【保存版】イノセンス冤罪弁護士 |ドラマ1話~最終話までネタバレ解説!

【徹底解説】ドラマ『イノセンス』完全ガイド |1話~最終話まで毎週更新!



2019年1月19日から坂口健太郎主演の『イノセンス』が始まります。


イノセンスは全て、こちらhuluにて全話配信されています。


huluは現在、2週間無料体験キャンペーン中ですので、配信中の全話を無料で視聴したい方はhuluからどうぞ。


ボタンをクリックするとhulu公式サイトに移ります。
解約料金はいつでも無料なので安心して登録できます。


スポンサードリンク

『イノセンス』あらすじ

保駿堂法律事務所の若手弁護士・黒川拓(坂口健太郎)は、日本の司法制度では難しい逆転無罪を3年で5件も勝ち取った凄腕だが、その素顔は整理整頓が苦手で事務所の物置に住み着いている変わり者。


ひと月前に事務所にやって来た新米弁護士の和倉楓(川口春奈)は、マイペースな拓に振り回されストレスが溜まるばかり。


この日も拓は取材をドタキャンして、勝手に依頼を受けていた依頼人・阿蘇恵美子(中島ひろ子)との約束を優先する。


自宅に放火した罪で起訴された夫・重雄(吉田栄作)の冤罪を晴らしたいと訴える恵美子だが、重雄はすでに犯行を自白していた……。
しかし、重雄に接見した拓は“ある質問”をして自白を強要されたことをあっさり告白させる!!

おっさん
冤罪ってほんまに怖いよな〜。
よく満員電車の痴漢での冤罪がニュースになるけど、意外と身近に存在するねんな。。。

『イノセンス』3つのみどころ紹介

『イノセンス』3つのみどころ紹介

  • 身近に潜む冤罪がテーマ!!
  • 主題歌をうたうキングヌーが話題に!!
  • 毎週登場するスペシャルゲストに注目!!



イノセンスのみどころは、やはりストーリーですね。
意外と身近に潜む冤罪がテーマになっており、キャストも実力派のベテラン勢が脇を固めます。


大人向けのドラマに仕上がりそうですが、メインの二人に坂口健太郎川口春奈を起用し、主題歌に今ホットなアーティスト「キングヌー」を抜擢するあたり若い世代も置いてかないバランス感覚が良いですね。


強いて言うなら、脇役に次世代のスター候補を起用してほしかったなと。


安定感のあるキャストなんですが、爆発力に欠ける印象です。

おっさん
まぁ、内容的にも割と年齢層高めやしええんちゃう??
ワイは好きやで。

『イノセンス』キャスト紹介

弁護士:黒川拓(坂口健太郎)

『イノセンス』キャスト紹介黒川拓(坂口健太郎)

黒川拓(坂口健太郎)


  • 保駿堂法律事務所に所属する弁護士
  • 不可能に近いとされる「冤罪弁護」の実績を持つ。
  • 普段は動きやすい服装で、第三者との円滑なコミュニケーションのために様々なものが詰め込まれた布袋を背負っている。
  • 基本的にいつも金欠。
おっさん
黒川拓の溢れ出る天才感がええよな!!
坂口健太郎も引っ張りだこやね。


坂口健太郎のプロフィール|出演ドラマ・映画代表作まとめ

2019.02.21

弁護士:和倉楓(川口春奈)

『イノセンス』キャスト紹介和倉楓(川口春奈)

和倉楓(川口春奈)


  • 保駿堂法律事務所の新人弁護士
  • 拓のスタンドプレーに声を荒げることも多々。
  • 拓が行う実証が「損得抜きの真実を求めるためのもの」と知ってから、次第に拓を見る目が変化していく。
おっさん
川口春奈は3月に高橋一生との映画も控えてるし、今年は更にブレイクするか!?

科学者:秋保恭一郎(藤木直人)

『イノセンス』キャスト紹介秋保恭一郎(藤木直人)

秋保恭一郎(藤木直人)


  • 東央大学理工学部物理学科准教授
  • 拓の学生時代の先輩
  • 犯罪における様々な実証実験を引き受ける
  • 肉親にまつわる悲しい過去を持つ
おっさん
藤木直人の科学者役も似合うね〜。
おしゃれイズムの印象が強いけど、土曜ドラマの出演はギャルサーぶりなんか!?

パラリーガル:城崎穂香(趣里)

『イノセンス』キャスト紹介城崎穂香(趣里)

城崎穂香(趣里)


  • 保駿堂法律事務所 拓専属のパラリーガル
  • 一児の母
  • 数少ない拓の理解者の一人
おっさん
趣里の親は水谷豊と伊藤蘭やねんな〜。
最近は、二世タレントを隠して売り出す方が成功してるよな!!

テレビ日本:有馬聡子(市川実日子)

『イノセンス』キャスト紹介有馬聡子(市川実日子)

有馬聡子(市川実日子)


  • テレビ日本の報道局社会部ディレクター
  • 冤罪事件を取材する
  • 科学者の秋保から敵視されてる
おっさん
市川さんも久々にテレビでみた気がするな〜。
シン・ゴジラにも出演してたよね。

イノセンスの出演者の役名が温泉の地名だと話題に




なぜか、イノセンスの主要出演者の苗字が温泉の名前なんですよね。


これはストーリーと何か関係してくるのか?
それとも、トリビア的な感じの演出なのか?


昔、イケメンパラダイスの出演者の名前が全て大阪の地名でしたよね。
難波とか佐野泉(泉佐野)とか。


特にストーリーとは関係なかったので、今回も関係ないのかも知れませんね。

おっさん
まぁ、視聴者的にはちょっとしたトリビアがある方が人に話しやすいしええけどな!!

『イノセンス』の主題歌は?




イノセンスの主題歌はKing Gnu(キングヌー)の新曲「白日」です。


動画はキングヌーのメジャーデビューアルバムなんですが、めちゃくちゃカッコイイんですよね。


さらに、面白いのはキングヌーは「5枚目に『King Gnu』っていうタイトルのアルバムを作って、それで完結させます。」という引退宣言もほのめかしてるんです。


終わりがないと美しくないというキングヌーのバンド哲学もさらに音源のかっこよさを引き立ててるなと。


そんなキングヌーの新曲がイノセンスの主題歌に抜擢されたので、今後も注目ですね。

おっさん
ドラマ主題歌って、そのドラマがヒットするかどうか結構カギ握ってるしな!!


以下、キングヌーのコメント

「大なり小なり誰しもが、罪を犯したり犯されたり、傷ついたり傷つけたりして、それでも生きているのでしょう。そんな時、心の襞にそっと寄り添い手を差し伸べてくれる主人公・黒川拓のような存在ほど大切にしたいものです。自分の書く曲もそうでありたいと願っています。」

おっさん
いいね。
ちゃんとコメントしてくれてるのが好感もてるわ〜。

イノセンスのSNS情報

公式ツイッター

ツイッターは出演者情報がメインですね。
フォロワー数もそこまで伸びてません。


出演者の年齢層が高いので仕方ないかも知れませんね。。

おっさん
坂口健太郎と川口春奈くらいやもんな〜。
スーツの時の小手伸也みたいにツイッターも活用してくれたら、おじさんでもウケるのにな。

公式インスタグラム

おっさん
この川口春奈の髪型好きやわ〜。
ドラマの役柄では見れないスタイルやね!!


インスタもツイッターも基本的には同じ投稿ですね。
ちなみに、フェイスブックページもあるんですが、そちらも同じです。


各種SNSによって、最適な投稿方法は違うんですが、あまりSNSには力を入れてないようです。


ドラマの広告予算って一体いくらくらいなんでしょうか??


テレビCMやマスメディアへの広告予算の10%でも、SNS広告に投下すれば、もっと話題作れますよね。


その辺も今後やってみたいなと。

『イノセンス』1話から最終回まで全話あらすじとネタバレ解説

『イノセンス』1話から最終回まで全話あらすじとネタバレ解説


各回の放送終了後に随時更新していきます。

おっさん
ここではガッツリ解説していくで!
ここから先を読めば、ドラマ見てなくても内容わかるように更新していくでな!!

