなっていった。そこで、大麻で痛みを止めながら働いていたのだ。


そうやって貯めたお金を弟に渡そうとしたが受け取りを拒否されてしまった。
どうしたらお金を受け取ってもらえるかと考えた結果、自分が死んで保険金をあげるという方法をとったのだ。
一連の流れを聞いた一臣はその場で泣き崩れてしまった。


警視庁刑事部長の壇浩輝(千原ジュニア)が何気なく書類を見ていたとき、ふと真野の履歴書を見つけた。壇はどうやら真野のことを知っているようだが…?



5話あらすじとネタバレ解説



科捜研のもとに、虎丸良平(船越英一郎)から鑑定依頼が届いた。
被害者はスナックに勤める海東奈津美で、遺体は山に捨てられており、死後三日が経過していた。死因は脳挫傷だった。


現場には被害者が引きずられた跡があった。
また、被害者のもとは違う色の髪が見つかった。
毛髪の鑑定を行った沢口ノンナ(新木優子)は驚きの声をあげた。
毛髪のDNAは、18年前に誘拐されてそのまま行方不明になっていた島本優(当時は乳児だった)のものと一致したのだ。


捜査一課が会議をしていたら、とある情報が舞い込んできた。
被害者は島本優の誘拐事件が起きた鶴竹町に18年前住んでいたのだという。


沢口が遺体のそばにあった毛髪をすべて調べた結果、すべて優のものだったことが判明した。
沢口は両親がずっと探してきた娘が犯人なんて…と呟いたが、同僚はそれはまだ憶測だから優の無実を祈ろうとお沢口を励ました。


水沢英里(岡崎紗江)は沢口と真野礼二(錦戸亮)の様子を見て、沢口に「二人はお似合いだと思うよ?」とそっと耳打ちした。
すると真野は、明日の休み空いているかどうかを尋ねた。
沢口が予定はないと言うと「付き合ってほしい」と言った。


次の日、その誘いがデートの誘いだと思った沢口は、妹から借りた勝負服を着て現れた。
しかし真野は、いつもの科捜研の服装だった。
真野はどうしても気になることがあるから臨場に立ち会って欲しいと言った。


臨場中、真野は掘られた形跡を発見した。
被害者のポケットに土が入っていたことから、被害者は一回埋められた可能性があると考えていた。


18年前の誘拐事件で、優の両親は血まみれになって死亡していた誘拐犯、神崎徹を発見していた。
そのとき神崎を殺したのは、海東奈津美なのではないかと捜査一課は考えていた。
彼らの調べによると、18年前海東は風俗店で働いていて神崎はその常連客でプライベートでも交際があった。


その後、海東は子どもを授けたが、彼は中絶するように強要していた。
海東が悲しみに暮れる中、子宮頸がんが発覚し子宮を全摘出して二度と子どもが産めない体になってしまっていた
だから、復讐のために神崎を殺したのではないかと考えたのだ。


虎丸は事件現場にあった包丁の鑑定を依頼した。


沢口がその鑑定を行ったところ、包丁から神崎の血液が検出された。
これで、18年前神崎を殺したのは海東であることがほぼ確定した。


もし神崎を殺したのが海東であるならば、海東は優をさらった可能性が高い。
すると、事件現場に毛髪が落ちていた優が犯人ならば、復讐のために海東を殺したことになる。


両親とようやく再開できるにも関わらず、こんなの悲しすぎると沢口は悲嘆の声を漏らした。
「だから優さんの無実を信じたい…」沢口がこう言った矢先に速報が入った。
島本優が殺人の容疑を全面的に認めたというニュースだった。


後日、優の証言の確認作業が行われた。
優は人気のない河川敷に海東を呼び出し拾った石で海東の頭部を殴りつけ、凶器の石は川に投げ捨てた。
遺体はレンタカーで山に運んだ。


1歳で児童養護施設に預けられた彼女は「遠藤れいか」という名前で育てられていたそう。
凶器は見つからなかったものの、鑑定の結果、優の証言が立証された。


島本夫婦は優と血縁関係があるかどうか、親子鑑定を受けていた。
すると、母親はDNAが一致したが、父親は一致しなかった。
真野は「この事件には、まだ何かが残っている。」と言った。


