コインチェックがハッキングされたという情報が、、、
僕もコインチェックにいくらか置いてたので結構ヤバイっすね。
仮想通貨の保管はくれぐれも自己責任だということですね。
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コインチェックが600億円を紛失!?
どーもゴーゴーケンゴ(@KNGrits)です!
今回はコインチェックがハッキングされ5.4億XEM(600億円相当)を紛失したのでは?というニュースを受けて、仮想通貨の管理について書いていきたいと思います。
【お知らせ】
現在、Coincheckで取扱のある全通貨(JPY含)の出金を一時停止とさせていただいております。NEMに関しては引き続き入出金、売買を一時停止とさせていただいております。https://t.co/caNpzT88ZO— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2018年1月26日
このツイートの通りですが、NEMに関しては売買および、入出金が一切出来ない状態になっています。
更に、NEM以外に関しても出金出来ないということなので、身動き取れませんね、、、
これは、コインチェックが顧客の預かり資産とみられる5.4億XEMが引き出されていたことが原因だと言われています。
現在、NEMの入金について制限をさせていただいております。入金を行いました場合、残高に反映がされませんため、入金を行わないようお願い申し上げます。
みなさまには大変ご迷惑をおかけしておりますが、ご了承くださいますようお願い致します。
詳細に関しましては、判明次第、当ブログや公式SNSにてお知らせを致します。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
コインチェックからも上記のメッセージが届き、その後進展は見られないので、引き続き情報を待つしかありません。
マウントゴックス事件の再来か?
2014年3月7日から10日の三日間で、東京の取引所であった「マウントゴックス」で115億円相当が消失した大事件です。
ただし、相場というのは激しく揺れ動くので、当時はその程度だったようですが、直近の取引所での換算では約500億円程度になっていたので、恐ろしいほどの額が消失したと思ってください。
マウントゴックス事件の際の換算額で約500億円程度ということは、今回のコインチェックの5.4億XEMは相当ヤバイということがわかりますね。
600億円相当ってエグいですよね。。。
関係者によると、投資家の資金を保全するための措置をどうもコインチェック社は取っておらず、この方針はコインチェック社の経営方針に深い影響力を持っている佐俣アンリさん率いる株主の「ANRI」によるものだと言われています。
これがマウントゴックス社の事例のようなクラッキングによる盗難であったとしても、取引所は投資家の資金を可能な限り返還する必要がありますが、取引所がきちんと投資家保護のための口座分割をせずただ利益拡大のためにずさんな経営管理をしていたのだとするならば経営陣のみならず株主も責任を問われることになるでしょうし、仮想通貨全体の相場観を大きく冷やすことにもなるでしょう。
参照:yahoo
ハッキングはほぼ確定だそうです。
ともすれば、マウントゴックスのようにコインチェックは閉鎖されるのでしょうか??
そうなった場合、コインチェックは仮想通貨交換業者の登録はしていないので、預けていた資金は全て消失する可能性があります。
ぶっちゃけ、僕もコインチェックにいくらか預けたままにしていたので、ヤバイですね。。。
BTCじゃありえないけど、NEM/XEMでは、盗難がなかったことにする可能性があるな。。。
あくまで個人的な感覚では、盗難がなかったことにしてハードフォークで解決。The DAO/Ethereumの時と同じやり方。 https://t.co/OBrtfPXyUS
— Setu Seapollo (@seapollo) January 26, 2018
こういった見解もありますが、どうなるのでしょうか??
コインチェックの公式ツイッターから目が離せませんね。
追記:2018/1/27:15:20
この記事を書いてから、かなり動きがあったので追記していきます。
ネム財団は、国内の仮想通貨取引所大手のコインチェックから約580億円のXEMが流出した事件を受け、流出資金の自動追跡プログラムの開発を開始し24~48時間以内には稼働を開始できると述べました。
「よくわからないけど、なんだか大丈夫そう」というのが多くの人の感想ではないでしょうか?
詳しく紐解いていきたいと思います。
流出資金の自動追跡プログラムとは?
流出資金の自動追跡プログラムとは一体どういったものなんでしょうか?
それは、盗まれたネムに名前をつけるというものです。
これをすることで、盗んだネムが取引所に持ち込まれても、判別することが出来るので、取引を差止めれるということなんですね。
「盗まれたお金を取引所を通じて外に持ち出すことはできません、これは良いニュースです。このニュースは是非シェアしてください。史上最大のハッキングは数時間以内にネムのコミュニティによって解決されます。これはネムのプラットフォームとチームの強さを示すものです。」
結局、お金は戻ってくるの?