1話あらすじとネタバレ解説



机の上は散らかり放題、取材に対しても弱気でまったく覇気がなく、さらにお金がなくて弁護士事務所の倉庫で寝泊まりをしているという黒川拓(坂口健太郎)は、実は弁護士になってわずか3年たらずで5件の逆転無罪を勝ち取っている敏腕の冤罪事件専門の弁護士だった。


和倉楓(川口春奈)は重要なことを報告しなかったりおっちょこちょいなところが多い黒川に常に苛立ちを感じていた。
和倉は以前都内で一番大きな弁護士事務所の期待の星だったがセクハラにあい辞職し、保駿堂法律事務所で働いていた。


阿蘇重雄は、事件当日一人で事件現場の家にいた。(妻は持病の検査入院)


さらに阿蘇夫妻には借金があり、それで保険金目当ての放火を疑われていた
その後の取り調べで彼は罪を自白し、被告となった。


妻は、夫が放火したとはとても思えず黒川のもとを訪れた。
妻と話しているうちに、戦隊もののフィギュアがあることに気づいた。
黒川がそのことを指摘すると、それらは亡くなった息子の形見だそうだ。


妻と会ったあと、黒川と和倉は阿蘇重雄のもとに。
黒川は、計画的に犯行していたなら息子の形見というとても大切なものは運び出せたはずだと阿蘇重雄に指摘した。


それを聞いた阿蘇は、涙ながらにこう訴えた。


「息子との思い出が詰まったあの部屋に、私が火をつけるわけが…!わたしはやっていないと言ったんです。何度も。」


しかし、警察はこのまま罪を自白しなければ妻も逮捕すると脅したので、阿蘇は罪を認めてしまったのだ。


さらに、警察は自分の供述を誘導し調書を書いていた。
一連の真実を聞いた黒川は阿蘇に二つ確認した。
一つは受けた取り調べを裁判で話すことができるかどうか、もう一つは阿蘇が自宅に放火をしたかどうか。
裁判で戦う意志があることを確認すると、黒川は「わかりました。僕が徹底的に調べて戦います。」と阿蘇に約束した。


黒川たちは火災が起きた現場を調査することに。
するとそこに少年三人組の姿が。彼らはこの火災は「ゆきおの呪いだ」といっていた。
話を聞こうとしたら彼らの母親が来て彼らを連れて帰ってしまった。


これを聞いた一行は阿蘇重雄の息子、阿曽幸雄のことを調べることに。
幸雄は10歳のときに亡くなっていた


彼は先天性の心臓の病気を持っていて、そのため二度手術をしており、夫妻の借金はそのときのものだったことが判明した。


しかし、幸雄が亡くなったのは心臓の病気ではなく、廃工場で花火を遊んでいたときに火災が発生し、その火災で幸雄は亡くなってしまった。
事件の検証を事務所でしているときに、所長の別府長治(杉本哲太)がやってきて、和倉を呼び出した。


彼女を別室に連れて行くと別府は「黒川の暴走を止めてほしい」と和倉に頼んだ。
予算を使いすぎることを懸念していたのだ。
さらに別府は「裁判で負けても君の評価は下がらないよ。下がるときは黒川の暴走を止められなかったときだ」と念を押した。


裁判の争点を絞り込む手続きの中で検察官の指宿林太郎(小市慢太郎)と出会った。
裁判で何度も黒川に苦渋を飲まされてきた指宿は「さきほど御父上と会いまして。あなたの行く末を案じておられました。あまり心配をかけないほうがいい。」と揺さぶりをかけた。


いよいよ阿蘇重雄の裁判が始まった。
はじめに裁判官が、起訴状の内容に何か間違いがあるか問うたところ、阿蘇は「すべて間違いです。私は自宅に火などつけていません。何もかもでたらめです。」


弁護側証人尋問が行われた。
黒川は当時取り調べを行った警察官(証人)に、取り調べの際に妻を逮捕すると脅したかどうか問うた。
警察官は「いいえ」と答えた。次に黒川は調書の記録が「ライター」から「マッチ」に変わっていることを指摘。
これも「いいえ」。黒川は被告が形見を少しでも運び出そうとした行動は子ども部屋にマッチで火をつけることと矛盾していないかと問いただした。


すると、証人は「死んでから5年も経っていますからね。子どもの思い出なんかよりお金が欲しかったんじゃないですか?あんながらくた、これみよがしに持ち出して。」と挑発した。


被告を怒らせて、裁判員の心象を悪くするために。
これに被告は激怒。「取り消せ!」と何度も怒鳴り暴れてしまった。


阿蘇は弁護士にできるのは情状酌量を求めることだけだ。どのみち刑務所に行かなければならならないとしてすっかり諦めムードに。
しかし黒川は、「阿蘇さんが諦めたら、ぼくらは戦いようがありません。阿蘇さんが息子さんの部屋に火をつけたことが事実として扱われてしまうんですよ?」と説得した。
阿蘇はそれも幸雄を守れなかった天罰なんだと思い込んでしまっていた。


幸雄は身体が弱かったため、中々友人ができずにいた。そしていじめられていた。
幸雄だけ逃げ遅れたのも、一人だったから。
夫妻は幸雄のつらい思いに気づくことができなかった無念さにずっと苦しめられてきた。


後日、検察側の証人尋問が行われた。
梁の焼き残りを見せ、二階で出火していたということは疑いようのない事実だとした。(弁護側は一階のストーブで火災が起きたと主張している)
さらに、一階でももしかしたら火災が起きたのかもしれないが、それは偽装工作のためだと付け加えた。


黒川と和倉は検察が証拠として提出した火災現場、そして幸雄が亡くなった廃工場を訪れていた。
黒川は廃工場でサバゲ―で使うbb弾を詰めるマガジンを拾った。
それが裁判の何に役に立つのか誰もわからず、それに和倉はいらいら。
和倉は情状酌量を求める裁判に切り替えないかと提案した。


裁判員の心象も悪くなってしまったし、検察からも反論が難しい証拠が提出されたからだった。
しかし、黒川はそれを拒否。すべてを決めつける態度はおかしいと呟き、事務所に戻った。


事務所に戻った黒川は検察が提出した証拠を検証するために、室内で木でつくった家の模型に火をつけていたが、それが燃え広がってしまった。
スプリンクラーも作動してしまったが火事になることはなく、消し止められた。


後処理中、和倉は度重なる黒川の素行にイライラして、小言をつぶやいていた。それを聞いた同僚の城崎穂香(趣里)は反発。
そこで湯布院和人(志賀廣太郎)が割って入ってこう言った。


「黒川さんは自分でとことん調べないと気が済まない質なんです。調べずにわかったつもりになってしまうことは冤罪の片棒を担いでいるのと同じです。」


張本人なのに掃除に参加していない黒川を和倉が呼び出すと、黒川は「呪いです」と言って事務所を飛び出してしまった。
向かった先は火災現場の隣の家。「幸雄の呪いだ」とつぶやいた少年に話を聞くために、黒川は強引に家の中に入ってしまった。


弁護士一行は大学で火災のシミュレーションを行った。
これを和倉から電話で聞いた別府は激怒、「身体を張ってでも止めろ!」と和倉に告げた。
しかし、すでに実験は始まっていて止めようがなかった。


弁護側の反対尋問が行われた。
黒川は、「隙間がないから空気が入り込む余地がないから、梁は二階から出火していなければあのような形になることはない」という検察側の主張を確認した。
さらに「隙間があればそこに火が入り込むこともある」という検察側の証人からの言説も得た。


そして黒川は、追加証拠として火災が発生した家の設計図を提出した。
するとそこには「根太」と呼ばれる場所に2cmの隙間があった。


さらに実験映像も見せ、一階のみの出火でも、検察側が提出したものと同じ結果になることを示した。


それに対し検察側は「一階からの出火でも同じようになると示しただけで、二階の出火を否定できたわけではない」と反論。
弁護側はさらに反論。
追加資料として、ストーブのスイッチに触れていないにも関わらずストーブに火がつく様子を見せた。外部からの電波で、ストーブが誤作動することが判明したのだ


そして外部からの電波とは、現場の近くにある廃工場で行われたサバイバルゲームで使用されていた高出力の無線機の電波だった。
そしてこの現象は周辺でも同様のことが起きていた。
子どもが「幸雄の呪い」と言っていた現象だ。子どもは夜中にテレビが勝手についたり消えたりするのを見ていたのだ。


裁判の結果、阿曽重雄は無罪になった。


後日、和倉は城崎から、黒川の父が検察庁の幹部であることが知らされた。どうやら黒川との間に確執があるようだが…?

