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メンターってそもそもなに?
どーもゴーゴーケンゴ(@KNGrits)です!
メンターって言葉は聞いたことあるけど、いまいち何してる人なのかわからない!って人も多いと思います。
メンターの定義
ギリシャ時代の伝説では、メントール(後に英語でメンター)は王の息子にとっての良き指導者、良き理解者、良き支援者としての役割を果たした人物として伝えられており、帝王学や人を導き、指導・支援するスキルが、語り継がれて、現代ではメンタリングと言われるようになりました。現代では、正に必要とされる普遍的な部分を指しており、昔から語り継がれたものを集大成し、権威を示して従わせるより、人間力を重視した支援型のリーダーシップ手法の集大成とも言えます。尚、メンタリングは、MentalやMentalityとは、語源的には関連性がありません。
【人間力を重視した支援型のリーダーシップ手法の集大成】
というように、個人の成長に対してコミットするというイメージですね。
なぜ、メンターについての記事を書いてるかというと、この2週間メンターとして活動してたからなんですね。
今回、kokokara groupのアジアツアーにメンターとしてお手伝いしてたんですが、そこでの学びが多く今回の記事に至りました。
kokokara groupとは?
国内外問わず学生のインターンシップをサポートしていたり、就活イベントや企業の採用支援などを手掛けてる会社なんですが、良い意味で会社らしく無い会社なんですね。
代表のきよちゃんとは大学の同級生で昔からの知り合いなんですが、人間味溢れるあったかい人なんですよ。
アジアツアーとは?
「このツアーに参加していれば、私の大学生活、変わってたなあ。」企画者であるkokokara Groupのメンバー自身がそう思う、魅力的なコンテンツとメンター陣を揃えたkokokara Asia Tour。経済成長の活気が漂うアジアで、投資家へのピッチを行ったり、あるいは社会問題にどう立ち向かうか現地の大学生と討論したり。各国で、特徴的なコンテンツを取りそろえており、生き方・働き方の多様性を知ることで広範な世界を捉えることが可能になるはずです。その時、いつもとはちがって見える世界に、胸を躍らせるでしょう。もっと前向きな人生を、ワクワクとともに送っていけるきっかけとなれば幸いです。
日本の大学生を海外に連れていって、ビジネスプランを考えたり、実際に企業に提案したりするプログラムで、ワークを通して自分を見つめ直したり、将来について考えたりする素敵なツアーです。
僕は台湾・ベトナムを1週間ずつメンターとして担当してたんですが、メンターって学びが凄く多くてですね。
赤の他人のことを人生レベルで考えて、向き合うことにコミットするって普段の生活の中ではまずありえない。
だからこそ、気づくことが多かったんですね。
メンターとマネジャーの役割の違い
メンターとマネジャーって似てるようで違うんですね。
僕も以前までは、そこを混同してました。反省
メンターの役割
メンターは
個人の成長にコミットする。
マネジャーの役割
マネジャーは
組織の目標にコミットする。
端的に言うと、これだけなんですね。
で、これって同じことのように見えて実は全然違うんです。
優先度の問題ですが、
『組織の目標にコミットする=個人の成長を最大化する』では無いんですよね。
組織の目標にコミットすることで個人の成長にもアプローチは出来るんですが、優先度の問題で『ここをもう少し時間とって頑張らせてあげたら、伸びるのにな〜。でもそこ時間とったら組織の目標には間に合わないな〜』と言うことが起こり得るんですね。
そして、マネジャーがメンターの役割も果たそうとすると、一貫性を保ちにくくなり、組織の流れが悪くなります。
混同しがちな要素を分解する。
メンターとして意識していたポイントとして【混同しがちな要素を分解する。】と言うことがあります。
どう言うことかと言うと、それこそこの『メンターとマネジャーの違い』もその1つで、似たようなニュアンスでも意味がごちゃ混ぜになってしまうと、混乱して行動に繋がらなかったりするんですね。
メンティー自身で問題に気づいて改善策を立てて実行に移していかないと、本当の意味での成長とは言えません。
なので、答えを教えるのではなく、答えに辿り着くまでの思考プロセスに対して自ら気づかせると言うことが必要なんですね。
魚を与えるのではなく、釣り方を教える。
と言うのがメンターの役割かなと。
そして、その釣り方を自ら考えて編み出す為のお手伝いをすると言うイメージですね。
メンターという存在を実社会でどう巻き込むか?
自分が2週間メンターをやって感じたのが『俺にもメンターが欲しい。。。』と言うことでした。
自分の成長の為にコミットしてくれる優秀な人がいたら、そりゃ伸びますよね。
プロアスリートが専属トレーナーをつけるのと同じで、自分にとってもメンターとなる存在が必要だなと感じました。
しかし、実社会に出ればメンターの存在なんていません。
だからこそ、いかにメンター的な存在を作れるか?が1つ、個人の成長曲線に大きく影響してるんですね。
周りの環境。周りにいる人のタイプ。レベル感。これらはもちろん大事ですが、自分より凄い人が自分の事を本気で考えてくれるだけの自分の魅力を磨いていかないといけないんですね。
【可愛がられ力】
と言うのが、実社会においてメンター的存在を作る為に必要なスキルなのでは無いでしょうか?
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