ぶっちゃけ、一番心配なのは『コインチェックに入れたお金が戻ってくるのか?』ということですよね。
そこに関しても色んな憶測が飛び交ってました。
coincheckの月額手数料収入予想 823億円!(BTCを除く)
580億円を意外と払えるのでは?XEMの時価総額とcoincheckの保有額(580億円)の割合から、他の仮想通貨の保有額を算出。昨日のBTCの出来高を元に、アルトコイン保有額の100%が月次で取引されていると予想#コインチェック #coincheck #XEM #NEM pic.twitter.com/jzjugT8Qv5
— ksumi (@ksumi125823) 2018年1月27日
月額手数料収入が823億円という予想もされてます。
意外と盗まれた約600億円は支払えるのでは?という声も。
コインチェックの仮想通貨が全て盗まれました。貯金すべてなくなりました。仕事ください。 pic.twitter.com/gouDYEUOmw
— 藤崎マーケット・トキ (@fujisakitoki) 2018年1月26日
藤崎マーケットのトキさんもコインチェックを使ってたんですね。。。
ダウンタウンの松本人志さんもコインチェックを使ってたのではないかと言われてます。
芸能人の方も多そうですね。
Coincheck:
もしGOXだったとした場合。
ディスカウントがかかるので、下手すれば100-300億円くらいでCoincheckが買収可能。GOX分は親会社の貸し付けで何とかなるはず。
このお金もっている顧客逃すはず無し
こういうときに動きが早い候補は、Softbank,SBI,CyberAgent、DMM,堀江貴文さん あたりか
— 桂隆俊 (@taka_katsura) 2018年1月26日
こういう発想は流石だなと勉強になりました。
『暴落時に買え』は何も株や仮想通貨に限った話ではないんですね。
今回の件でセキュリテイの甘さを露呈したことには間違い無いですが、コインチェックはそれ以上に価値がある会社だということが世に広まっているような気がします。
僕も仮想通貨始めた時はコインチェックから使ってましたし、使いやすいというのは新規参入者からすれば、ハードルを下げるのにかなり大事な要素ですから、コインチェックには立て直してもらいたいですね。
ハッカーのアカウント監視はじめるか。
— Rin, MIZUNASHI (JK17) (@minarin_) 2018年1月26日
ブラックハッカーがいれば、ホワイトハッカーがいるのも事実。
こちらのRin MIZUNASHIさんはホワイトハッカーとして、盗まれたネムにマーキングしありかまで特定したそうです。
凄すぎますね。。。
ちなみに、ブラックハッカーとホワイトハッカーを一緒にしてる人がいるらしく、Rin MIZUNASHIさんがブラックハッカー扱いされたとの話も、、、
ハッカーとは「コンピュータについて優れた技術的知識を持つ人」という意味なので、その技術を悪いことに使うか良いことに使うかという話をすっぽかして、【ハッカー=悪い人】ってなってるのはおかしいですね。
コインチェックまとめ
①コインチェック(仮想通貨銀行みたいなの)がハッキング
②通貨の”NEM” 560億円分奪われる
③日本人JK(17)のホワイトハッカーが立ち上がる。不正通貨にマーキングし、ありかまでは特定
④NEM財団も対策プログラムの作成開始。JK(17)から追跡の引継ぎを受ける予定 pic.twitter.com/rV1JWLemlt— KOZE (@kozewine) 2018年1月27日
今後もコインチェック騒動から目が離せませんね。
コインチェックコインを発行して、債務とコインを交換する方法(Debt Coin Swap)という話もあり。Bitfinexがハックされた時に使われた方法。今後の利益のなかから、コインを買い戻して変換する。
せっかくなので新しいファイナンス手法をからめてこの危機をクリエイティブに解決するのも面白いと思う— 大石哲之(Bitcoin,Blockchain) (@bigstonebtc) January 27, 2018
コインチェックがICOして、コインチェックコインを発行することで、債務とコインを交換するという方法も無きにしも非ずということです。
しかし、実際はコインチェックがICO出来るかどうかという問題もあるみたいです。
にしても、こういった状況で打開策となる代替案を考える人と悲壮感を漂わせて不平不満を言う人とわかりやすく分かれますね。
前者からは学ぶべきことが多いです。
仮想通貨はハードウェアウォレットで保管しよう!
今回のコインチェックの件が、一体どういう結末を迎えるかは未知ですが、不安になるだけでは全くもって意味がないので、せめて次に活かせるように教訓にしたいと思います。
皆さんは仮想通貨をどこに置いてますか??
- 取引所
- オンラインウォレット
- ソフトウェアウォレット
- ハードウェアウォレット
セキュリティ面で言うと、下に行けば行くほど強くなります。
多くの方が取引所に置いてると思いますが、今回のような出来事があってからでは手遅れです。
僕もハードウェアウォレットで管理しようと思い、年明けにレジャーナノSを発注しましたが、届くのは3月末〜4月と時間がかかっています。
それまでに何事もなければと思ってましたが、起きてしまったことは仕方ありません。
皆さんの中で、まだハードウェアウォレットを持っていない方は、これを機に注文することをオススメします。
トレザーもありますが、レジャーナノSが無難に使いやすそうです。
ちなみにですが、こちらをAmazonで買うのは控えましょう。
Amazonで購入した方が、復元フレーズを既に盗まれている状態で届いたというニュースがありました。
やはり、大事な資金を保管するのであれば、それなりに気をつけないと厳しいですね。
トレザーを買うにせよ、レジャーナノSを買うにせよ、どちらも公式サイトから直接買いましょう。
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