2話あらすじとネタバレ解説

事件発生は朝。
フードを目深に被りマスクをした男がコンビニのレジにあった現金7万円を奪って逃走した。
その後、近所に住む飲食店アルバイトの十勝岳雄(山田裕貴)が事件を起こしていて、強盗致傷を行ったとして逮捕された。(指紋も現場から採取されていた。)しかし、十勝は一貫して無実を主張していた。
警察に話を聞いてみると、近所では有名なワルとして通っていて、昔から窃盗で補導されていたそう


黒川拓(坂口健太郎)と和倉楓(川口春奈)は十勝本人にその日の話を聞くことに。


十勝は前の日の夜に友人の家に行って、途中ガソリンスタンドによって自宅に戻ったのが午前7時くらいだそう。
川口は確認のために「目撃者はいないんですよね?じゃあ…」と言ったのだが、それを犯人だと決めつけている言動だと思ってしまった十勝は「俺のこと見下してんのバレバレなんだよ!ムカつくから二度と来んな、クソ女!」と吐き捨てて面会を強制的に終わらせてしまった。


黒川と和倉が面会室を後にすると、そこに岳雄の母である睦美が現れた。
彼女も息子の無実を信じていた。
睦美は自分自身から改めて黒川らに弁護の依頼をすることにした。


黒川と和倉が事務所に戻ると、所長の別府長治(杉本哲太)が呼び出した。
彼は、経験を積むという意味で今回の弁護は和倉が主導して行うことを提案した。
黒川もこの提案を否定しなかったので、和倉が主導することになった。


黒川、和倉、城崎穂香(趣里)は事件があったコンビニを訪れていた。
当時現場に居合わせたスタッフは「目の感じが似ている」などと曖昧な証言しかなかった。彼ははっきりとその顔を目視したわけではなかった


三人はその後、十勝が立ち寄ったというガソリンスタンドにも訪れた。
そこで検察の指宿林太郎(小市慢太郎)と鉢合わせた。
一行はガソリンスタンドの防犯カメラの映像を見たが特定には至らなかった
三人は警察がかなり杜撰な見込み捜査で十勝を逮捕していたことがわかった。


川口は弁護の材料になりそうな手がかりが何もつかめなくてピリピリしていた。
また、黒川はガソリンスタンドのすぐそばにあった手作りの「日の出の塔」に夢中になっていたのだが、それは弁護と関係ないものだと思っている川口はなおさら苛立った。


岳雄の母から「現場にきてほしい」と連絡があった。
彼女は十勝岳雄のものと思われるコンビニのレシートを見つけていた。
岳雄の母は採取された指紋は買い出しのときについたものなのかもしれないと思っていた。


黒川と和倉が防犯カメラの映像をチェックしていたとき、十勝岳雄と睦美は血がつながっていないことを睦美から聞かされた。
岳雄は実の両親から虐待を受けていたので睦美が引き取ったのだそう。


十勝は自傷した。
刑事から毎日責められ、バイトもクビになったと聞いて自暴自棄になってしまっていた。
「ほんとに立ち直ろうと思ってたんすよ…。お袋に喜んでもらえるようにって。でも、もう手遅れなんじゃないかなって…。」


あの人とは血がつながっていないから信じてもらえないと思っていた十勝に川口は怒りをあらわにした。


「甘ったれたこと言ってるんじゃないわよ!血がつながっていないからどうとか、昔ぐれていたからどうとか、ほんっとうっとうしい!肝心なのは今、あなたがちゃんとしてるかどうかでしょ!?自分がしんどいからって、あなたのことを信じている母親の気持ちを疑ったりしないでよ!」


和倉がそんなにカッとなってしまったのには理由があった。実は和倉も母子家庭で育ったのだった。
帰り、偶然見つけたペットボトルの反射に黒川は何か閃いたようで、急いで「日の出の塔」に向かった。そこには秋保恭一郎(藤木直人)もいた。実は、黒川は秋保に検証を依頼していた。


またもや、大掛かりな検証実験がはじまった。
ビニールハウスに水をまいた状態で、当時の太陽の傾きと「日の出の塔」の輝き具合を再現しようとした。検証は終了した。


黒川と和倉はこの映像を持って、この事件を起訴しようとした検察のもとに。
ガソリンスタンドの防犯カメラの映像と検証映像の日の出の塔の輝き具合は一致していた。


検証は事件が起きた午前7時の太陽の傾きを想定していた。
これからわかることは、事件が起きていた時間、十勝は確かにガソリンスタンドにいたということである。
これでは十勝が犯行に及ぶのは不可能である。


黒川は、これは過去の素行不良からの偏見に基づく、警察による不当逮捕であると断じた。
十勝は起訴される前に無実釈放された。


十勝は、自分の店やっていけるのか不安だと漏らした。
今回のことで自分に対する評判がさらに悪くなっていたからだった。
黒川は十勝にこう言った。「正直、大変だと思います。一度疑われた人間に偏見の目が向けられるのは仕方ありません。でも、ぼくは人は変われると信じてますから。偏見を覆したいのなら、十勝さん自身で証明してください。」


後日、和倉は大掛かりな実験を繰り返す秋保が何者なのか有馬聡子(市川実日子)に尋ねた。
すると黒川と秋保は大学の先輩後輩の仲であることが明らかになった。
黒川は途中まで物理学科にいたのだった。「学生時代から変わってたんですね」と和倉が言うと、有馬は「変わってたというより、あのころから変わった、かな。彼の場合。」と意味深なことを口にした。



3話あらすじとネタバレ解説



有馬聡子(市川実日子)が事務所にやってきた。
彼女は「依頼の仲介人」として青ヶ島病院で看護師をしている白山美紀を連れてきた。


彼女は雲仙勝彦が執刀する心臓手術に立ち会っていたのだが、手術中に機器が数分間停止してしまい、患者の少女は翌日亡くなってしまった。
警察は執刀医師を業務上過失致死で逮捕した。


医療ミスで逮捕されるのは珍しいケースだが、内部告発が原因で警察はこの事件を知り、さらに病院側が捜査に非協力的で証拠隠滅の恐れもあるから、警察側は逮捕に踏み切ったそう。
しかし、雲仙一人に責任が押し付けられている現状に納得ができず、白山は有馬経由で相談しにきたのだった。


黒川拓(坂口健太郎)と和倉楓(川口春奈)は雲仙と謁見することに。
雲仙は弁護士にお願いすることは何もないし、捜査が続けば事実関係は自ずと明らかになるだろうと言った。
しかし黒川は、それが明らかにならないことだってあるし、遺族も真実究明を望んでいる、その手伝いをさせて欲しいと頼んだ。


さらに二人は遺族に話を伺うことにした。
遺族は病院から渡された内部調査の結果を見せた。
そして、父親は二人に言った。「娘を突然奪われた親の気持ちが、あなたたちにわかりますか…!?」彼らは調査結果も出たし、雲仙が罪を認め裁かれれば終わりだと思っていた。だから出ていくように怒鳴った。


黒川と和倉は、雲仙と同期の磐梯から内部調査の報告書に書かれていたことの説明を受けた。
報告書には、雲仙が出した指示のミスによって事故が起きたと書かれていた。
具体的には、原因となった機器は血液の流れる量を上げすぎるとポンプ内に巻き込みが発生し停止してしまったそう。


後日、黒川と和倉は雲仙に報告書を見せ、虚偽の記載があるかどうか確認した。
すると彼は、ここに書かれていることはまったくでたらめだという。


まず、その手術に臨床検査技師は立ち会っていなかった。
その機器を操作したのは研修医の赤木という人物だそう。
また、彼は「血流を毎分5ℓに上げろ」という指示もしていなかった。


また、雲仙いわく、人口心肺装置が何の前触れもなく突然止まってしまったそう。人工操作技師が駆けつけて復旧したそうだがすでに遅かった。
これを聞いた二人は、これでは真実を究明することはできないと言った。
雲仙も裁判で争うことを決めた。黒川は言った。「僕が、徹底的に調べて戦います。」


黒川らが事務所で事故の原因を調べていると、彼と湯布院和人(志賀廣太郎)は所長から呼び出された。
所長いわく、原因となっている機器の医療メーカーは事務所の大口のクライアントになっているから、この事件から手を引くように命令した。


しかし、彼らは拒否した。
所長は解雇するしかないと脅したが彼らは聞かなかった。
最終的に所長が折れることになったが、提出する証拠は裁判前にすべてチェックし、事務所に不利益があるような証拠を提出するようなら解雇すると宣言した。


手がかりがないまま裁判が近づいていたため、和倉は焦っていた。
すると、そこに白山から電話がかかった。
機器を操作していた赤木が裁判で証言してくれることになったのだ。


