という方に向けて、今週のキングダム606話「起こり」のネタバレ考察を書いていきます。
忙しい方のために、最初に1分で解説してるので、ぜひ流れだけでも掴んでいってください。
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目次（クリックすると読みたい部分まで飛べます）
キングダム606話「起こり」ネタバレ考察を1分で解説
- 李牧の策略に苦戦していた王翦軍が今は互角！？
- 李牧の策略の正体
- 勢いに乗る王翦軍
キングダム606話「起こり」をサクッとネタバレすると、こんな内容でした。
キングダム606話「起こり」ネタバレ
李牧の策略に苦戦していた王翦軍が今は互角！？
王翦軍は陣形展開もせずに、そのまま前進を始めた。
その不気味な光景に、秦軍の人々は大いに当惑していた。
歩兵の足が遅くなったのを見た田里弥は、これは何かあると思っていた。
そして、とうとう陣形を組まずに開戦してしまう。
しかし蓋を開けてみれば、今まで李牧軍が圧倒していたのに、今はほぼ互角だった。
王翦兵は前がやられたら次が出てくるというだけのあまりに単純な攻めだというのにだ。
これには、田里弥も倉央も驚きを隠せなかった。
しばらく戦況を注視していた二人だったが、ほぼ同時に「何もしていないから互角」であることに気づいた。
李牧の策略の正体
王翦は李牧軍のからくりを明らかにした。
李牧軍のからくり、それは「起こり」だった。
起こりとは初動のことで、物を掴もうとするときに手より先に肩が動くなどというもの。
王翦いわく、それは軍にもあるのだそう。
武を極めると起こりを察知し、相手の動きを読むことができる。
相手の動きを予測することができれば対応策も考えられるし、返し技も使える。
そうして李牧は、今まで王翦軍と戦っていたのだった。
それを聞いていた武将たちは、こぞって人と軍の起こりは違うと異を唱えた。
王翦は、確かに起こりを理屈で理解することはできないが、昔からそれを感覚的に捉えて戦っている武将はいたと言う。
それは、本能型の武将である。
李牧は以前、一度だけ本能型の極みにいた麃公と戦ったことがあった。
李牧はたった一度のその戦いで得た本能型の強みを、知略型の兵中心だった自身の軍にインストールし、双方の強みを併せ持った軍に仕上げたのである。
王翦はこう言った。
「認めざるを得ぬな李牧。私と同じ怪物と。」
勢いに乗る王翦軍
指揮していた雷伯は、王翦軍が軍としての意志をなくして突き合いを挑むのであれば、こちら側から仕掛けようということで、陣形展開をして攻め始めた。
これを見た王翦は、自身の軍に次々と指令を送った。
すると、王翦軍が戦いで優勢になった。
王翦は李牧のように相手の起こりを読み、それに自身の軍を合わせたのである。
キングダム606話「起こり」考察と感想
李牧が相手の初動を読み、軍の戦型を自在に変えて戦っていることを見抜いた王翦は、ただの突き合いにすることで互角の戦いに持ち込み、さらに相手の戦型をカウンターするなどして流れを引き寄せました。
からくりが相手にばれてしまった李牧は、これからどう戦っていくのでしょうか？
このまま王翦軍が圧倒する展開も十分考えられます。
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