【前回の続き】日本マクドナルド創業者の理論と革命家の共通点。

世界を変えてきた革命家の共通点とは?



【人気マンガから読み解く経済】「鋼の錬金術師」世界は”賢者の石”を使い果した⁉︎

2015年3月26日
【人気マンガから読み解く経済】「鋼の錬金術師」世界は”賢者の石”を使い果した⁉︎の続きで僕なりの感想です。



  1. ”文明流水理論”は的を得てる。
  2. ”精神BOP”が世界を変える。



ということです。
1つずつ説明していきますね。

①”文明流水理論”は的を得てる。



というのは、日本マクドナルドの創業者の藤田田さんの理論で、


『文明も水と同じように高いところから低いところへ流れる』


という言葉があるんですが、
先進国から後進国へ技術もモノも流れているのをみると納得ですよね。

世界の覇権国はオランダ→イギリス→アメリカと移行してきましたが、アメリカ発のモノが日本で流行るのなんかもそういうことなんでしょうね。

②”精神BOP”が世界を変える。

これは、今僕が勝手に作った造語です。

BOPとはBase of the Pyramidの略称でピラミッドの一番下のことです。

”精神BOP”とは


【精神的に満たされてない人】


を意味してるんですが、要するに「現状に満足してない人」


ってことで、いつの時代もそういう人が世界を変えてきたと思うんですよね。


今回の話でいうと、イスラムやアジアは当時ヨーロッパより豊かだった。
豊かだったからこそ、何かを変える必要がなかった。
だから、ヨーロッパに制圧されたのかなって考えかたもできると思うんですね。


下克上や革命も今を変えたくないと思ってたら決して起こらないですよね。


しかし、その一方で日本は豊かな国なので


「何か変えなければいけない!」


という想いが強くならないのは当然のことだと思います。
だからこそ”精神BOP”なんです。


いくら経済が豊かになっても満たされないのは人の想いだと思っています。
その想いが色濃く表れて”信念”になるのだと。
自分の中の譲れない想いに従って行動することが強く大きな一歩になって行くんだと思いました。