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ハイパーハードボイルドグルメリポートの強烈な発言まとめ
一番大事なのは『仁義』
組長が一番大事にしてるのは『仁義』だと。
一見、温厚に見えるのですが逆に恐ろしいですね。
普通の運送会社の普通の会社員だと仰ってましたが、絶対違う。。。
放送では、台湾マフィアのグルメリポートの尺は短く、穏やかな雰囲気に見えましたがディレクター曰く『あの場所が一番殺気を感じた』と言ってます。
密室の緊張感というのは計り知れませんね。
そのリアルさが伝わってくるのが、このハイパーハードボイルドグルメリポートの真骨頂。
仕事はなんですか? 「誰かが携帯で喋ってたら奪って逃げる」
全ては【生きるため】だと言います。
そして、ディレクターに対しての発言が強烈でした。
平和ボケしてる日本人に強烈な喝を入れる発言でしたね。
コレがリアルなんですね、、、
僕が今まで行ったスラム街はまだ治安の良いところだったんですね。
もし、スラム街に興味があって行こうとしてる人は改めて気を引き締めないとやばいですね。
≫ゴア王国と流星街は実在した!東南アジア各国のスラム街をまとめました。
警察が殺さないように常に囲んで撮影する
警察に逮捕される時、何も抵抗してなくても黒人だと言うだけで突然、射殺されることも少なくないとのことです。
そして、それを防ぐためにも逮捕される時は周りを全員で囲んでスマホで動画撮影をするそうです。
それは万が一、警察に不当に殺された際に証拠として提出するため。
すごいリアルですね。
毎日が最後の晩餐
物心がついた時から、今日死ぬかも知れないという恐怖と一体だったと言う。
そして、その事実を受け止めて覚悟してるのだと。
スティーブ・ジョブズの名言にある『stay hungry stay foolish』を彼らは体現して生きているのかも知れない。
やられたらやらなきゃいけない
【自分たちから喧嘩を売る事はない。ただ、やられたらやらなきゃいけないんだ。】
これが全ての根幹であるように感じました。
現役のギャングたちも『いつから争い始めたかは分からない。生まれた時から、この環境だ』と仰っていました。
『やられたら、やり返す。』
そのシンプルなルールが終わりのない破滅への連鎖を生んでるんですね。
じゃあ、ギャング同士が争い続けることで得するのはどこの誰でしょう?
それを考えると闇が深そうですね。
ハイパーハードボイルドグルメリポートは哲学番組だ
マフィアのドンにも、元少年兵たちも、ギャングたちにも、取材してるとどうしても肩入れしちゃいそうになっちゃうんですよ。「かわいそうだな」「辛いことあったよな」「社会が悪かったよな」って思っちゃう。
でも、殺した相手や傷つけた相手がいることも、殺したいほど憎まれていることも事実です。「悪人だと思ったらいい人でした」じゃない。
単純な善悪二元論にしないこと、こちらが勝手に物語を加えて「いい話」っぽくしないことは、ずっと意識してましたね。
善と悪は2つに分けれるものではなく、誰しもが心の中に善と悪の両方を持っていて、自分がいる環境によってその善と悪は入れ替わったりすると言うことに気づかせてくれる番組ですね。
いつもバラエティを見てる人たちに“間違えて”見てほしかった。なので、ロゴもポップにしたし、画面のテロップもバラエティっぽい大きさや速さで出しています。
「軽い気持ちで見たら偉いもの見ちゃったな……」ともやもやしてもらえていたら。
その、モヤモヤ感こそが哲学を考える種になります。
ハイパーハードボイルドグルメリポート、この番組は伝説になるでしょう。
ここから追記していきます。
新たに【麻薬密売アパート&極寒シベリア山奥のカルト教団村に潜入!】編が公開されました!!
そちらについては次のページで書いていってます。
前回以上に衝撃を受けたので、ぜひ読んでみてください。