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最後のページにこないだゴミ山へ訪れた際のインタビュー動画を載せています。
動画なので雰囲気がより伝わると思うので、長くなりますが是非、最後までみて頂けると嬉しいです。
目次(クリックすると読みたい部分まで飛べます)
フィリピン・マニラのスモーキーマウンテンとは?
フィリピンのマニラと言えば世界的に見ても貧富の差が激しい都市ですよね。
僕がフィリピン・マニラに初めて訪れたのは21歳になったばかりの頃。
2ヶ月の語学留学の為でした。そこで見たものが刺激的過ぎたんですね。
『高層マンションの隣にスラム街がある。。。』
驚きでした。
そして街を歩けば、ストリートチルドレンと金持ちが行き交ってる。
そのマニラでは当たり前の光景も僕からしたら強烈だったんですね。
そして、そんなマニラの歴史を辿れば【ゴミ山】という文字が。
気になって調べて見たところ、、、
ゴミ山=スモーキーマウンテン
スモーキー・マウンテン(英語: Smokey Mountain)とは、フィリピンマニラ市北方に位置するスラム街のことである。名称の由来は、自然発火したごみの山から燻る煙が昇るさまから名付けられた。
wikipedia
その、歴史は1954年に遡ります。
場所はマニラの海岸沿いにあるトンド地区で、かつては漁村として栄えてたそうですが、1954年から焼却されないゴミの投棄場になりました。
それ以来、マニラ市内で出たごみが大量に運び込まれ、ゴミの中から廃品回収を行い日銭を稼ぐ貧民(スカベンジャー)が住み着いたとされています。
そして、世界的にフィリピンの貧困の象徴として扱われるようになった事からフィリピン政府は、国のイメージが損なわれることを理由に1995年に閉鎖を決断しました。
住民は公共住宅を用意され強制退去となったが、一部の住民はパヤタス地区にある別のゴミ山【スモーキー・バレー】に移り住み、スカベンジャーとしての生活を続けているとの事です。
なぜ、公共住宅に住まないのか不思議に思う方も多いですが、ゴミ山の廃品回収が彼らの仕事になってたりするんです。
1日働いて数百円の世界ですが生きる為には仕方ないというんですね。
あのワンピースでルフィ・エース・サボが少年時代を過ごした場所として描かれるゴア王国の【不確かな物の終着駅(グレイ・ターミナル)】もモデルがフィリピンのマニラにあるスモーキーマウンテンです。
マニラのスモーキーマウンテンは日本にいたら現実離れし過ぎてイメージつかないと思いますが、TVで何度か見かけた事はあるのではないでしょうか?
子供が不衛生なゴミ山で裸足で廃品回収をしてる痛々しい姿を。
引用:エニグム
このイメージですよね?
実際に行ってきたら、全然違いました。
マニラのスモーキーマウンテンの行き方
ツアーとかで行く人も中にはいるそうですが、僕がマニラに土地勘があったのでツアーに参加せずに自力で向かいました。
今回、訪れたのは【トンド地区のスモーキーマウンテン】です。
グーグルマップで『スモーキーマウンテン』と検索したら、ここが出てきます。
パヤタスのスモーキーバレーの方も興味はあったのですが、時間の都合上トンドのスモーキーマウンテンしか行けませんでした。
と、言うわけで今回はトンド地区のスモーキーマウンテンまでの行き方を教えます。
SMモールオブアジアからスモーキーマウンテンまで
一番わかりやすい場所からと言う事で、SMモールオブアジアからのルートです。
しかし、注意点が1つあります。
タクシーで一発で行ってくれる事はほぼほぼ無い。
タクシーの運転手によっては遠すぎるのでイヤだとか、守備範囲じゃないから無理。みたいな事が良くあります。
実際、僕たちが行った時も中心部からタクシーで海岸沿いを走ってもらい、途中のトライシクル乗り場で降ろされました。
場所は定かではないんですが、パシグ川を渡る橋の手前だったので、このマニラ大聖堂前のサークルあたりだったと思います。
まさにこれで行きましたね。
これに6人全員で乗って途中坂道で止まると言うハプニングもありました。
ただ、ひたすら海岸沿いを走って行くだけなのでグーグルマップさえ開いておけば問題なく辿り着けます。
しかし、ここで2つ目の注意点があります。
スモーキーマウンテンってどこから入ればいいの?って言うかどれ?!
僕たちが行った時はとりあえずこの寂れた【SMハイパーマーケット】の前で降ろしてもらいました。
この辺はひと気も少なく、基本薄曇りなのでどんよりした空気感が独特です。
そして、SMハイパーマーケットを背にして正面に旧スモーキーマウンテンが見えます。
ちなみにこの写真はグーグルアースからとってきた2014年のものです。
僕たちが行った2016年はこの道路の間の塀が少し高くなっていたのと交通量が中々なので渡るのが少しだけ難しいです。
どうですか?
想像してたのと全然違うくないですか?
前述した通りですが、ここのスモーキーマウンテンは1995年に閉鎖され今はゴミ山ではなくなってるんですね。
しかし、今尚スモーキーマウンテンに住んでる人たちはいました。
マニラ・スモーキーマウンテンに住む人達の生き方
実際に動画を見た方が想像できると思うので是非。
僕のインスタに残ってました。(この時はマニラケンゴでした)
スモーキーマウンテンに着きました。
スモーキーマウンテンでお宅訪問しました。
どうでしょうか?
観光客の僕たちに敵意むき出しで襲いかかるような危険な雰囲気が1つでもありましたか?
悲惨な生活状況の中、子供達がボロボロになって仕事する痛々しい姿がありましたか?
家の中まで撮らせて頂いて、色々と説明してくれました。
これ日本であり得ますか?
いきなり旅行客が来て「家見せてもらってもいいですか?」って。
めちゃめちゃ親切なんですよね。
なんで、そんな優しくしてくれるのかってくらい優しいんですよ。
柱の無い、天井150cmあるか無いかくらいの家に扇風機とガスコンロがあって、そこで家族5人で暮らしてるんですよ?
実際に足を運んで見てみて欲しいですね。
くれぐれも無断でパシャパシャ写真とるのとかヤメて、ちゃんと許可は取ってくださいね。
ちゃんと笑顔で挨拶すれば、向こうも笑顔でこたえてくれるので。
スモーキーマウンテンで子供達とバスケしました。
そして、子供達がめちゃめちゃ可愛いんですよね。
キラッキラッした笑顔で『一緒に遊ぼー!!』って寄って来てくれるんですよ。
ぶっちゃけ最初は僕も警戒してました。
お金せがまれるんじゃないか?とか携帯とか取られるんちゃうか?とか。
実際、市内では結構ストリートチルドレンによるスリなども多いんですよね。
(留学してた時、友達がスマホ取られたり、ひったくりにあったりとかしてました)
でも、そんな事を考えてた自分が恥ずかしくなるくらいピュアでしたよ。
ちょ、ほんま可愛すぎるで。。。
この子達は学校も行ってるみたいで、僕たちにめちゃ嬉しそうに『one plus one equal two!!』と恐らく、習ったばかりの算数を大声で叫んでました。
次ページは『頑張れる環境があるのは当たり前じゃない』スモーキーマウンテンに実際行って感じたことについて
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