【組織の理想形】甲子園に出場した上田西高校の引退試合が泣ける。

【組織の理想形】 甲子園に出場した 上田西高校の 引退試合が泣ける。

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今年も甲子園の季節ですね。



甲子園が始まるとやっぱり色々思い出しますね。


僕の自叙伝には、がっつり書いてるんですけど結構ガチで野球やってたんですよね。

小学校、中学校はそれなりに活躍できて推薦で高校いれてもらって。
でも、結果として高校野球では一度も背番号をもらうことなく引退したんですよね。


メンバーに入れるのは20名ですけど、試合に出れるのは9名。
でも、実際メンバーに入れるのはポジションごとに1~2名ってところ。
僕はピッチャーやったんで20名のメンバーの中で3~4枠はピッチャーが入れるんですね。
ただ、僕らの高校は完投型だったので実質試合に出れるピッチャーは1人だけ。


僕はメンバーに入ることもなかったんで、その3~4名の枠にさえ入れませんでした。


始発で学校に向かって、終電で帰ってくる日々を送ってましたね〜
野球部のメンバーとは家族以上に長い時間を過ごしてたんで色々ありましたね。


今となっては全て良い思い出やし、良い経験すけど、
ぶっちゃけ、今になってもストレスとか不安で寝つき悪い日は夢に出てきますもんね。
自分が試合に出てる夢で、全然思った通りに体が動かなくてミスするっていう超リアルで一番嫌な夢。


ま、それくらい真剣にやってきたんで毎年この季節になると思い出すんですよね。

上田西高校の引退試合はガチで泣けました。


GReeeeNの遥かを聞きながら、読んで欲しいです。



こないだ、アメトーークで高校野球大好き芸人がやってたんですけど、
そこで上田西高校の引退試合のVTRがあって、それ見てうるっときました。。
で、それが組織として1つの理想形だなって思ったんですよね。

引退試合ってのは、夏の大会でメンバーに入れなかった3年生による最後の練習試合なんですね。


上田西高校が他と違うかったのは、その引退試合の為だけに背番号発表があるということ。
しかも、それを本大会さながら監督から発表があり手渡しされるというものだったんすね。
でも、ここで名前を呼ばれるということは夏の本大会ではメンバーから外れてるという事なんで選手からしたら複雑な背番号発表。
発表後に監督が言った言葉がすごく良いなって思ったんですよ。

今、背番号をもらったやつは全力で試合を楽しんでください。そして、レギュラー陣が普段どんな重圧の中でプレーしてるか感じてください。
レギュラー陣は全力で応援してあげてください。そして、普段ベンチ外の選手がどれだけ悔しい思いの中、応援してるかを感じてください。



これに、うるっときてしまいまして、、、
普段は同じクラスメイトでもグランド上ではライバルあり、サバイバルな環境なんですよね。
レギュラー陣とベンチ外の溝が深い高校なんて、めちゃめちゃ多くて、めちゃ複雑な組織図やと思うんですね。


みんなレギュラーになりたい。でもなれなかった奴は応援せなあかん。昨日までライバルやった憎い奴でも試合になったら応援せなあかん。部員数が多ければ多いほど、その統制をとるのって難しいですよね。
その中で、この監督の言葉は素敵やなって。高校野球ってほんまに組織としての在り方を考える良い教科書やと思いました。


で、引退試合が終わって本大会の背番号発表のときに背番号を渡すのは引退試合でその背番号をつけてた3年生なんですね。
そのときのコメントがまたジーンとくるんですよ。

ベ:初めてこの背番号をつけてプレーして、この重みがわかりました。僕の分まで全力でプレーしてください。

レ:絶対、みんなで甲子園にいこう。



ってゆう、やりとりがあるんですよねー。
これって会社でも絶対同じ事が言えると思うんです。



「どうせ、俺なんかおらんくても一緒やろ」



って思った瞬間に面白くなくなるし、チームワークもくそもない。
それを思わせてしまうのは監督(経営者)の責任かと。


野球でもたまにあるのが普段と違うポジションを守ってみる。ってので、それやるとそのポジションはどういうシンドさがあるか体験できるんでチームワークがあがるんすよね。
会社でも一緒のことってあると思うんすよね。
そーゆうのって、夫婦でもありますよね。普段と役割を変えてみたら、お互いの大変さがわかるっていうやつ。


高校野球から学べることって野球を辞めた今でも沢山あるんですね。



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