【実例】博報堂の企画書4選を参考にプロの書き方を考察する。

【実例】博報堂の企画書4選を参考にプロの書き方を考察する。
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博報堂の企画書が書き方の参考になる



どーもゴーゴーケンゴ(@KNGrits)です!
台湾で日本の女子大生が5日間で展示会の企画から実施までを行うという無茶ぶりプロジェクトにお手伝いに行ってたんですが、そこでお手本を探す大切さを伝える為にネットで調べていたら、プロの企画書が面白すぎたので紹介していきます。

企画書の書き方は博報堂から盗め。



こちらのマル秘公開!プロの企画書を参考にさせて頂きました。
プロの企画書がたくさんあったのですが、僕が直感的に「あ、いいな」と思った企画書を見ると、90%以上の確率で博報堂の方が作ったものでした。


と、いうわけで今回は博報堂が実際に提案した企画書をピックアップし、僕視点で書き方を考察していきます。

企画書vol.1「EXTRA BASS」

EXTRA BASS 企画書

EXTRA BASS 企画書

宣伝会議

  • 商品=ワイヤレススピーカー
  • ターゲット=パリピ層の若者
  • ミッション=商品発売のニュースを作る
  • メインコンテンツ=低音卓球PARTY



EXTRABASSの企画書のポイントを抜き出すとこんな感じ。
製作者は寺岡重人氏(ハッピーアワーズ博報堂)とのことです。


低音卓球PARTYって聞くからにして面白そう。。。
音が響くのも想像出来るし、最近話題の卓球パーティーと掛け合わせてるので、若者に刺さるイメージがめっちゃ出来ます。

企画書の書き方考察


スライドの流れについて

EXTRABASSの企画書のスライド流れとしては、

  1. ミッション+ターゲット
  2. 企画の趣旨+キャッチコピー
  3. コンテンツ制作ポイント+制作チーム紹介
  4. メインコンテンツ発表
  5. メインコンテンツ説明
  6. サブコンテンツ制作メンバー紹介
  7. プロモーション方法
  8. 全体スケジュール



と、いう各スライドテーマで書いています。
この要素だけ見ても、流れが綺麗ですよね。


誰が・何を・どのようにというのが組み込まれてますし、読んだ後の納得感があります。
企画書を書く時は、まずこのスライドごとのテーマから考えると上手くまとまりそうですね。

スライドデザインについて

EXTRA BASS 企画書

EXTRA BASS 企画書



全ては紹介出来ないので1部抜粋します。
カラーは基本3種類でまとめてるんですね。
洗い出すと、、、

  • 全体色は白
  • 使用色は黒・グレー・黄(たまに赤)
  • 一番目立たせたいメインコンテンツ発表部分はビジュアルメイン
  • ポイント系は基本3つで統一
  • 説明系文字サイズは小さめ
  • コピーはフォントにもこだわる



この辺りの要素は知ってるだけで意識すれば誰でも使えるので、ぜひ企画書を書く時は気をつけたいところですね。

アイデアについて

低音卓球PARTYはアイデアそのものが面白いですよね。
考え方としてはターゲットである【パリピ】とワイヤレススピーカーの強みである【重低音】を掛け合わせてますね。


【ターゲットである人が好きなモノ×商品の強み】


これが1つの方程式になってます。
他の企画書でも使えそう。。。

企画書vol.2「Tiffany & Co」

ティファニー 企画書

ティファニー 企画書

宣伝会議

  • 目的=ブランドイメージ向上
  • ターゲット=カップル
  • ミッション=ティファニーの店舗を恋人たちの聖地にする
  • メインコンテンツ=NYの街灯風のプロジェクター
  • ストーリー=手のひらで愛の形を表現する



ティファニーの企画書のポイントを抜き出すとこんな感じ。
製作者は木村元紀氏(ハッピーアワーズ博報堂)とのことです。


ティファニー 企画書

ティファニー 企画書



NY街灯風のプロジェクターで手のひらの上で男女のラブストーリーを映し出すと言う提案ですが、素敵ですね。

企画書の書き方考察


スライドの流れについて

ティファニーの企画書のスライドの流れとしては、

  1. 背景+概要説明
  2. ミッション
  3. 提案のキーワード
  4. ストーリー説明
  5. ストーリー説明②
  6. 提案内容
  7. 提案締め
  8. プロモーション流れ
  9. メインメッセージ



と言う流れで、ストーリー重視なのが良くわかりますね。

スライドのデザインについて

スライドデザインについてはティファニーカラーでまとめて、テキストカラーも黒のみで文字に注目させると言うより、ストーリーを想像してもらう為にあえてテキストはシンプルにしてるんですね。


少し文字が多すぎるように感じましたが、そこはプレゼン力で読ませるかどうかは左右されそうです。

アイデアについて

NYの街灯風プロジェクターと言うのは、すごく具体的にイメージ出来ますしアイデアとしてもオシャレかつ話題性も十分。
ユーザー発信でSNSに拡散されるイメージが湧きますよね。
ストーリー展開も非常にわかりやすく、恋人の聖地になりそうです。


逆に言うと、これがティファニーである必要はないようにも思えます。
ハリーウィンストンでもカルティエでも使えそうなので『ティファニーならでは』と言う点では少し弱いのかもしれません。