沢口は事件現場の土の中にあった毛髪を鑑定した結果、海東のものであることが判明した。
海東は一度埋められてから別の場所に移動させられたのだ。


また、真野は事件現場に落ちていた優の髪を調べると、すべての髪に毛根があることがわかった。
優はわざと髪を抜いて事件現場に落としていったのだ。


虎丸が優が預けられた施設を調べたところ、母親代わりに優を育ててきた施設の職員上野と海東は、数日前激しく言い争っていたことが判明した。
虎丸は本当は海東を殺したのは優ではなく上野ではないかと優に問うたが、優は否定した。


後日、虎丸は上野の取り調べを行った。上野は事件のあらましを語った。


海東は神崎が誘拐した子を押し付けられるような形で育ててきた。
しかし、神崎が自分の子を産めないことを嘲笑したことに腹が立った海東はその子の目の前で殺してしまった。


もう、これ以上自分が面倒を見ることはできないと思った海東は施設を回った。
上野は最初は犯罪が絡んでいる子なんて育てられないと言って断ったが、ちょうど資金難だったことから、巨額の金を受け取る代わりに優を施設で育てることにしたのだった。


おかげで施設の経営は順調だったが、上野は誘拐した子をかくまったことをえさに、海東から何度も脅されていた。
それで上野は海東と口論をしていたが、殺人は否定していた。


真野、沢口、虎丸は島本夫婦と話をしていた。
そのとき、島本の妻、あやかが自分が内に秘めていた真相を語った。


島本優は、島本あやかと神崎の子だったのだ。
あやかと神崎は学生時代付き合っていた。


その後、あやかが島本と結婚してから神崎はあやかのもとに再び現れ、あやかを脅すような形で、何度も体を求めた。
そして優が生まれ、あやかは夫と自分の子だと思い育てることにしたそう。


しかし、また神崎があやかの前に現れた。
神崎は姿を見せるのはこれで最後だと言った。


その代わりに、3000万をあやかに要求した。
もちろんそんな巨額なお金は出せなかった。
そこで、「誘拐」という方法を取った。
神崎がお金を受け取れば優はあやかのもとに戻ってくるはずだった。
しかし、神崎は殺され優の姿はなかった。


警察は、海東を殺したのは上野だと考えていた。
上野は石で海東を殺したが、足が不自由なため遺体を運ぶことはできなかった。
そこで、優を呼び出し遺体の処理を代行してもらったのだ。


優は上野の身代わりになったが、優は上野を守っていたのではなかった。
彼女が本当に守りたかったのは実の母親であるあやかだった。


優ははじめ、遺体をわかりにくい場所に埋めていたが、発見されやすい場所に移動させていた。
その間三日あった。その三日の間に、優は実の両親に会いに行っていたのだ。


島本夫妻がビラ配りをしているところに彼女は出向いた。
そこで彼女が見たのは島本家の笑顔だった。上野が殺したことがわかれば、実の母親の秘密がばれてしまう。
この笑顔を壊すわけにはいかない、そう考えた優はすべての罪を自分が背負うことにしたのだ。


後日、優はすべてを自供し、上野も逮捕することができた。


沢口と虎丸らが家族の話で盛り上がっているとき、真野のもとに一本の電話が入った。
電話主はこう言った。「話がある。きみのお兄さんのことだ。」



6話あらすじとネタバレ解説



河川敷でホームレス男性の変死体が発見された。
被害者は新妻大介で高校三年生のときに失踪して以来行方がわからなくなっていた。
死因は溺死だったが、肺やのど、鼻には液体が残っていたものの体は一切濡れていなかった。


血中からは薬の成分が検出され、薬の併用により意識が混濁したものと思われた。
さらに現場には血液が付着した軍手も残されていた。


鑑定の結果、軍手には男性一人女性二人の血液が検出されたが、かなり古いものらしくデータベースで照合しても誰のものかは明らかにならなかった。


真野礼二(錦戸亮)たちは事件現場に向かった。
そこで早川と名乗る新妻が高校のときの担任がやってきた。


虎丸良平(船越英一郎)は彼に新妻が失踪した理由を尋ねた。
早川いわく、新妻は友人が家族を刺殺し彼自身も首を吊って自殺してしまったという事件(=武蔵野一家殺人事件)を起こしてから精神的に様子がおかしくなったそう