しかし、裁判直前になっても赤木は現れなかった。
しばらく待つと赤木から電話がかかってきた。赤木は突然証言できなくなったそう。赤木が理由を話そうとすると、磐梯から電話を取り上げられた。
証人がいなくなってしまったため、尋問は中止となった。


雲仙にあらましを話すと、彼は納得した様子だった。
雲仙はまた、この隠蔽工作をしたのは同期で仲が良かった磐梯だと気づいていた。


黒川と和倉は病院で磐梯に会った。
磐梯は自分が隠蔽工作をしていたことを認めた。


磐梯は周辺で唯一の総合病院である青ヶ島病院を変えるために隠蔽工作を行ったそう。
彼は工作をする代わりに新しい医療設備を買う約束を取り付けていた。


この病院を変えるためには、同期を切り捨てても構わないと磐梯は思ったそう。
帰り、病院の患者からこの病院の問題点を聞いた。
それは洗濯機がずっと故障中だったり、テレビのコンセントが接触不良で、コンセントを差し替えたら直ったりしたりというものだった。
このことを聞いて黒川は何か閃いたようで、また秋保恭一郎(藤木直人)と大掛かりな実験を行った。


実験結果をもとに再び裁判に臨んだ。
秋保はこの事故を起こしたのは「逆流雷」と呼ばれる現象だと指摘した。


高い建物に雷のような強い電流が流れると、その周辺の地面も電圧が高くなる。
電流は電圧が高いところから低いところに流れる習性をもつため、アースを通って電線を逆流し、そこの電子機器に異常をもたらすことがあるそう。


本来病院は、電流の侵入を防ぐ装置が取り付けられているはずだが、青ヶ島病院では経費を削減するために、故障中のまま放置していたのだ。
そこで、電流が侵入してしまい、病院内の機器に影響を与えてしまった。


判決は執行猶予三年の懲役一年だった。
判決理由は、裁判長が証拠として提出された実験結果があくまで推測の域を出るものではないと判断したためだった。
黒川は判決を聞きながら、怒りに身を震わせていた。そして、雲仙は控訴をしなかった。


判決後、遺族が黒川に詰め寄った。雲仙が悪いのか、病院が悪いのか、誰を憎めばいいのかも彼らはわからなかったのだ。


雲仙は病院では働けなくなったが、また新たな行先を見つけることができた。
また、青ヶ島病院では、雲仙がひそかに書いていた調査書をもとに改革が進められていた。


雲仙がお礼にきても、黒川は顔も見せなかった。判決文を何度も読み直して落ち込んでいた。
「もっと、もっと確実な証拠を見つけていれば…!」


そんなとき、父から着信が鳴った。何やら黒川と父との間には確執があるようだが…。





4話あらすじとネタバレ解説



いつもは黒川拓(坂口健太郎)らに敵対している所長補佐の登別二郎だが、今回はそんな彼が「必勝」というはちまきを巻いて、黒川に刑事弁護を依頼してきた。


それは、「マロンサークル」という会社で起きた殺人事件だった。


マロンサークルの社員である姫島理沙は旅行中溺死体となって発見された。
司法解剖の結果体内に大量の砂が入っていて通常の溺死とは明らかに異なっていたことから、警察は殺人事件として捜査、そのとき彼女が亡くなる直前まで一緒だった同僚の小笠原奈美が逮捕された


黒川と和倉楓(川口春奈)は小笠原に話を聞くことに。
小笠原は容疑を全面否認したが、黒川は何かに引っかかっていた。


そこで黒川は、小笠原が何か隠し事をしていないか尋ねた。
小笠原はもちろん隠し事なんてしていないと言った。
黒川は「わかりました。僕が徹底的に調べて戦います。」と言って彼女の弁護を引き受けることに。


登別は半年前のお見合いパーティーで小笠原と出会い彼女に好意を抱いていた。
そこでこの事件を知るやいなや、弁護を一方的に引き受けたのだった。(しかし、彼は刑事事件は担当していなかったため、黒川に丸投げした。)


黒川と和倉は事件が起きた天音島に向かった。
黒川は真冬の海に体と顔をつけて事件の様子を再現しようとした。


有力な手がかりはつかめなかったが、彼は被害者の手のひらにできた傷がずっと引っかかっていた。
相当強く握らなければそのような傷はできないからだ。


帰り途中、黒川は父親(最高検察庁・次長検事)から顔見せにこいと言われていたので実家に寄り道をすることに。
しかし、一人だと居づらいからという理由で和倉も連れていった。


父親の黒川真(草薙正雄)は息子に言った。
「犯罪者は嘘をつくし、隠し事はする。その前提を持たなければ振り回されるだけだ。」
拓は反発した。「その前提で捜査するから、警察や検察の冤罪がなくならないんでしょ。僕は、僕のやり方で実証しますから。」
真は「まだあのときのことに囚われているのか…」と呟いた。


公判が始まった。
黒川は小笠原は周辺の人々と良好な関係を築いていて殺人の動機がないと主張した。


続いて検察側証人尋問が行われた。
その証人は小笠原の上司だった。
彼は以前小笠原と交際していて、別れ話がこじれてから小笠原からストーカー被害を受けていたことを告白した。
上司いわく、小笠原は姫島と上司が恋愛関係にあると勘違いしてからストーカー化したと述べた。


後日、和倉は小笠原に、なぜはじめにそのことを言わなかったのかと尋ねた。
小笠原はそんなこと言ったら絶対自分が姫島を殺したと疑われるから言わなかったのだ。


小笠原は自分がなかったものをすべて持っている姫島が憎くて仕方がなかったそう。
事件当日、小笠原は自分が会社を辞めること、もう二度と姫島に会う気もないことを伝え、二人にとって友情の証だったペンダントを海に投げ捨てた。


黒川が行き詰っているだろうと思った秋保恭一郎(藤木直人)は黒川がいる事務所にやってきて、彼に助言を与えた。


この助言を聞いた黒川は何かひらめいたようだった。「そうか…そういうことだったのか…」


小笠原が海に捨てたペンダントは発見された。
ペンダントは海岸に行きついて子どもが発見していたのだ。


弁護側被告人尋問が始まった。
そこで黒川は秋保による検証映像を提出した。


秋保は被害者がいた海岸の地形では、逆潜流と呼ばれる潮の流れが発生することを示した。
さらに、逆潜流は秒速10mという速さで海底に向かうもので、それに人間が巻き込まれると泳ぎが得意な人間であっても抵抗できないということを、登別を使った検証映像で見せた。


さらに、手のひらにあった傷は海底に落ちていた友情の証であるペンダントを拾った際にできたもので、体内から大量に出てきた砂もそのときのものだった。
黒川は小笠原にこう言った。


「彼女があなたのことを慕ってたから、あなたとの友情を失いたくなかったから。(彼女がペンダントを拾った)理由はこれだけでしょ。あなたは彼女を憎んでいたかもしれない。でもこれは殺人ではなく事故なのです。」


後日、和倉は黒川の部屋にあったファイルを何気なく手に取ると、そこには黒川の大学で起こった殺人事件が載った新聞があった。黒川はきまりが悪そうに和倉の手から奪い返した。


黒川が大学から変わってしまったのにはその事件と何か関係があるのだろうか…?



