「見てる次元が違いすぎる」ソフトバンク孫正義はロックフェラーを超えるのか?

「見てる次元が違う」ソフトバンク孫正義はロックフェラーを超えるのか?



『見てる次元が違いすぎる』


これが孫正義に対する僕の感想です。
ソフトバンクを携帯会社だと思ってる方は見直した方が良いかも知れません。

ソフトバンク孫正義はロックフェラーを超えるのか?



どーもゴーゴーケンゴ(@KNGrits)です!
今回はソフトバンクの決算説明会のプレゼン動画をみた感想をまとめました。


この動画を先日youtubeで見たんですが、正直、見てる次元が違いすぎて、壮大な映画を見終わった後のような高揚感と爽快感が混ざった気分になりました。
長いんですが、お時間ある方は見てみてください。

ソフトバンクグループの決算説明会




全部をまとめると長くなりすぎるので、僕が印象に残ったところを何点かまとめていきます。

ロックフェラーがどうして世界を制覇できたか知っているか?



『ロックフェラーがどうして世界を制覇できたか知っているか?』


孫正義はかの財閥王の名を出して、そのビジョンを語ったんですね。

ロックフェラーは第2次産業革命で大活躍した事業家ですが、いま世界が第3次産業革命の前夜にある中、孫さんは現代のロックフェラーになろうと考えているんです。



当時は石炭が石油へ、鉄道が自動車へ、印刷から電話へと転換していく中、ロックフェラーはその石油、自動車、通信の3事業をおさえて大成功しました。
孫さんは、『エネルギー』『輸送』『コミュニケーション手段』の3つを抑えて、第三次産業革命を制しようとしてるんですね。


そのための、SoftBank Vision Fundだったんですね。

SoftBank Vision Fundとは?

われわれは過去の投資だけではなく、これからの投資を行うための会社としてSVFを立ち上げた。
アリババを含め18年間、われわれの投資IRRは毎年複利で44%株式の価値が増えている。
20兆円規模になり、かつ(毎年の複利が)44%というのは、世界中どこにもない。
それだけでなく、新たにアリババに相当するような会社を構造的に見つけ、構造的に投資をし、グループを強化するということをやろうとしている。
それが「SoftBank Vision Fund」である。


SVFではこの半年間で、すでに20社の大型投資を行った。
ベンチャーキャピタルは、一つのファンド全体規模が1,000億円ぐらいだが、われわれは1案件で平均1,000億円ぐらい投資している。
もちろん大小あるが、この短期間で、これだけの大規模の投資をやったことのあるベンチャー投資会社は地球上に今まで無かったと思う。
地球上に初めて生まれた、新しい存在・新しい業態の投資会社がSVFだ。



1案件で1000億円の投資って、ちょっとワケわからないですよね、、、
しかも、それを20社というから、もはや次元が違いすぎる。


その一部を紹介します。


ソフトバンクビジョンファンド投資先

ソフトバンクビジョンファンド投資先


  1. 『Slack』ビジネスチャットツール
  2. 『mapbox』グーグルマップの競合
  3. 『Flipkart』インドNo.1のEC
  4. 『paytm』インドNo.1のデジタル決済
  5. 『Fanatics』スポーツ用品特化のEC
  6. 『ROIVANT』AIを使った医薬品開発
  7. 『Vir』感染症などのワクチン開発
  8. 『众安保険』中国ネット専業インシュアテック


聞きなれない会社も多いと思いますが、ソフトバンクの投資先を見れば、ビジネスチャンスなんていくらでも出てきそうですね。
IoT、フィンテック決済、ライドシェア、ロボット、AI、EC、医療この辺りはマーケットインパクトが大きいところですもんね。
時流に乗ったサービスかつマーケット規模が大きいところを積極的に抑えにいってます。


『エネルギー』『輸送』『コミュニケーション手段』を抑えると言いますが、これが出来たら、とてつもないことですよね。
そこを狙いにいってる視座の高さと、300年続く企業を創るという超長期視点が、孫正義という男の凄まじさなんだなと。

日本一の借金王・孫正義



日本一の借金王でもある孫正義ですが、かのローマ帝国の礎を築いたカエサルもまた借金王だったと言います。


「借金が少額のうちは債権者が強者で債務者は弱者だが、額が増大するやこの関係は逆転する」


これは、カエサルの言葉ですが孫正義もこれを利用しています。
ボーダフォン買収の時は2兆円。
そして、アーム買収の時は3.3兆円。
どちらも、桁がピンと来ませんが、こんな金額を自社で全て用意できるワケないですよね。


しかし、アーム買収の時は2兆円を用意して、残り1兆円をみずほから借り入れたんです。
とんでもない世界ですよね、、、
ユニクロの柳井さんもこう語ってます。

ソフトバンクの社外役員を務めるファーストリテイリングの柳井正社長は、100億円ほどの投資には徹底的に数字を精査する。
しかし、ボーダフォンやスプリントのような巨額な投資のときは「買えないリスクを考えるべきだ」として後押しをする。



そこまでして、やる理由ってなんなんでしょうね。。。
こんなこと、自分のためなら絶対出来ないですよね。
「志高く」と孫さんは仰ってますが、使命感がハンパないように思います。

最後に孫正義の名言をいくつか紹介します。


5割の確率でやるのは愚か。9割の成功率が見込めるようなものはもう手遅れだ。7割の成功率が予見できれば投資すべきだ。

私は、難しい課題は最善の贈り物だと思っています。より早く学べて、どうやって解決するのか、生き残るかたくさん学べますからね。

10秒考えてわからないものは、それ以上考えても無駄だ。

大事なことは、誰がなんと言おうと、一直線に志に向かっていくこと。



どうでしょう??
なんだか、「もう少し自分も頑張ってみよう!」って思えませんか?


孫正義を目指すつもりなんて全くありませんが、僕はもう少し頑張ってみようと思いました。
1人で見るのが夢、大勢で見る夢が志。
「世界を健康に」そんな志を持って、もう一歩踏み出して行こうと思います。

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