ただ、アイデア自体が抜群に良いのでこのアイデアの発想源はどこなのか気になります。
恋人の聖地×テクノロジー】と言う掛け算に見えました。
実際のモノ・場所などの有機物に最新のテクノロジーを掛けると新たなアイデアが生まれそうですね。

企画書vol.3「ONE OK ROCK」

ワンオク 企画書

ワンオク 企画書

宣伝会議

  • 商品=新アルバムのプロモーション
  • ターゲット=今までファンじゃなかった人たち
  • ミッション=バンド本人が稼働せず話題になること
  • メインコンテンツ=着る音楽



ワンオクのアルバムプロモーションの提案ですが、企画書がかっこよすぎる。。。


制作は三浦崇宏氏・宇佐美雅俊氏/The Breakthrough Company GO・博報堂となっております。

企画書の書き方考察


スライドの流れについて

  1. 問題提起+キャッチコピー
  2. メインコンテンツビジュアル
  3. メインコンテンツ説明
  4. 製作パートナー紹介
  5. 『具体的な展開』
  6. プロモーションビジュアル提案
  7. プロモーション説明
  8. PRイメージ
  9. PRコンテンツ紹介



流れとしては『着る音楽』と言うアイデアをビジュアルで推していってますね。
流れよりも1つ1つの写真のインパクトで『魅せる企画書』になってます。

スライドのデザインについて

スライドデザインがかっこいいですよね。
黒背景でクールな印象を出して未来感を演出してますね。


しかし、良く見るとワンオクのカッコいい写真は最初の1枚だけで、あとはコンテンツのイメージ画像だけなんですが、黒ベースにするとグッと引き締まりますね。
制作パートナーに落合さんがいるのも未来感の演出に一役かってます。

アイデアについて

アイデア自体は斬新ではないと思うんですが、そのアイデアの見せ方が抜群に上手いという印象を受けました。


要は、服にスピーカーをつけてるだけなんで、そこまで技術的に新しいかと言われたらそうでもありません。
しかし、それぞれキャッチコピーやデザインで全てがクールにキマって見えます。



『音楽体験のアップデート』




『世界初の着る試聴会』




『音楽を身にまとう新体験』



これらのコピーがクールさを引き立たせてるので、企画書におけるキャッチコピーの重要さを感じさせられました。
ここでのポイントは【スライドでそのアイデアの印象は大きく左右される】と言うことですね。

企画書vol.4「チョコボール」

チョコボール 企画書

チョコボール 企画書

宣伝会議

  • 商品=チョコボールの新おもちゃ提案
  • ターゲット=チョコボールを一度買ったことがある人
  • ミッション=話題になり、これまで以上の売上に繋がる『おもちゃの缶詰』アイデア
  • メインコンテンツ=開かずの缶詰



チョコボールのおもちゃの缶詰の提案ですが、これまた面白い視点だなと思いました。
製作者は博報堂クリエイティブファシリテータープランナー 滝口 勇也氏とのことです。

企画書の書き方考察


スライドの流れについて

  1. 問題提起
  2. 実体験に基づく問題
  3. おもちゃの再定義
  4. メインコンセプト発表
  5. メインコンテンツ提案
  6. サブコンテンツ
  7. コンテンツストーリー+制作チーム紹介
  8. 目指す世の中の反応



この流れですが、シンプルにまとまっていて伝わりやすかったです。
わかりやすさ』と言うのは企画書において、最重要事項ですよね、

スライドのデザインについて

スライドデザインはシンプルで、特にビビッとくるものはありませんでしたが、メインコンセプトの部分だけ、カラーを反転させて赤背景の白文字で際立たせてるのが印象的でした。


あとはイラストを使うことで想像がスムーズに出来るというのもポイントですね。

アイデアについて

開かずの缶詰というのは逆転の発想で面白いと感じました。
この提案で肝になってるのが、おもちゃを再定義してるとこです。
おもちゃはモノではなく体験だと。


恐らく、こういうコンペで集まるのは新しいおもちゃだと思うんですね。
その無数の新しいおもちゃの提案の中に、これがあれば光りますよね。


おもちゃというモノを提案してるのではなく、おもちゃを通して得る体験を提案してる。


この発想の転換が流石だなと感じました。

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ビビッときた企画書は、やっぱり博報堂。



まとめると。

  1. Aという問題があります。
  2. Aを解決するにはBということが必須です。
  3. Bを兼ね備えたのがCです。
  4. Cはこういう意図でこう作ります。
  5. その結果、Aという問題が解決できます。



という流れに当てはめてますね。
アイデアの出し方は【掛け算する】というのが大事ですね。


そして、プロの提案は流石の一言ですね。
しかし、こういうお手本となる企画書も今や無料で見れる時代になってることには本当に感謝です。


良いお手本を多く見る。そして見るだけで終わらず、そこからエッセンスを抜き取り自分の中に取り入れる。
この意識を持ってインプットし続ければ、必ずプロレベルになっていきますよね。


是非、博報堂の企画書を参考に企画書を作ってみましょう。


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【実例】博報堂の企画書4選を参考にプロの書き方を考察する。