5話あらすじとネタバレ解説



和倉楓(川口春奈)は黒川拓(坂口健太郎)が昔関与していたと思われる事件のファイルを見つけてしまった。
その事件と拓の間にどんな関係があるのかと楓が尋ねると、なぜそんなことを聞きたがるのかと拓は尋ね返した。


すると楓は「知りたいからです。黒川さんのことが。」と答えた。
さらに楓が、秋保恭一郎(藤木直人)が本人に聞けばいいと言っていたことを話すと、拓はすんなりと事件のファイルを楓に渡した。


そんなあるとき、スクープが事務所に舞い込んできた。
それは、楓が所属していた事務所の内部告発でセクハラに関するものだった。


さらに拓たちのもとに高松洋介という教師がやってきて、自分が受け持っている部活でパワハラと体罰をしていると疑われていると言った。


それは、彼が受け持っているフェンシング部の練習中、部長でありエースの藤里に高松が指導していて、高松が藤里を突いたときにその場昏倒した(その後意識は回復した)という事件で、高松は業務上過失傷害の容疑がかけられていた
しかし、高松は容疑を否認していた。


拓らは藤里の家族に話を伺おうとしたところ、母親は体罰事件にひどく怒っていて門前払いされてしまった。
拓がしつこくベルを鳴らすと、母親は拓にバケツ水を浴びせた。


会議中、楓は「フェンシングの突き程度では外傷性のショックが起きることはない」という医療関係者からの見解をもらい、また部員も証人になってくれるという約束をとりつけたことから、裁判に勝てると強気だった。


しかし拓は、体罰などは本人の話が重要だから、まだわからないと言った。


勤務後有馬聡子(市川実日子)は、自分が元々いた弁護士事務所の件で悩んでいた楓の話を聞くことに。
楓はその事務所にいたときに上司からのセクハラ被害に遭っていて、彼女が抵抗したところ、セクハラはもみ消され自分の暴力だけがクローズアップされて退職に追い込まれたことを話した。


弁護側証人尋問がはじまった。
しかし、証人に立候補してくれた部員は、高松は普段から部員に高圧的に接していて体罰も日常のように行われていたと証言した
さらに練習前から藤里は体調が悪そうだったのに、高松は休ませようとしなかったと続けた。


拓は、普段から体罰があったことを証明する根拠はあるかと問うと、証人は「ある」と答えた。そしてタブレットを手に取ると、そこには、高松が思いっきり部員を殴る動画が映し出されていた。


後日、拓たちが高松に話を聞いてみると、高松は藤里に一度だけ手をあげたことがあると告げた。


それは、藤里が万引きした酒を飲んでいるところを発見したときで、自分は藤里に期待しているから、人生を棒に振るような真似はするなと指導したのだった。


さらに高松は、スポーツは結果が求められてくるが、そこには才能が必要だから自分には部員を平等に扱うことはできなかったと話した。


所長の別府長治(杉本哲太)は拓を呼び出し、弁護を早期に切り上げるように説得した。
過失傷害なら執行猶予がつくし、何より裁判を長引かせて世間の目が厳しくなるほど被告人の社会復帰は困難になると説明し、最後にこう言った。


「事務所のため、被告人のため、そしてお前のためにも、これ以上不毛な争いを辞めろ!」


楓は別府の拓に対する当たりの強さに憤っていたが、湯布院和人(志賀廣太郎)はそれは別府の本音だと思うと言った。


彼らが所属する保駿堂法律事務所は元々湯布院と別府の兄で開いたものだった。
しかし、ある殺人事件の弁護に負けてから世間のバッシングが厳しくなり、それで別府の兄は亡くなってしまい、それから、別の事務所で働いていた今の所長がやってきたのである。


有馬から送られてきた練習風景の映像を見て何かを閃いたらしい拓は、事件が起きた学校に向かい、体育館のステージの下を調べた。
すると、何か小さな穴のようなものを見つけた。


拓は、また秋保に検証を依頼した。
秋保は監督の疑惑が晴れても彼の暮らしは元に戻らないが検証を望むのかと尋ねたが、拓は「弁護士ですから(望む)」と即答した。


公判が行われた。


秋保はテスラコイル(無線通信を行える装置)の説明を行い、それは事件当日に高松と藤里がいたステージの真下に設置され、フェンシングに使われるリールは受信機の役割を担えるように改造されていた。


テスラコイルから流れた電磁波は受信機で電流となって、それはフェンシングの剣先まで流れるようになった


その電流は心肺停止を引き起こせるほどの電流で、突きをくらった藤堂はそれで昏倒してしまったのだ。


今回の弁護側の証人には、この装置をつくった科学部員がなっていた。
彼は藤里本人から、この装置を依頼されていたそう。
彼いわく、藤里はこの装置で自殺するつもりだったらしい。


検察側の証人尋問が行われた。
検察側の証人には、藤里本人がなっていた。


藤里は監督の期待が自分にとって重すぎたと説明した。


自分はただ楽しんでフェンシングしたかっただけなのに、まわりが勝手に期待したせいで誰にも相談できなかった。
さらに藤堂は自分だけ特別メニューをさせられていたから、周りから妬みも買い部内で孤立していた。
だから、この計画を実行しようと思ったそう。


自分はどうすればよかったのかと藤里から問われたとき、拓はわからないと言ったあと、「だからといって、間違ったことをしていいって理屈にはならないんだよ!」と怒鳴った。


その後拓は報道陣に向かって、もし報道するのであれば、煽るような批判ではなく、事件のありのままを伝えるように言って頭を下げた。


「裁判と違って、社会的制裁には歯止めがありません。これ以上追い詰めることのないように、配慮をおねがいします。」


結果は逆転勝訴、被告人は無罪になった。


後日、楓が拓の部屋にあったファイルを開いてみると、その事件の被害者は、苗字が「秋保」という人物だった



6話あらすじとネタバレ解説



和倉楓(川口春奈)は黒川拓(坂口健太郎)が変わってしまった事件のファイルを読んだ。
その事件とは、このようなものだった。


当時大学生だった秋保(藤木直人)の妹が何者かに殺害された。
彼女と交際していた相手が容疑者として疑われ、彼は有罪になったが自殺してしまった。


弁護を担当していたのは拓が今いる法律事務所を立ち上げた別府秀治で、検察官は拓の父親である黒川真(草刈正雄)だった。


楓が拓の事件が気になって仕方がなさそうにしている様子だったのを見て、城崎穂香(趣里)は自宅に招いた。
穂香は自分の波乱万丈な人生を話したあと、楓に向かってこう言った。


「人それぞれ過去はあるわよ。場合によっては、触れられたくない過去もね。」


楓は拓がなぜあそこまで冤罪にこだわるのか事件を見てもわからなかった。
穂香いわく、拓が冤罪にこだわる理由は別にあるそう。


保駿堂法律事務所が顧問弁護をしている会社の社長の息子である樽前裕也が射殺事件で逮捕されてしまったので、彼の弁護の依頼が拓のもとにきた。


裕也と面会することにした楓と拓だったが、態度は最悪だった。
裕也は事件発生当時は家でベースを弾いていたそうだが、明確なアリバイはなかった。


被害者である新島彰の母親が事務所にやってきて、裕也の犯行は確実なのだから、裕也の弁護をやめるように求めた。


母親いわく、裕也は以前イベントサークルで性的暴行をはたらいて、彰はそれをネタに金銭を要求、裕也はその報復として彰を殺害したそう


穂香は公園で息子の晴斗を遊ばせていたが、少し目を離した隙に晴斗は何者かに誘拐されてしまった。
穂香は晴斗がいた日に事務所に直談判しにきた彰の母親だと思い、新島家に向かった。


しかし、本物の彰の母は、事務所で彰の母親を名乗っていた女とはまったくの別人だった。


初公判を三日後に控え、晴斗を人質を取られた楓らは拓に弁護を降りるように説得したが、拓は聞き入れなかった。


穂香と楓が二人きりになったとき、穂香は弁護士を目指し始めたころ晴斗の育児に疲れてしまったことがあると言った。
さらに、晴斗は誰かから「弁護士は悪者の味方」と聞かされ、それを拓と穂香の前で言ったことがあった。


そのとき拓は「弁護士は、悪者の味方でも正義の味方でもなく、本当の味方だ」って言っていたのだそう。
穂香は涙しながら言った。


「あたしは、晴斗と一緒にいたいし、離れたくない。それが、あたしの本当なんだ。それなのに…。」


秋保は裕也が弾いていたベースの音を解析すると、最低このあたりまで音は聞こえるはずという円状の範囲を示した。


さらに、その円のギリギリの場所で事件当日の犯行時刻にベースの音が残っていた動画が発見された。


しかし、それより内側であるはずの、警察の聞き込み調査が立ち入った家々ではどこもベースの音はしなかったと証言していた。


検察側証人反対尋問が行われた。
その証人になっていたのは、ベースの音が聞こえる度に動画を撮影し騒音の証拠として記録していた女性だった。


彼女いわく、事件当日は工事の音は聞こえていたが、ベースの音はしなかったそう。


警察は誘拐犯の自宅を特定し、穂香と向かった。
晴斗は無事に救出され、誘拐犯も逮捕された。


工事の音は聞こえたがベースの音は聞こえなかったという現象を、拓と秋保は法廷で再現することに。
秋保がさざ波のような音を流した瞬間、検察官には拓の声が聞こえなくなっていった。


しかし、検察官以外のすべての人には聞こえていたのである。


これは、人の耳が高周波の音の方が聞き取りやすいから起きていたのだそう。
裁判員の人々はスピーカーの音が聞こえにくい位置にあったから拓の声が聞こえたが、検察官はスピーカーの音が届く場所にいたことから拓の声が聞こえにくくなったのだ。


