なぜ僕のBAR経営は失敗したのか?飲食店経営成功の公式を考えてみた。

なぜ僕のBAR経営は失敗したのか?飲食店経営成功の公式を考えてみた。
おっさん
将来は地元でBARとか経営しながら、楽しくゆっくりと暮らしたいな〜


という方や、今後BARやカフェなど飲食店を開業しようと思ってる人に向けて「そういうポイントを押さえてればokなんや。」というイメージをしてもらえるように書いています。
ぜひ、最後まで読み進めてみてください。

なぜ僕の飲食店経営は失敗したのか?



どーもゴーゴーケンゴ(@KNGrits)です!
最近、飲食店経営者の方とお話する機会があり、改めて振り返ってみると面白かったので記事にしていきます。


飲食店経営を考えてる方や現在、店舗を構えて経営されてる方に何かしらの参考になれば幸いです。


はじめに、軽く自己紹介をしておくと僕は21歳の頃に大阪の茨木で席数12席のショットバーを全額自己資金で開業し、約2年間経営して別事業者に譲渡しました。
トータルで見れば成功だと思いますが、厳密には1年目は大成功。2年目は失敗。というような感じです。


普通は徐々に常連さんが増えていくので、1年目大成功で2年目は失敗というのはあり得ないです。
では、なぜ僕のBAR経営は失敗したのでしょうか?

僕のBARだから成功した。



1年目と2年目の大きな違いは【僕がお店に立ってるかどうか?】だったんですね。
自惚れかも知れませんが、僕がお店に立ってるからわざわざ会いにきてくれるお客さんが多かったんです。


だからこそ、2年目は僕がお店に立たないと決めてたので、お店も全く変えて再スタートしたんです。


【カラオケBAR】と称して、ガールズバーで働いてた女の子を引き抜いて、その子にお店を任せました。
システムは、ガールズバー寄りで飲み放題、歌い放題で10分500円でやってました。
なので、実質1時間3000円です。


任せた女の子がもともと働いてたガールズバーでそこそこ力があったので、大丈夫だろうと安易に考えてましたね。
案の定、上手くいきませんでした。


オープンして1週間で『辞めたい』と言われてしまったんですね。
もともと、自分でお店を出したいとの事で、それまでの経験として僕の店を任すという事だったんですがオープンして直後に良い物件が見つかり、そっちで自分でやりたいとの事でした。


結局、1ヶ月半は粘って働いてもらい、その間に次の店長を探しました。
大学の後輩がやりたいとの事だったので、その子に決めて任せました。


案の定、上手くいきませんでした。
理由は簡単です。


僕がほったらかしすぎた。これに尽きます。


【放任主義】と【ほったらかす】というのはは似てるようで違います。
自分では放任主義のつもりでしたが、結果が出なかった以上、それはただのほったらかしです。


サポートに入る部分と、自走させて頑張らせる部分の区別がついておらず、僕としては自走させたくて放任してたんですが、もう少しサポートに入って伸ばしてあげることが大切だったなと反省しましたね。


と、ここまで僕の思い出話が進みましたが『失敗した理由は果たして、それだけなのか?』というわけで、飲食店経営成功の公式を考えてみました。

飲食店経営成功の公式4つ



お客さんが来るという事には必ず理由があります。
そこには、様々な要因があると思いますが大きく分けて4つの評価軸があります。

飲食店経営成功の公式①立地



大通りに面してる角地の1階】が最強という説もありますが、そんな場所でお店を出すなんて普通不可能です。
家賃はとてつもなく高いですし、何せそんな物件は確実に大手に取られていきます。


ここで重要なのは【足を運ぶ理由があるか?】という点です。
遠方からのお客さんを狙わなければ、駅近である必要はないのです。


よりも、周辺にどんなお店が多いのか?
ビル内の同業者はどんな人でそこにはどういう客層が多いのか?


そっちの方が重要です。
ちなみに僕のBARの場合は遠方からのお客さん+大学の同級生に来て貰いやすいようにと、駅前であることは必須だったんですが、一見さんが少なくても問題なかったので路面店である必要はありませんでした。
ですので、スナックビルの8階にお店を出したんですね。

飲食店経営成功の公式②サービス



サービスにはスタッフの接客態度や人間的魅力などが入ります。
BARだとやはりバーテンダーにお客さんがつくので、その人に似た人が集まりますね。


僕のBARの場合、この割合が高かったと思います。
むしろ、それが売りだったので。


しかしながら、今思うともっと体系化出来る部分はあったなと。
人間的に可愛がられる人、そうでない人の違いって意外と些細な所にあったりしてて、挨拶と礼儀をしっかりするとか、少し口角をあげるとか。


その辺て知ってるか知らないかだけの差ですし、意識すれば誰でも変えれる部分なのでその辺り、BARを通して人間的な成長をもっとサポート出来たなと思ったり。。。

飲食店経営成功の公式③コスパ



安けりゃいいという問題ではなく【値段の割に】どうなのか?という部分です。
お客さんは他のお店と比較して、店を決めるので比較されるお店がどこにあたるのかを考えることも大事ですよね。


その上で、比較されるお店よりコスパが良ければあなたのお店に来る理由になります。
『いかにコストを下げるか?』ここを考える人が多いですが、それだと単に価格競争に繋がりかねないので大変危険です。
もちろん、コスト削減のために仕入先を開拓したりするのは大切なのですが、もう1つ『同じ価格でいかにパフォーマンスをあげるか?』ここも重要なポイントだということをお忘れなく。

飲食店経営成功の公式④商材



そのお店の看板商品は何なのか?ということです。
そして、その看板商品はお客さんからのニーズがあるのか?または他店が真似できないものなのか?(コスト面やクオリティ面において)


そして、半径500m以内にその看板商品のお店があるのかないのか?
この半径500m以内というのが大事なポイントでして、だいたいお店を探して歩いてる人が行ける範囲って直径1km以内なんですね。


それ以上、遠くなると少し厳しいです。
だからこそ、自分のお店の周辺にどういうお店があり、どこが流行っていて、どこが流行ってなくて、どういう客層が多いのか、そういったことを考える必要がありますよね。

もし、もう一度飲食店を経営するなら。



一周回って、もう一度飲食店をやるかも知れないですね。
お金以上に人との繋がりが増えて、居場所が出来るのは凄く魅力的なので。


ただ、次やるなら全額自己資本ではなく、お金持ちの方々に出資してもらって、若い人たちをちゃんと雇用して飲食店での仕事を通して、魅力的な人間になって行けるような教育をしっかりコミットしたいなと思いますね。


飲食店での経験が僕に人として大事なことを沢山教えてくれたので。


飲食はある種、教育事業ですね。


おっさん
お金の計算とか面倒やけど、ちゃんとやらなな〜
ゴーゴー
僕は小学3年生の頃から家計簿をつけていたんですが、今はマネーフォワードで一括管理しています。
無料版だけでも、管理するには十分なので是非この機会に活用してみてください。
複数銀行口座やクレジットカードなどをまとめて管理できるのは便利すぎます。




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キャッシュレスの流れは確実にきてるので、店舗も対応が迫られるのは目に見えてますよね。


店舗経営をされてる以上は、いずれスマホ決済に対応しないといけないのでキャンペーン期間で完全無料で導入できる時に対応しておきましょう。


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