真野は一人でホームレスらがテントを張って暮らしているところに向かった。
そこのホームレスたちに聞き込みをしてみたが有効な証言は得られなかった。
そこで、ホームレスたちがいなくなったときを見計らって、特にお金がありそうなホームレスのテントの中に入り、冷凍庫にあった氷を採取した。
真野が出た瞬間、真野はホームレスの集団に襲われてしまった。


真野が気が付くと、そこは病院で目の前には早川がいた。
早川は遺族のために遺品を探そうと思いそこに来ていたのだ。


真野は突然「源義一」という名前を挙げた。
彼こそ25年前の武蔵野一家殺人事件で自殺した本人であり、真野の兄だった。


真野は自分の兄のことで知っていることをなんでも教えてほしいと頼んだ。
早川は新妻と源の関係はとても友人関係とは呼べないと言った。


義一はイジメを受けていて、その主犯の一人が新妻だったのだ
いじめのターゲットがあんな事件を起こすとは思っていなくて、罪悪感から彼の人生は狂ってしまったのではないかと早川は言った。


警察はホームレスたちを暴行で逮捕、さらに捜索した結果、テントの中から薬物が大量に出てきた。
彼らはこれを売ってお金を稼いでいたのだ。
さらに、真野が採取した氷と遺体に残っていた水の成分が一致した。


猪瀬祐人(矢本悠馬)は氷を誤飲したことによる窒息死なのではないかと言った。
いつもなら反論する真野もこのときはおとなしかった。


真野が武蔵野一家の鑑定を担当していた藤田晋太郎の家に向かうと、彼の家から貝塚律子(小雪)が出てきた。


真野は藤田の妻から、藤田は肝臓がんで15年前にすでに亡くなっていることを聞かされた。


早川は真野を呼び出し、当時いじめを認識しておきながら何もしなかったことを謝罪した。
当時のことを早川はずっと覚えていた。


だから新妻の死を知ったときはなんともやりきれない気持ちになり、何度も事件現場を訪れていたのだ。
早川は「お兄さんを助けられなくて、そのせいできみを独りぼっちにさせてしまって、ほんとに申し訳ありませんでした…!」と深々と頭を下げ謝罪した。


真野は早川にこう言った。


「兄は不登校になったけど、諦めていたわけではなかった。僕も姉も、兄のことを応援していました。兄は、どんなに苦しいことがあったとしても、家族を殺して自分も命を絶つなんて真似は絶対にしない。」


真野は武蔵野一家殺人事件の犯人は兄ではないと思っていた。


科捜研で事件のことを調べていたとき、遺書があったためろくに捜査がなされていなかったことがわかった。


警察は最初から兄が犯人だと思っていたのだ。
だから真野は「警察なんていい加減なものですよ。信用に値しない。」と早川に言った。


真野は早川に当時の新妻について何か知っていることはないか尋ねた。
すると早川は、刑事が新妻のところに何度も来て事情聴取を行い、指紋も取っていたと証言した。


真野は何か閃いた様子で誰もいない研究室に向かい、血がついていた軍手を手に取った。


貝塚律子(小雪)が歩いていると、真野が追いかけてきて、「武蔵野一家殺人事件」のことを追っていると話した。


貝塚はホームレスの事件はもう終わったことだと言って立ち去ろうとしたが、真野は新妻の死に武蔵野一家殺人事件が関わっているかもしれないと話した。


さらにこう続けた。
「武蔵野一家殺人事件が起きた源家には、一人だけ生き残った者がいます。当時小学生だった、一番末の弟です。彼は学校に行っていたため、事件発生時には家にいなかった。…僕がその生き残り、源礼二です。」
彼は親戚の家に養子に入ったため姓が変わったのだ。


この話を聞いた貝塚は、そのまま動かず何度もため息をついていた。
しかし、しばらくすると誰もいない研究室に向かい、パソコンを立ち上げた。
そして軍手のデータを開くとそのデータの数値を変えた。


するとそこに真野が現れた。
真野はデータを改ざんしても無駄だと言った。


真野はすでに軍手と家族のDNA型の鑑定を済ませていたのだ。
真野が鑑定すると、軍手に付着していた血痕のDNA型は父、母、姉のものであることが明らかになった。軍手には鑑定した跡があった。
事件の証拠品だったのに、捨てられていたのである。