これとまったく同じ現象が事件当日の裕也周辺の自宅でも起きていた。
高周波の音が鳴っていた工事現場に近い場所では、ベースの音は聞こえなかったのだ。


弁護側の証人尋問が始まった。
拓は、証拠品となったエアガンがなぜ裕也の部屋に残されていたのかということを証人の有珠田(裕也の使用人)に尋ねた。


さらに、晴斗の誘拐犯も法廷に姿を現すと、有珠田は自分が新島彰を殺したことを認めた。


また、晴斗の誘拐犯は有珠田の元妻で、共犯でもあった。


実は、彼らの娘は彰と裕也が起こした性的暴行事件の被害者でその後自殺していた


彼らはそれがどうしても許せなくて、今回の犯行を実行した。


そして、裕也を指さして叫んだ。


「あいつは、こういう人間です!黒川先生は、こんなやつを助けるために弁護士になったんですか…?」


それでも黒川は最後にためらいながらこう言った。
「裁判長、裁判員の皆さん、以上のことから、弁護人は殺人の控訴事実についてのみ、無罪を主張します。」



7話あらすじとネタバレ解説



和倉楓(川口春奈)は城崎穂香(趣里)から衝撃の事実を聞かされた。


秋保恭一郎(藤木直人)の妹の秋保彩花が殺害された事件で有罪判決を受け自殺した犯人、浅間大輔は黒川拓(坂口健太郎)の幼馴染だったのだ。


拓は幼馴染の無実を主張したが、秋保は写真に映っていた浅間の顔を塗りつぶすくらい浅間を憎んでいた。


しかし、それでも写真は捨てていなかった。
理由は自分でもわからないんだそう。


湯布院和人(志賀廣太郎)のもとに刑事弁護の依頼が舞い込んできた。


依頼人は乗鞍満里奈。


満里奈は、「青梅のカサノバ」と呼ばれていたほどの資産家、乗鞍権三郎の年の差離れた妻だった。


ある日、権三郎の部屋には練炭がいくつも焚かれていて、権三郎は一酸化炭素中毒で亡くなってしまい、部屋にいた満里奈も睡眠薬を飲んで眠っていて、そこで軽い中毒症状を起こし病院に運ばれた。


はじめ、この事件は権三郎が妻と無理心中をしようとしたものとして処理されたが、事件発生の二か月後、警察は偽装殺人の疑いで満里奈を逮捕した。


本来なら依頼を受けた湯布院が満里奈の弁護を受け持つはずだったが、湯布院はぎっくり腰になってしまったため、拓が代理をすることに。


拓と楓は満里奈と面会することにした。


満里奈は、警察から聞かされた自分が逮捕された理由を列挙し始めた。


権三郎の体内から検出された睡眠薬が満里奈の私物だったこと、権三郎の部屋に焚かれていた練炭は満里奈が購入したものであったこと、事件二日前に財産関連の書類を家から持ち出して貸金庫に移したこと、そして権三郎だけ死亡し満里奈は生き残ったことが理由として挙げられた。


翌日、拓と楓、穂香の三人は事件現場に向かった。


そこで彼らは、事件の発見者である家政婦の十和田と会った。
彼女は前日に満里奈から呼び出されていたのだそう。


さらに権三郎の前妻の息子、肇もやってきた。
肇は満里奈が権三郎を殺害したに違いないと思っていた。


なぜなら、窓のカギはかかっていなかったため、満里奈は事件が起こったとき出入り自由だったのである。


検察側証人反対尋問が行われた。


検察側の証人は事件当日に満里奈を目撃したと言った。


しかし拓は、被告人を目撃することは不可能であると主張した。
周囲の防犯カメラの映像を確認すると、事件があった時刻には人に反応するセンサーライトはついていなかった。


それは、窓から満里奈が出入りしていないことを証明するものだった。


勝訴に近づく拓だったが、実は拓は満里奈が本当に無罪なのかわからなくなっていた。


公判後、拓たちは検察の指宿林太郎(小市慢太郎)に呼び出された。


指宿は拓たちにこう言い放った。


「あなたたち弁護士は、被告人の利益を守るために被告人の意思に寄り添い、無実を主張していればそのために闘う。ときには、被告人が嘘をついていたとしても、無実を主張する。」


湯布院は過去に自分が関わっていた事件を思い出していた。


ある一家が投資詐欺に遭い、追い詰められた彼らは練炭を使って無理心中を図った。


その事件の生き残りの一人こそ満里奈であり、さらにこの詐欺には権三郎が関わっていた。


満里奈は権三郎を殺害する十分な動機があった。


拓と楓は、無理心中で生き残った満里奈の弟がいる病院に行き、そこで満里奈が彼の5年分の治療費を先払いしていたことが明らかになった。


拓は当時の状況を再現する実験を行うために、満里奈と権三郎がいた部屋のドアを封鎖し、練炭を焚いた。


秋保は満里奈が生還できた理由をあげた。


部屋を仕切るカーテンによって、権三郎がいた窓側がより密度が高い一酸化炭素に満たされた。
さらに拓は、過酸化水素で酸素を発生させ、それを吸い続けた。


満里奈もそうして家政婦が来るまでやり過ごしていたのだ。


再び楓と拓は満里奈の面会した。


権三郎が弱ってる弟を切り捨てろと言ったとき、満里奈は彼に復讐することを誓った。


拓は満里奈に、情状酌量の弁護に切り替えると言った。


しかし満里奈は自分を無罪にするために闘えと怒鳴った。


「証拠がなければ逃げ切ってもいい、それが法律の世界なんでしょ!?なのになぜ、弁護士が余計なことすんのよ!」


そして満里奈は二度とここに来なくていいと拓に言い放った。


拓は反論した。


「僕は満里奈さんに救われて欲しい!確かに、弁護士の仕事は依頼人の利益を守ることだ。でも、犯した罪から逃げ切ることは、あなたの利益になるんですか?罪を背負った状態では、たとえ裁判に勝ったとしても救われないと思います。」


最終弁論で、満里奈は自分が夫を殺したことを告白し、救われる道を選んだのだった。

8話あらすじとネタバレ解説



有馬聡子(市川実日子)から会ってほしい人がいるという連絡が届いた。
それを聞いた黒川拓(坂口健太郎)は実際にその人物と会ってみることに。


その人物は式根の支援者を名乗った。
彼が支援している式根大充という人物は、24年前の社宅パーティーで出されたシャンパンにシアン化カリウムを混入させ、それを飲んだ6人が命を落とした「イトエ電気社宅殺人事件」で死刑判決を受け長い獄中生活を送っていた。


支援者は当時の警察の捜査はあまりにも杜撰で、式根は無実の罪を着せられているのではないかと考えていた。


さらに同行していた聡子は、式根はガンでもう長くは生きられない、だから生きているうちに無実の罪を取り消してあげたいと拓に頼んだ。


拓と和倉楓(川口春奈)は式根と面会したが、式根はもう諦めていた。
ガンの痛みで苦しむ式根は拓にこう言った。


「黒川先生、今の私にとって希望は毒なんです…。出られるかもしれない、娘に会いたい、そう言った希望はかえって心がかきむしられて苦しいんです。もうそっとしておいて欲しい…。」


式根の支援者が置いていった資料をもとに、拓と楓、城崎穂香(趣里)の三人は事件を調査することに。


調査によって、彼らはシアン化カリウムは社員ならだれでも持ち出せたことに気づいた。
さらに、式根と自白前と自白後で目撃証言が大幅に変わっていたことも判明した。


当時の事件関係者にも話を聞こうとしたが、まともに取り合ってもらえなかった。


拓たちは式根の娘である松ケ下玲子にも会ったが、「死刑囚の娘」だというレッテルを貼られて生きてきた彼女は「これ以上苦しみたくない」と思っていたため事件に関わろうとしなかった。


秋保恭一郎(藤木直人)は当時の警察の捜査の写真の順番に不自然な点があることを指摘した。
日の差し方や角度から時間を割り出した結果、警察は写真の順番を入れ替え証拠をねつ造していたことが判明した。


別府長治(杉本哲太)は検察官の指宿林太郎(小市慢太郎)に呼び出された。
彼は最高裁の判決にノーを突き付ける拓の行為は裁判官の心象も悪くなると別府に忠告した。


別府は反論した。


「それは、脅しですか…?私は彼を決して快くは思っておりません。いつも振り回されてうんざりしている。しかし、それでも彼はうちの弁護士です!彼らが行う弁護活動の責任は、この私が負います。」


