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サッカー元日本代表のヒデが日本酒をつくった。
どーもゴーゴーケンゴ(@KNGrits)です!
中田英寿
野球少年やった僕でも知ってる、サッカー界のカリスマ。
野球少年やった僕でも知り合いの散髪屋で”ヒデカット”にしてもらってた。
今でいう、本田圭佑的な人。
ひょっとしたら、僕ら世代は「あいのり」をみてヒデを知った人も少なくないと思います。
ヒデが出演してたパリピ選手権の記事
中田英寿はなぜ日本酒を作ったのか?
経緯を簡単に紹介すると【サッカー引退→世界放浪→日本放浪→日本の伝統産業を世界に広める】という流れで、日本酒に特に力を入れてるというわけです。
日本のために!というのがヒデらしくてカッコイイですね。
なぜ1本17万円の価格設定にしたのか?
そんな、ヒデが作った日本酒は「N」という名前であの十四代の蔵元と共同開発して作ったみたいです。
ボトルデザインもめちゃカッコイイですね。
とはいえ、日本酒で17万て高すぎやろと。
ところがどっこい、実はこの「N」は日本では販売されてなくて
海外のみで限定1000本で販売してるみたいです。
その理由がまた面白いんです!
日本の伝統産業×ブランディング
- 日本酒を世界市場で売れるワインのように
- 国内では伝統があるので値上げは難しい
- 「売れない」ではなく「売らない」というブランディング戦略
①日本酒を世界市場で売れるワインのように
ワインの値幅の広さを日本酒にも適応させたいという狙い。
ワインなら1本100万円が当たり前のようにあっても日本酒にはない。
それはクオリティの問題ではなく、価値観の問題にあって、その固定概念をブランディングによって取っ払っていこう。というのが17万円という価格設定の狙いの1つ。
②国内では伝統があるので値上げは難しい
とはいえ、日本でそれを販売しても難しい。
理由は伝統産業であるが故に長年かけて醸成された価格の固定概念が強いので、いきなり日本で価格設定を変えるよりも、まず海外の富裕層に認知してもらい逆輸入で固定概念を変えていくという狙い。
③「売れない」ではなく「売らない」というブランディング戦略
ヒデがインタビューで言っていたのは、
「Nの目的は売れることではない。」
という発言。ここから読み取れるのは『17万円という日本酒を販売することで高い利益を出そう。それで日本酒業界を盛り上げよう!』という短期的な視点ではなく、世界市
場で17万円という日本酒を受け入れてもらい、日本酒を世界の富裕層が飲む嗜好品の1つとしてマーケットの拡大を狙ってるということ。
あくまで、この日本酒の販売は「日本の伝統産業を世界へ!」というヒデの想いの1つの足掛かりにすぎないのですね。
中田英寿はカッコよすぎる。
と、まぁまとめてみましたがカッコよすぎるでしょ。
ヒデって僕のイメージでは割と口数少なく、言葉より行動って感じの人で凄い真面目な人って感じで、それがこの日本酒作りにも表れてるんかなと思いました。
1つ1つの行動が誠実なんですよね。
サッカー引退して、世界まわって色んな国、色んな人をみて「世界まわってるけど、俺日本のこと全然知らんやん!」てなって日本の歴史を学んで伝統産業を全国各地歩いて見て回って「自分の強みを生かして、なんとか貢献できないか?」ってなって海外で日本酒のプロモーションをしたり、サケノミーていうアプリも手がけて日本語読めない外国人でも日本酒の情報がわかるようにしたり、その過程で今回の「N」の販売に至ってると。
こういう背景があるから、より認知されるし支持されたり普及していくと思うんよな。
だからヒトトナリってすごく大事。
でも、その背景ってみんな一人一人にあるもので、それがヒデみたいな有名人やと認知されやすいだけであって、誰もがみんな色んな背景があって今があるんですよね。
その人の「人とナリ」にスポットライト当てたら、もっとその人のこと好きになれますよね。
いつか僕も何かしらで関われるように頑張ります。
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