貝塚は当時、科長の下について事件を担当していたからすべての証拠品を見ていたはずだった。
なのに軍手を見ても知らないふりをしていた。


「あなたは嘘をついている。データを改ざんしてまで、あなたは何を隠そうとしているのですか?」と真野は貝塚を問い詰めた。


貝塚ははーっと深いため息をついたあとこう言った。「わかりました。…すべてを、話します。」


当時、DNA鑑定はまだ研究段階だった。


しかし藤田はこれからはDNA鑑定が主流になると思い、検体を多く残そうとしていた。
「真実を未来へつなぐために」と言って。
しかし、上から「事件に関するすべての資料を提出しろ」と命令がきたそう。


そして、改ざんされた資料と取り換えられた。


改ざんされた資料は、今も科捜研で保管されているものだった。
貝塚は藤田が亡くなったとき、その妻からある物を渡されていた。
そのある物の存在が真野に知られると困るから、先回りして口止めしていたのだ


そのある物を真野に見せた。
それこそ、改ざんされていない鑑定データと捜査資料だった。
それは藤田がひそかに書き写していたものだ。


貝塚は、真野が武蔵野一家殺人事件の生き残りであることを知っていた。
しかし、真野のことが心配だったからこのことを話せなかったそう。


貝塚は真野にこう言った。


「聞いて、真野くん。これは私たちではどうすることもできない問題なの。証拠はすべて処分されてしまった。真実にたどり着くことは不可能なの!…これ以上、あなたに苦しんでほしくない。どうか、前に進んでほしいって、そう思ったから。だから、近づけたくなかった。でも、どうするか決めるのはあなただし、私はそれを止めることはできない。」


真野は、その資料を手に取った。



7話あらすじとネタバレ解説



残された調査資料から、姉の仁美が妊娠していることを知った真野礼二(錦戸亮)は早川に会い、心当たりはないか尋ねたが手掛かりは得られなかった。


沢口ノンナ(新木優子)は科捜研の同僚と合コンした帰り、一人の女性が複数の男性に絡まれているところを目撃してしまった。
そこで助けようと割って入るが力の劣る沢口は突き飛ばされてしまう。
しかし、そのときにノンナが科捜研だと知るやいなや、男性たちは逃げていった。


虎丸良平(船越英一郎)は、課長から、本来仕事でないはずの交通事故の捜査に加わるように命令を受けた。


その交通事故というのは、都議会議員の伊集院の秘書である住井が起こした交通事故で、真夜中に徘徊していた認知症を患っていた男性をはねて死亡させてしまったというものだった。


虎丸は所轄の刑事である柏原依子(宇野実彩子)とともに科捜研に鑑定を依頼した。
真野とノンナはエアバッグを鑑定してみたが、マスクの繊維が付着していただけで有効な手がかりは得られなかった。


科捜研の同僚二人は、同じ場所で立て続けに襲われ、二人とも持っていたバッグを強奪されてしまった。


真野は現場に残されていた手掛かり(血痕の飛び散り具合、車のへこみ具合など)から割り出されたデータでシミュレーションを行った。
すると、これくらいの衝撃で人体とぶつかった場合、運転手なら右肩にあざが残るはずだと虎丸らに説明した。


虎丸と柏原は伊集院とその秘書の肩のあざを見せてもらうことに。
すると、伊集院は左肩にあったが、運転し書類送検された秘書にはあざがなかった
秘書はシートベルトをしていなかったからだと供述したが、虎丸は運転していたのは別の人物だと推測していた。


ノンナが帰宅すると、二階から物音が。
はじめは妹の物音だと思っていたが、様子を見に行くとまったく知らない男性の姿が。


その男性はノンナに襲い掛かったが、妹が様子を見に来ると逃げ出した。
現場検証には真野もやってきた。
真野は犯人の手に触れたノンナの手の爪を採取した。


エアバッグに付着した芳香剤の中に、香水の成分も検出された。
このことから、運転手は秘書以外の女性である可能性が高かった。


虎丸は検出された香水と同じような成分の香水を集め、真野らに鑑定を依頼した。
ノンナはある香水の匂いを嗅ぐと声をあげた。
それは、絡まれているところをノンナが助けた女性がつけていたものと同じだったのだ。