聡子は秋保らが突き止めた新事実を大々的に報道し、それは大きな反響を呼んだ。


しかし、玲子は事務所に来るやいなや、聡子の頬を叩いた。
事件のことが報道されてから、マスコミがまた自分を付け回すようになり、近所や職場でも噂が広まってしまったと泣きながら訴えた。


「何様なの、あなた…?いいかげんにしてよ!その中途半端な正義感で、人の人生を振り回さないで!」


拓のもとに、式根が倒れて病院に搬送されたという知らせが入った。
拓と楓は急いで病院に向かうと、病室に式根はいた。


式根は一命をとりとめていたが、様子がおかしかった。
娘は今度10歳になると言ったりと妄想にとらわれてしまっていたのだ。


病室から出た拓は、あれは拘禁反応だと楓に話した。
式根は、いつ死刑が執行されるかもわからない恐怖で、現実が見れなくなってしまっていたのだ。


聡子は、式根が拘禁反応が出る前に書いたと思われる手紙を拓に見せた。
そこには「私は、ここから出たい」と書かれていた。


過去の資料を見直していた楓は、式根の手紙の中に「沼の上に大きな影が浮かび、それを見ると死んでしまう」という記述を見かける。


さらに式根の支援者が「女の子がもうすぐ死ぬと言いながら泣いていた」という記述があったことを思い出す。


楓の助言で何かを閃いた拓は玲子のもとに行き、実験場に案内した。


実験場には、事件当日に沼の上に浮かんだ大きな影を見た、玲子の同級生だった由美もいた。


秋保が実験を始めると水蒸気が発生し、由美の背後でライトが点灯した。
すると、由美の眼前に巨大な人影が出現した。


秋保は、それは「ブロッケン現象」であると説明した。
夕方など気温が急激に低下し、沼地などの水面上で濃い霧が発生したところに夕日が強く差し込めば同様の現象が観測されるそう。


ブロッケン現象は風が起こっていないことが条件とされる。
当時の気象データをチェックすると、完全に条件がそろっていた時間があった。


なので、ブロッケン現象を目撃したということは、そのときに由美は沼地のゴミ捨て場に行っていたということがわかる。


拓はシアン化カリウムを捨てるために沼地に行っていたのではないかと由美に確認した。


追い詰められた由美は玲子に泣きながら謝った。


由美の父は、母によく暴力を振るっていた。
夫を恨むようになった由美の母親は、パーティーで夫を毒殺したのだ。


何も知らなかった玲子は、沼地にシアン化カリウムを沼地に捨てるように母に言われ、その通りに実行した。


彼女が犯罪に加担させられていたのを知ったのはずっと後になってからのことだった…。


再審請求審が非公開で行われた。
証言台に立った由美は、自分の母親は10年後に亡くなり、事件は終わったんだと思い込もうとしていたと話した。


最後に、拓が裁判長に向かってこう言った。


「今日、由美さんが辛い証言をしてくれた理由、それは式根さんとお嬢さんのことを想ってのことです。お二人をこのまま、死刑囚と死刑囚の娘にすることはできないからと。式根さんは今助けを求めていて、玲子さんは今、父親の冤罪に苦しんでいるんです。式根大充さんは無実です。失った24年間が取り戻せなかったとしても、この先の未来まで奪うことは、許されることではありません。真実に即した決定が下ることを強く望みます。」


しかし後日、裁判所は再審請求を棄却したのだった…。

9話あらすじとネタバレ解説



前回の再審請求棄却にショックを受けた黒川拓(坂口健太郎)はずっと自室に引きこもっていた。
なぜなら、秋保恭一郎(藤木直人)の妹である彩花が殺された事件で犯人になってしまった拓の幼馴染である浅間大介のために、死後再審を行おうとしていた矢先だったからだ


そんな折に有馬聡子(市川実日子)が拓のもとにやってきてとある女性の死体の写真を見せた。
その女性の首にある刺し傷11年前の事件で彩花が刺された傷は酷似していた。


多摩川の河川敷で美大生の花巻京香が発見された。その事件が発生した日時は午前1時ごろ。
京香は事件発生前、何者かからストーカーされていると複数回にわたって警察に相談していた。


警察の捜査の結果、被害者宅の車両部品工場に勤務している富士田順平が被疑者として浮上した。
捜査を続けていくと、富士田の自宅から被害者の学生証や盗撮したと思われる写真が、工場のゴミ置き場から血液が付着したスケッチブックが発見され、逮捕に至った。


拓と和倉楓(川口春奈)は富士田と面会した。
富士田はストーカー行為は認めているものの、殺人容疑は否認していた。


富士田は、学生証は公園で拾ったが、スケッチブックは身に覚えがないと言う。


拓は富士田が11年前に彩花が殺された神奈川にいたことが気になっていたため、富士田に事件当時どこにいたのか尋ねた。


しかし富士田はそんな昔のこと覚えていないと言った。


面会を終えた拓は、四つの可能性があると楓に告げた。


一つ目の可能性は単なる偶然、二つ目の可能性は模倣犯、三つ目は富士田本人が今回の事件にも11の事件にも関わっている可能性、四つ目の可能性は真犯人は別にいて他人である富士田に無実の罪を負わせたということである。


秋保の電話に着信があった。
相手は拓の父、黒川真(草刈正雄)だった。


拓の母親が息子が働いている事務所にやってきた。
話の流れで楓は息子が住んでいる部屋を見せることに。


すると拓の母は大介が亡くなった事件のファイルを見つけた。
大介とは家族ぐるみの付き合いがあるほど仲が良かったそう。


また、真も拓のことを否定しているわけではないと言う。


彼女は言った。


「二人は立場は違うけれど、仕事に込めている思いはきっと同じだから。」


真は秋保に、自分が設立した捜査機関の一員にならないかと尋ねた。


さらに真は、秋保が11年前の抱いている思いと拓が抱いている思いは必ずしも一致していないと言った。


事務所に遅く帰ってきた拓に、楓は励ましの意を込めてこう言った。


「苦しいときの支えになれるかはわかりませんけど、一緒に苦しむことくらいはできると思いますから。」


拓は11年前の事件を思い出し、「もし本当に無罪なら、自殺なんてせずに生きていて欲しかった」と呟いた。


そんな中で聡子からの電話が鳴った。
それは、二人目の死体が見つかったという知らせだった。


被害者は山代奈々。
彼女は茨城県出身の家出少女だった。


富士田は追加で起訴された。
彼は、毎日のように刑事から詰められ弱気になっていた。


しかし拓は、奈々と富士田には接点がないからそこを証明できればまだ勝つチャンスがあると言って富士田を励ました。


拓と楓は奈々の事件が起きた茨城に向かった。
そこは山の中にあり寒く思えるにも関わらず、大量のレモンの木があった。


これを見た拓は何かを思いついたようだった。


いつものように、秋保に実験を依頼した。


秋保はバルーンを上げて気温を測った。
すると、山の麓より事件が起こった山の中腹(レモンがあった場所)の方が気温が高いことが判明した。


それは、晴れた日の夜に山の斜面を降りた冷たい空気と地面からの放射冷却によって、山の中腹より麓の方が気温が低くなる「斜面温暖帯」と呼ばれる自然現象によって引き起こされていたのだ。


山で遺棄された遺体を調査する場合、麓の気温をもとに行うのが通例だった。
しかし、今回の場合は斜面温暖帯によって警察が想定していたよりも死体が遺棄されていた場所の気温が高かった。


結果、遺体の腐敗は進み、警察が考えていた死亡推定時刻には一週間の大幅なずれが生じることになる。


それを考慮に入れると、奈々が死亡した日にはすでに富士田は逮捕されていたため犯行は不可能であることが判明した。


秋保はこの結果は富士田の無実を立証できるものではないと思っていた。
さらに、これが自分たちにできる限界だと拓に言った。


拓は今まで秋保の協力のおかげで無罪判決を勝ち取ってきたと秋保に言った。
秋保はただ運が良かっただけ、それもこれが最後だと拓に告げる。


近々、検察が独自の科学調査機関を設立し、そこのメンバーにならないかと拓の父親から打診を受けたことを明らかにした。


拓は秋保を必死に説得した。


「11年前の事件と今回の事件の犯人が同一人物かもしれないんですよ?もう少しなんです!もう少しで、浅間さんの冤罪と彩花さんの無念が晴らせるかもしれないんです!」


しかし秋保は拓を突き放すようにこう言った。


「黒川。お前は死体の冷たさを知らない。彩花は、俺たちの前から突然消えた。殺されたんだ!唐突に、理不尽な形で!冷たくなった彩花は、もう笑うこともできない。俺たち家族が、どれだけ苦しんだかわかるか!どれだけ!彩花を殺した犯人を憎んだか!」


