Twitterで話題になっている仮想通貨の和訳記事が面白かったので、要点だけまとめました。
ビットコインに興味ある方は是非、読んでみてください。
目次(クリックすると読みたい部分まで飛べます)
「発明から10年もたったのに、誰もブロックチェーンを有効活用できていない」の和訳が話題に!
どーもゴーゴーケンゴ(@KNGrits)です!
今回は「発明から10年もたったのに、誰もブロックチェーンを有効活用できていない」の和訳記事の要点をまとめていきたいと思います。
元の和訳記事がこちらです。
「誰もブロックチェーンを有効活用できていない」「仮想通貨のまともな使い道は通貨投機と違法取引だけ」
上杉周作さんのこちらのツイートを見て、これは是非ゴーゴーケンゴの読者の方にも知ってもらいたいと思いました。
先週公開され、既にMedium上で2万4千回いいねされた仮想通貨の記事をゆるく翻訳します。
題名「発明から10年もたったのに、誰もブロックチェーンを有効活用できていない」
冒頭「仮想通貨には大量の資金と労力が投下されたが、まともな使い道は通貨投機と違法取引だけだ」https://t.co/QxjdjlJj9a pic.twitter.com/w9GNAHhmwy
— Shu Uesugi (@chibicode) 2017年12月29日
和訳記事の要点をまとめます。
ブロックチェーンは必要とされてない?
ブロックチェーン技術の存在理由は非中央集権的で匿名で管理できるため、国や政府に依存せず全世界で使えるというところにあると言います。
そのため、決済手数料も限りなく低く出来ると。
しかし、非中央集権で匿名だからこその問題もある言うんですね。
それが大きく3つあります。
- パスワードを忘れても盗まれても保証がない
- マネーロンダリングの温床
- 決済方法として非効率
他にも問題点は挙げられてましたが、個人的にその中でもこの3つが大きい問題なのかなと。
その中でも、保証がないと言うのは、非中央集権だからこそ浮き彫りになりますよね。
責任の所在が曖昧になるからこそ、保証のしようが無いですもんね。
私が言いたいのは、ブロックチェーンの「不可逆性、匿名性、中央機関の欠如」という「変えようのない特徴」を、顧客が望んでないということです。
仮に、ブロックチェーンによる匿名取引が主流で、Visaがまだない世界を想像してみて下さい。
ここでもしVisaを誰かが発明したら、「やった!これでもし取引で詐欺にあっても、Visaに請求すればお金は戻ってくる!」と喜ばれるのではないでしょうか。
結論。ほとんどの場合、必要とされているのはただの「台帳」で、ブロックチェーンのように、「分散型の匿名台帳」は、メリットよりデメリットのほうが大きいのだ。
個人的には、僕は彼の意見のなかで「これは技術的に将来解決できるのでは」と思えるものもある気がしました。他方で、ブロックチェーン愛好家の方々が主張されるユースケースの多くは、ユーザーが抱える悩みから出発したものではないと思います。米国のドットコムバブルのときも同様だったのでしょう。
— Shu Uesugi (@chibicode) 2017年12月29日
万能なものなんて何1つないということ。
個人的に引っかかったところだけまとめましたが、大事なのは『万能なものなんて何1つないということ。』を理解しておくことだなと。
物事は表裏一体なのでブロックチェーンのメリットが大きいと同時にデメリットもそれだけあるということですね。
その意識を持ってるだけで、一喜一憂せずに大局を見れるようになるのではないでしょうか?
この和訳が大きな反響を呼んでるのは、それだけ「ブロックチェーンは万能だ!」と思い込んでた人が多いことを表してますからね。
難しいことは、よくわからないですが「世の中に”絶対”はない」というコトを強く意識させられる内容だったと思います。
和訳して頂いた上杉周作さんに感謝です。
上杉周作さんのブログはこちら↓↓
「誰もブロックチェーンを有効活用できていない」「仮想通貨のまともな使い道は通貨投機と違法取引だけ」
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