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ヤフーとLINEが経営統合して買収するってどういうこと?
今回は「ヤフーとLINEが経営統合して買収するとどうなる?」という考察をわかりやすく図解していきたいと思います。
それで次はLINEも買収するん?
【図解】ヤフーとLINEによる経営統合の構想
こちらの図の左上から順にみていきましょう。
- ソフトバンクとネイバーが50%ずつ出資をして、共同出資会社を設立する
- 共同設立会社がZホールディングスの筆頭株主になる
- ZホールディングスがLINEを100%子会社にする
こういった構想だと言われてますね。
では、一体なぜヤフーとLINEは経営統合するのでしょうか?
ヤフーとLINEが経営統合する理由とは?
LINEpayの伸び悩みが原因?
1つはLINEpayの伸び悩みが原因だと言われてますね。
国内キャッシュレス決済アプリの覇権をどこが握るのか各社の競争が激化してますが、ZホールディングスのPayPayがやはり資本力の差で一歩抜きん出てます。
一方、LINEPayはマーケティング費用を注ぎ込んで初速を出したが、現在は種まき期間を終えて落ち着いてる状態。
全体の売上が約74億円なのに対し、営業利益はマイナス約140億円とマーケティング費用を抑えたにもかかわらず大幅な赤字となっていたため、LINE単体で戦うのは難しいと判断したのかも知れませんね。
PayPayはソフトバンクホークスの本拠地であるヤフオクドームの名称をペイペイドームに変更するという話もありますし、認知度を獲得するための資本が圧倒的に強いです。
楽天とKDDIに対抗するため?
2つ目は楽天とKDDIに対抗するためと言われてます。
楽天とKDDIは業務提携を発表し、楽天が4番目のキャリアとしてKDDIの通信設備を利用し携帯電話市場への本格参入を発表しましたね。
この提携は楽天にかなり有利なものになってるのですが、それには消費税増税が絡んでるそうです。
端的にいうと、消費税増税によって国内の景気が冷え込むことを見越して、緩衝材として携帯代を下げようということです。
現在、ソフトバンク、ドコモ、auの3大キャリアで独占されてる市場ですが、ここに楽天が参入することで価格競争が起こり、全体的に携帯代がやすくなるというんですね。
これは、ソフトバンクからすると面白くない展開です。
楽天の強みは、やはり国内最大のECですがこれに加えて、通信キャリアにも参入してくるとなると手強いですよね。
決済アプリの覇権を握る企業が市場を制する
なぜ、ここまで決済アプリの覇権争いが激化してるかというと、データを独占する企業が最強になるからです。
誰がどこで、どのタイミングで、何に、どれくらいのお金を使ったか?というデータが大量に溜まっていくと、どんどん最適化されていきます。
それこそ、孫正義が「AIは推論だ」と言うように、大量のデータを最適化していくと少し先の未来が予測可能になってくるんですね。
例えば、GRUBやウーバーなんかがそうですが、大量のデータを元に「10分後にこのエリアでオーダーが増えます」といった少し先の未来予測の精度が高まってきてます。
そのおかげで、GRUBでタクシーを呼べば数分後には到着してるということが起きてるんですね。
中国ではアリババがECを抑えて決済アプリを制したように、ソフトバンクもヤフーショッピング、ヤフオクのみならずZOZOの買収で国内ECを狙いつつ、PayPayで決済アプリを抑えにきてるというところでしょう。
これで、次にメルカリを買収した日には決済アプリの覇権はPayPayになるでしょう。
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