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おかんと葉祥明美術館にいってきた。
こないだ、大阪からおかんが東京へ来た時に北鎌倉の葉祥明美術館に行きたいと行っていたので鞄持ちとしてついていきましたw
北鎌倉に行くのは初めてで、ぶっちゃけ駅降りて最初の印象は「ただの田舎やん」でした。
”ただの田舎”にも関わらず、多くの観光客がいたんですが、よく見ると外国人観光客はほとんど居なくて
日本人観光客ばっかりでした。
関西で似たような雰囲気の場所といえば、京都を思い出すのですが
京都は外国人もめちゃめちゃ多くて、雰囲気似てるのに北鎌倉に外国人観光客が少ないのは意外でした。
で、葉祥明美術館とは葉祥明の作品が展示されていて葉祥明は「星の王子様」の絵を書いたり本を執筆していて、
僕は葉祥明をもともと知らなかったんですが、星の王子様は小学生の頃よんでいたので絵は見覚えありました。
すごい、優しい世界観をもってるなーというのが僕の印象で、
葉祥明美術館に訪れてた人も優しそうな人が多かったです。
あ、葉祥明はヨウショウメイと呼びます。
葉祥明って口ずさみたくなりますよね。僕だけか。
葉祥明美術館のビジネスモデル
葉祥明美術館は西洋風の建物で、その世界観があらわれてました。
入り口に物販スペースがあって、そこで葉祥明の作品を購入できるんですが、
本、絵、小物、おみくじなどなどバラエティー豊富で
絵や作品が飾ってあるので物販スペースだけでも十分たのしめる感じなんですが、
奥は重厚なカーテンで隠されていて、中に入れば葉祥明の作品が展示されていたり、二階にあがって他の作品をみたり、ソファに座って葉祥明の絵本や著書を読むことができるんですが、もちろん入場料がかかるんですが、大人600円こども300円なんですね。
これって、「葉祥明美術館」という名でやってるから「入場料」がとれるんですが、
「葉祥明ショップ」という名でやっていたら入場料はとれませんよね?
「なんで作品買うためにお金払って店はいらなあかんねん!」
って、どこからともなく聞こえてきそうですねw
でも、美術館に来た人はお土産として何かしら買って帰るんですね。
これって、すごい良いビジネスモデルやなって思うんですが
例えば、アパレルとかでも応用できるんじゃないかと。
店舗の美術館化
アパレルって、もちろんお店入るのにお金ってかからないですよね?
例えば、3フロアで販売してるお店なら3階を美術館化してしまう。
その店の限定商品やパリコレにだした服とかそのブランドのイメージを波及するフロアにしてしまって
パリコレの映像を壁一面に流して、ソファでもおいて、ハーブティーでも振舞う。
入場料500円とかに設定したら、洋服買いにきた人だけでなく見に来た人からも売上とれるし、
買い物ってずっと立ってるから疲れたりするし、ラウンジみたいなのがあれば利用されやすいと思うんですよね〜
しかも、そのブランドが高級であればあるほど入場料は高く設定できますからね。
マクドで使う500円よりスタバで使う500円の方が心理的負担は軽いのと同じで、
洋服が1着数万円するお店のラウンジ利用が500円だったら、めちゃお得な気分になりますから。
アパレルに詳しいわけではないので、適当なこと言ってますけど、
高級ブランドであればあるほど、常時いるお客さんて少ないですよね?
あと、美術館化するのに大切なポイントって
インスタ映えするかどうか?
正直、ここが一番大切ちゃいます?
空間がオシャレでもスマホのカメラ映えしなければ、あまり刺さらないんですよね。
ここを抑えるだけで、店舗が観光地化するんで集客力もあがりますよね。
葉祥明美術館いくら儲かってんの?
折角なんで、一応計算してみます〜
全て僕の目視と雑な予想なんでアテにはしないでください。
僕が見てた範囲でいうと、物販の単価が安い物で2~300円、高い物だと数万円がありました。
入場料も大人600円。見た感じこどもはいなかったので、
平均客単価を1200円と見積もります。
僕がいったのが土曜日の15時頃なので割と混み合う時間かとは思いますが、
美術館自体があまり大きくないということもあって、
常時、10人ほどはいました。
営業時間が10~17時までで、12~15時をピークとしてその他の時間帯は平均5人とします。
平日はその半分やと見積もったら、、、
土日の売上=1200×50=¥60,000-
平日の売上=1200×25=¥30,000-
週合計売上=¥270,000-
パートの方が2人いたので、その人件費を考えてもこの売上があれば十分やっていけてますね!
ただ、実際はもう少し人数と単価は減るかもしれないんですが、
その分、ネットショップでの売上と高額作品の売上とたまに映画やドラマの撮影としても使われてるみたいなので、
そういうのを諸々含めるとこれくらいはいってそうですね。