さらにノンナはそのときの女性が持っていたパスケースを間違えて持って帰ってきてしまっていた。
そのパスケースのDNA型を調べたが、該当者は出てこなかった。


真野がパスケースに入っていた交通カードの履歴を調べていると、コインロッカーを使用した形跡があった。
科捜研の同僚を次々襲ったのは、交通カードを奪い返し、コインロッカーの中身を見られないようにするためだったのだ。


ロッカーの中身を見た真野たちは伊集院のもとに。
伊集院の車は、伊集院の愛人の大貫が運転していて、車内で喧嘩になってよそ見をしていたら被害者と追突してしまった。
愛人の右肩には確かにあざがあり、自供もしていた。


さらに、気を失っていたはずなのに、電話には事故発生直後に住井への発信履歴があった。
この事実を伊集院に突きつけると、住井が反論した。


住井いわく、確かに車に載っていたのは大貫だったが、大貫が電話をかけてきたのだそう。


しかし虎丸たちは納得しなかった。
虎丸はコインロッカーの中に入っていたものを伊集院に見せた。
それは大量の違法薬物だった。
さらに虎丸はこの大貫の話には続きがあると説明した。


事故を起こした伊集院は車の中にあった薬物を大貫に渡し車から立ち去るように命令した。
警察の姿を見つけた大貫はコインロッカーに薬物を隠した。


その後大貫は運悪く男性の集団に絡まれてしまい荷物を落とした。
ノンナたちが割って入っている間に荷物をかき集めて逃げ去ったがパスケースはノンナのものだったからコインロッカーのカギを開けることができなかった。


そこで伊集院は自分を助けた科捜研の人々の写真を撮ってくるように指示、彼女たちを自ら襲ってパスケースを探すがどれも空振りに終わったのだった。


これを聞いた伊集院は逆上し、ノンナの腕をつかんだ。
「お前ら、言いがかりも甚だしいぞ!」そこで真野がその腕をつかんだ。


「あなたのごたくは必要ない。鑑定結果が真実を教えてくれる。」


虎丸が伊集院を抑えている間に、真野は伊集院の袖をまくった。
そこにはひっかき傷があった。
それはノンナが襲われたときにつけたひっかき傷だった。


「彼女の爪に残った血痕からDNA型が検出されました。それとあなたのDNA型を検出すればおのずと答えは出るはずです。ほかに何か言いたいことが?」


後日、住井は身代わりを引き受けなければ、今まで伊集院が行ってきたすべての闇献金の責任を負わせると脅されていたのだと虎丸が説明した。


住井は強い信念を持って政治家になろうとしていたのだが、そのためにはどうしたって伊集院の後ろ盾が必要だからどんな仕打ちにも耐えてきたのだった。


ノンナは「それでは何の意味もない」と嘆いた。


虎丸はこう言った。


「それが現実だ。理想と現実の狭間で、なんとか折り合いをつけようと必死になってあがいていくうちに、一体自分がどこにいるのかわかんなくなっちまう。そして、理想とは程遠い場所にいるってことに気づかされる。」


しかし真野は「まだ間に合うかもしれませんよ」と呟いた。


「伊集院は失脚してしまった。でも、だからこそどこへでも行くことができる。彼女に、理想を取り戻すチャンスを与えたのは、あなたなんじゃないですか?」



8話あらすじとネタバレ解説



「ダチを…刺しちまった。」


警察が電話主のもとに行ってみると、そこには心臓を射貫かれ死亡している者と電話をしてきた御手洗治がいた。


沢口ノンナ(新木優子)は妹のカンナ(山谷花純)から、人気女優の橋本梨央を紹介された。


実は、梨央は刺殺事件の容疑者御手洗と同じ児童養護施設にいた幼馴染であるとノンナに言った。
仲良しだったはずの二人がこんなことになるなんてありえないと思った梨央はノンナに捜査を依頼したのだ。


被害者は根岸秀司。
死因は肝臓と心臓を刺されたことによる出血性ショックで死亡推定時刻は夜の9時から11時ごろだった。(御手洗の供述では、夜の11時ごろ。)