また、自分たち遺族にとっては真相なんかより目の前に答えがある方が苦しまずに済むとも言った。
だから、秋保にとって大介が本当に犯人かどうかは重要ではないのだった。


富士田の公判で拓は、検事から11年前の事件と強引に結びつけようとしていると非難された。


公判後拓が見たのは、秋保が真に頭を下げているところだった。


帰り道に楓は、拓がトボトボと歩いているところを見かけた。
その先には、ナイフを持った男が向かってくる様子が見えた。


楓は拓を庇い、ナイフで刺されてしまう…。

最終回10話あらすじとネタバレ解説



和倉楓(川口春奈)は何者かに刺され、病院に搬送された。


病院の待合室で別府長治(杉本哲太)は呆然としている黒川拓(坂口健太郎)を叱責した。


「お前自身がこういう状況を招いているんじゃないか、黒川。警察や検察にとってはもう終わった事件なんだよ!お前がやっていることは、自己満足なんじゃないのか!?」


有馬聡子(市川実日子)は殺された美大生の花巻京香と富士田順平のSNSに共通の「友達」がいるのを発見する。


その人物はSNSで「kooz」と名乗っていた。
さらにkoozと名乗る人物は、11年前に死亡した秋保彩花と浅間大輔のブログにもコメントを残していたことが判明する。


また、koozのプロフィールにあるマークは、死体につけられたマークによく似ていた。


聡子が秋保恭一郎(藤木直人)にこれを相談すると、それは英語で所有格を表す「アポストロフィ」なのではないかと言った。


つまり、死体の首につけられていたマークは、「被害者は自分の所有物だ」というメッセージである可能性があるのである。


突然、楓を刺したという人物が自主してきた。
彼の名前は神津一成と言い、彼を担当する弁護士が拓たちの事務所にやってきた。


その弁護士が見せた経歴書に、拓は気になるところを発見した。
神津は京香が通っていた芸術大学の職員をしていたのである。


拓は神津と面会してみることに。
そこで神津は11年前にも大学職員をしていたという。


その大学は彩花が亡くなった東央大学だった。


監視官がいなくなったことを確認した神津は、不敵な笑みを浮かべて拓に言った。


「三人とも俺が殺したんです。11年前も、今回の二件も。首にナイフでぐりってするとき、スカッとしたなぁ。」


これを聞いた拓は仕切り越しに神津をどついた。


首の傷は公表されていなかった。
つまり、この一言が神津が真犯人である何よりの証拠だったのだ。


拓は11年前捜査にあたっていた草津という元刑事の男と出会った。
草津は捜査にミスはなかったと言うが、拓はどんなに小さなことでもいいからと言って草津に迫った。
すると、どうやら事件現場にタバコの吸い殻があったようなのだが、浅間が喫煙していなかったため証拠にならなかったということを聞く。


拓は地裁に対し、11年前の事件の証拠品開示請求と再審請求を行い、マスコミでも大々的に報道された。


しかし検察から因縁をつけられ、捜索差押が行われ、再審請求も棄却された。


すべて自分の父、真(草刈正雄)の指示だと感じた拓は実家に急行した。


拓は帰宅した父を問い詰めた。


「そいつは僕の目の前で自白したんです。証拠がないって言って笑ってた。証拠さえあればそいつがやったことが立証できるんです。なのに検察は…あなたは!自分たちのメンツのためにそれを見逃すんですか…?」


拓の実家に楓もやってきて、同じ要件で真を説得した。


しかし、真は「私は知らなかった。タバコのことなんて知らない。それが答えだ。」と言って部屋を去った。


事務所に戻った拓に、別府をはじめ事務所のスタッフたちは、事務所全体が総力を挙げて弁護をサポートすると言った。


真率いる検察が知らなかったとなると警察が証拠を保管していると考えた拓、それに捜査に加わった楓は、草津とともに警察署に向かった。


証拠品を受け取った拓は秋保のところにやってきて、検証実験を手伝ってほしいと頼んだ。


「秋保さんの言う通りです。僕は死体の冷たさを知りません。でも僕は、浅間先輩が生きていたときの温かさを知っています。殺人犯は別にいました。もう一度だけ、力をかしてください。」


公判がはじまった。
拓は新たな証拠品となるタバコの吸い殻を提示し、秋保を呼んだ。


秋保は、楓が神津の顔をひっかき取った皮膚片からDNA型を採取し、それとタバコの吸い殻に付着したDNA型を照合した結果、一致したことを明らかにした。


また、警察が提出した証拠も証拠としては不十分であると主張した。


秋保は検察官に言った。


「状況証拠を頼りに犯人像を構築することほど、危険で、愚かしいことはない。証拠の取捨選択をし、ましては証拠の隠蔽を行うなど言語道断だ!必要なのは、愚直なまでに、真実を追及しようとする意志だ。」


秋保が言い終わると神津が法廷に立った。
神津はすべての罪を認めた。


彼は警察や検察の問題点を浮き彫りにするためにこのような事件を起こしたのだという。


開き直ったかのように挑発を続ける神津に苛立ちを隠せない秋保は思わず立ち上がってしまう。


拓は神津が痴漢の冤罪にあってから念願だった大学入学が取り消され人生がめちゃくちゃになってしまったことを法廷で明らかにした。


悔しそうに暴れまわる神津に向かって、拓は言った。


「神津一成、11年前、あなたは無実だった。だから悔しくて仕方ありません。冤罪の苦しみを、あなたは誰よりもわかっていたはずなのに。人として、最後の最後まで、その心の痛みと向き合ってください。」


傍聴席で裁判を聞いていた真が口を開いた。


「私が有罪を主張し、起訴し、浅間大輔くんを死に追いやった。司法に携わる人間として、私が下した判断が、一人の命を奪ってしまった。心から謝罪をしたいと思います。」


拓は法廷内にいるすべての人に向かって言った。


「僕は司法に絶望したくはありません。真実を追求しようとする意志と、過ちがあったときにはそれを認め、正すことのできる勇気があれば、冤罪は必ず晴らすことができると信じています。」

スポンサードリンク

『イノセンス』を1話から最終回まで全話無料で視聴する方法

huluの価格・デメリット・メリット

huluの価格・デメリット・メリット

  • 価格:933円
  • デメリット:新作映画がない
  • メリット:最新の海外ドラマが圧倒的



huluの最大のポイントはやはり、最新海外ドラマの豊富さです。
さらに、日本語字幕だけでなく英語字幕も対応してるので英語の勉強にうってつけなんです。
ただし、同時視聴は対応してないので複数人で共有はできません。


ダウンロード機能もついたので、いつでもどこでも海外ドラマを観れますし、アプリの動作も素晴らしいので、月額933円で使える動画配信サービスとしては、圧倒的にオススメです。


海外ドラマだけでなく、人気の国内ドラマも多数放送されてます。
今回だと家売るオンナの逆襲3年A組もhuluで放送されてますね。


2週間の無料体験キャンペーンもやってるので、是非この機会にご活用ください。

おっさん
huluのコスパは凄いよな!!
1日31円で利用できるって考えると、考えるのがバカバカしくなるわ!!
しかも、2週間無料って、どんだけ太っ腹やねん!!


ボタンをクリックするとhulu公式サイトに移ります。
解約料金はいつでも無料なので安心して登録できます。





▶︎人気記事
≫イノセンスで主演の黒川拓を演じる坂口健太郎さんの出演ドラマ・映画代表作まとめ

≫2019冬ドラマ記事一覧はこちら

≫【2018最新版】動画配信サービスおすすめ13社を徹底比較!【迷わない選び方】

≫【最新版】漫画村の代わりに違法ナシで無料でマンガを読めるおすすめアプリ15選!

≫漫画村の代わりに合法的に『キングダム』最新刊を実質無料で読める方法を紹介する。

≫【2019最新版】人気の韓国ドラマが無料で全話見放題のオススメ動画配信サービス2選

≫【2019最新版】人気の海外ドラマが無料で全話見放題のオススメ動画配信サービス3選

スポンサーリンク
スポンサーリンク
【徹底解説】ドラマ『イノセンス』完全ガイド |1話~最終話まで毎週更新!