進撃の巨人はSFでもなんでもなくて、現代社会に生きる人間の心の不安を描写してるって話。

進撃の巨人がなぜ流行ったのか?

まず、はじめに「なぜマンガなのか?」というところから、、

マンガは”紙とペン”さえあれば描けるため映画やテレビに比べて

参入障壁が低いことから、その時代のトレンドが反映されやすいらしい。

確かに、”キャプテン翼”が流行った時はサッカーブームだったり、

”鉄腕アトム”が流行ったときは、高度経済成長で科学技術の発展を

夢見てた社会的風潮があったりしたそうで。

要するにその時の社会風景がマンガに表れたりするようです。

「進撃の巨人」はなにを表しているのか?

「私は主人公のエレンの“一生壁の中から出られなくても…飯くって寝てれば生きていけるよ…でも…それじゃ…まるで家畜じゃないか?”というセリフと、エレンの友人のアルミンの“たしかに、この壁の中は未来永劫安全だと信じきっている人は、どうかと思うよ。一〇〇年壁が壊されなかったからといって、今日壊されない保証なんか、どこにもないのに…”というセリフが、大きなヒントだと思っています」

答えは「不安に怯える現代社会」

だそうです。

いつ壁が壊されて巨人が攻めてくるかわからない不安を抱えながら

ウォールマリア(一番外側の壁、危険)の人は暮らしています。

しかし、ウォールシーナ(一番内側の壁、安全)にいる人は呑気なもんです。

それは日本の経済についても同じことが言えるのではないでしょうか?

ウォールシーナに住む人たちが時代の変化を読み取り行動していかなければ

いずれウォールマリアは破壊され巨人が襲ってくる。

そうなってからでは遅いけど、それを今すぐできないのは

”安全と危険のバランス”が崩れているから。

時代は変わっているのに、現状維持のために外を見ない。
外を見ないから、時代の変化がわからない。
わからないから不安になる。

という、悪循環が現代社会にも通じるのでは?

と思いました。

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