鑑識の写真を見た真野礼二(錦戸亮)は不自然な点を指摘した。


鑑識が0時ごろ撮った写真では遺体の血は黒く変色して乾いていたが、大量の血が一時間で乾くことはない。
最低でも二時間は必要だと言った。


すると、御手洗の供述と一時間ずれが生じる。
つまり、御手洗は殺害してから通報するまで一時間空けていたことになるのだ。


臨場に同行した真野は珍しいネコの毛が落ちていることを指摘した。


最近、その種類のネコをフリーライターの益山が購入していることが判明、虎丸良平(船越英一郎)が事情を聞くために彼の自宅を訪れると、彼はすでに何者かに殺害されていた。


その後の調べで、益山は御手洗が殺されたのと同じ日の夜8時ごろ殺害されたことが判明した。


さらに御手洗は、益山は根岸が殺したと供述した。
本来は二人で侵入するつもりだったが、根岸は一人で犯行に及び、その後御手洗は根岸と金の取り合いになったから根岸を殺したのだそう。


また、根岸を殺してから御手洗が自主するまでの間、出所してから独り占めするために、根岸が盗んだ金品と犯行に使用した凶器を土手に埋めた。


警察が裏取りすると、御手洗の供述通り金品と凶器が見つかった。
これで、空白の一時間の謎も解けた。


後日、虎丸らは梨央に話を聞くことに。


梨央は施設にきたころ、両親を亡くしたばかりで心に傷を負っていた。
しかし、そのとき梨央を受け入れてくれたのが御手洗と根岸だった。


二人は毎日一緒に遊んでいた。


しかし、彼らが成長して、梨央の女優の夢が叶えられるかもしれないという時期になると様子が一変した。


二人は鬱屈したような目で梨央を見るようになり、「施設を出たらもう他人だ」とまで言った。


二人と別れた梨央は、大女優の道を突き進んだ。


自分の夢が叶ったとき、真っ先に伝えようと思った人物が御手洗と根岸だったので二人に会おうとした。
しかし、彼らは振り込め詐欺に加担していて、警察に逮捕されていた。


梨央は、彼らに対して何もできなかったことを悔やむように泣き出した。


いつものように残業していた真野に、海塚律子(小雪)がこの事件について気になることがあると言った。


益山の金庫には指紋をふき取った跡はあったのに、血液反応は一切なかったのだ。


さらに、真野も血痕マップで奇妙なことを発見した。


御手洗の供述によれば益山を殺したあと金品を盗ったはずなのに、血痕マップを辿っていくと、犯人は益山を殺害したあと金庫に寄らずに立ち去っていたのだ。


また、現場には根岸とは別の足跡も見つかり、その足跡を辿っていくと金庫に立ち寄っていた。


根岸と同じ靴を履いていたが、圧力のかかりかたが微妙に違っていたため、真野は別の人物だと判断していた。
別の人物とは、御手洗のことだった。


つまり、御手洗は根岸と同じ靴を履き、彼に罪を擦り付けようとしていたのである。


金庫に向かう足跡の血痕は黒く変色してもいた。
それは、益山が殺されてしばらくしてから金品を盗んだことを意味していた。


しかし、御手洗は一貫して金を盗んだことだけは否定していた。
どうしても金を盗んだことだけは隠しておきたい理由があるようだ。


虎丸は御手洗の取り調べをするときに、ある資料を御手洗に見せた。
それを見た御手洗は、ついに真実を供述した。


ノンナの口から梨央に真実が告げられた。
益山の叔父は少女に連日性的暴行を加えていた。
しかし、ある日その少女は益山の叔父を殺してしまった。


その少女とは、梨央のことだった。


益山は梨央の事件を記事にしようとしていた。


この事件が明るみになったら梨央は女優を続けられなくなる。


そう思った彼らは、益山に記事にしないように頼んだ。


益山はその頼みを聞き入れたが、代わりに毎月30万円を要求してきた。


それから二人は昼夜問わず働いたが、やがて徐々に追い詰められていき、詐欺に加担したりもするようになった。


それでも、数年にわたって、二人は梨央を守り続けていたのだ。


しかし、そんな日々も限界を迎えることに。


根岸はこれ以上金を要求するなら警察に行くと益山に告げた。
益山は、それでもいいが梨央の事件を公表すると脅した。


もうどうにもならなくなった根岸はついに益山を殺してしまったのである。


益山を殺害した根岸は、益山の弟にナイフで刺されてしまう。
おそらく、死に際に益山が彼に連絡したのだと思われた。


血を流して倒れている根岸を見つけた御手洗は救急車を呼ぼうとしたが、自分はもう助からないと判断した根岸はそれを止めて、代わりに御手洗に罪を被るように頼んだ。


もし根岸を殺した益山の弟が逮捕されれば、梨央の過去が明るみになってしまうかもしれない。


だから、益山の弟が逮捕されないように、御手洗が根岸を殺したように見せかけようとしたのだ。


さらに根岸は、実際に御手洗に自分を殺すように言った。
指紋の付き方や、返り血の浴び方など、実際に手を下さなければ警察の目を欺くことはできないからだ。


根岸は最期にこう言い残した。


「治、俺たちは親にも恵まれず、ガキのころからクソみたいな人生を送ってきた。だけど、梨央は違う。あいつは、俺たちの希望だった。あいつには、いつまでも輝いていて欲しいんだよ。だから俺は死ぬ。そして、お前も罪を背負って生きてくれ。」


さらに梨央が女優になる前に冷たくあたったのもわざとだった。
二人は、梨央の過去が明るみにならないように、わざと自分たちから遠ざけたのである。


真野は泣きじゃくる梨央にこう言った。


「御手洗さんと根岸さんは、どこにいても、どんな時でも、あなたのことをずっと守ってくれていたんです。たとえ姿が見えなくても、どれだけ離れていても、心はつながっている。」


虎丸は御手洗の取り調べをしていた。


「根岸は橋本梨央の秘密を守るために益山を殺した。だが、益山がそれを知ってたという証拠はどこにもない。お前は取り調べ中嘘ばっかついてきたからなあ。信用できねえんだよお前の言うことなんか!」


また虎丸は部下にこう命令した。


「…根岸の益山殺しは動機不明ってことにしろ。」


最後に御手洗にこう言い残して立ち去った。


「ここまで、よく一人で頑張ったな。」

9話あらすじとネタバレ解説



虎丸良平(船越英一郎)は、アパートで殺害された胡桃沢綾乃の調査をしていた。
彼女の死因は脳挫傷で頬にはひっかき傷があった。


凶器となるものは見つかっていなかったが、事件現場にあった携帯電話から富樫康太の指紋が検出された。


富樫は綾乃と交際していたことがあった。
7年前、冨樫はとある企業に就職していたが、そこは暴力団とつながりがあり、ダークな事業を行っていた。


ある日富樫は、富樫が属していた企業と利権争いをしていた相手から暴行を受け反撃したときに相手を刺し殺してしまった。
そのとき彼を逮捕したのは虎丸だった。


それから7年間、服役したのちに出所し、彼は虎丸に更生を誓った。


真野礼二(錦戸亮)が鑑定した結果、被害者の着衣にバラの花粉が付着していたことが判明した。
さらに虎丸が調査すると、富樫がバラの花を買っていたこともわかった。


追い打ちをかけるように、富樫と思われる男が暴行事件を起こしたという情報も入った。


富樫犯人説が濃厚になり落胆していた虎丸に、富樫から連絡が入った。


富樫は石崎という男性の携帯から電話をかけていた。


そして「俺にはやっぱりまともな人生を送るなんてできないんだよ。俺はやつらに殺される。」と電話越しに虎丸に言った。


虎丸は出頭するように促したが、富樫はどうせ自分の話なんて聞いてくれないと言って電話を切ってしまった。


後日、虎丸は課長の命令で捜査から外されてしまった。


虎丸は真野に冨樫の調査を個人的に依頼し、こう言った。


「あいつはたった一つの希望の光を失ったんだ。だとしたら、誰か一人くらいあいつのことを信じてやらなきゃならねえだろ。だから俺が信じるって決めたんだ。」


真野は、もう一度調べてみることを虎丸に約束した。


後日、虎丸は沢口ノンナ(新木優子)から真野が武蔵野一家殺人事件を追っていることを聞かされた。


虎丸はそのことが気になったのか、武蔵野一家殺人の資料を読み、そのときの生き残りが真野礼二であることを知った。


あれから調査を続けた真野は、被害者の頬についていた傷跡から検出された樹液が、富樫が購入したバラのものではないことを突き止めた。


また虎丸の方も、富樫がかけた携帯の持ち主である石崎は、富樫によって助けられたと証言していたと真野たちに話した。


石崎が男から暴行を受けているのを見た富樫は止めに入った。
また、石崎が逃げようとしたときに携帯を落としてしまい、その後気分が悪くなって意識を失ったそう。


そんなことを真野たちに話していた虎丸のもとに、富樫から連絡が入った。


富樫は唯一愛していた綾乃を殺したと思われる暴力団を皆殺しにしてやると息巻いていたが、虎丸は復讐なんて誰も望んでいないと彼を引き留めた。


富樫は虎丸に、自分の代わりに綾乃の葬式に言って、「自分なんかと関わってしまったためにこんなことになってしまって申し訳ない」と伝えるように頼んだ。


そう言って電話を切ろうとしたとき、真野が電話を代わった。


真野は富樫が犯人だと決めつけている連中に確かな証拠がなければ、それは富樫が今まで散々苦ませられてきた行動だと一緒だと彼に言った。


富樫は正論を言う真野に反発した。


「うるせえ!綺麗ごと言ってんじゃねえよ。お前なんかどうせなんの苦労もしてないくせによ!恵まれてきたやつに、俺の苦しみがわかってたまるか!」


真野はそれに反論した。


「俺も同じだ。俺も昔大切な人を失った。真相は俺にもわからない。知りたくてもどうにもならない。でもあなたにはまだ、真相を突き止めて犯人に裁きを与えるチャンスがまだ残っている!」


さらにこう続けた。


「富樫さん、あなたのことをまだ信じてくれている人がここにいます。彼の依頼で、大切なことがわかりました。あなたが現場で見たことを詳しく教えてください。」


富樫はそのときのことを話し始めた。


富樫は出所してから綾乃が大好きだったというバラの花束を買い、彼女の部屋に置いていったそう。
そこでカギが開いていたので中を覗いたら、綾乃が倒れていて、富樫は怖くなってその場を立ち去ったと証言した。


また綾乃の顔が光でチカチカしていたと話したところで電話は切れてしまった。
それを聞いた虎丸は、向かいにあるパチンコ店の光なのではないかと真野に言った。


真野と虎丸は事件現場に向かった。


鑑識の写真ではクローゼットのドアは開いていたが、そしたら顔にはネオンの光は当たらないと真野は言う。


だとすると、富樫が来たときにはクローゼットの扉は閉まっていて、彼が出て行ったときにまたクローゼットが開いたことになる。


ノンナは音声を解析していた。
それは富樫の居場所を突き止めるものだった。


苦戦していたノンナに科捜研の仲間たちも加勢し、居場所を絞り込むことができた。


一同が絞り込んだ場所を一つずつ当たっていたら、真野が富樫の居場所を突き止めた。


そして彼に言った。


「富樫さん、あなたの無実は証明されました。」


真野がクローゼットの裏に付着していた皮脂と彼女の婚約者と名乗っていた関口のDNA型が一致したのだ。


関口と綾乃は付き合っていなかったのだ。
綾乃は関口との結婚を嫌がったが関口はあきらめなかった。


富樫より先にプロポーズしようとバラの花束を持って彼女の前に現れたが、彼女はそのときも断った。


嫉妬に狂った関口はバラの花束で綾乃の顔を殴り、近くにあった鈍器で彼女を殺害した。


殺害した後、富樫がやってきたので関口はクローゼットに身を隠し、富樫が去ったのを見計らって自分も逃走したのである。


虎丸は綾乃が最期に身に付けていたという指輪を富樫に渡した。
綾乃はずっと彼の帰りを待っていたのである。


真野の過去を知っているようだった虎丸を呼び出したノンナは、虎丸にこう言った。


「私、真野さんのことが知りたいんです。私にできることがあるなら、少しでも力になりたいんです。だからお願いします。教えてください。」


虎丸が「あいつのことが好きなのか?」と尋ねると、ノンナは頷いた。

10話あらすじとネタバレ解説



※放送終了後、随時更新予定



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