というあなたにオススメしたいのが武井壮の話です。
以前、ラジオ番組でリスナーの質問に回答してた内容が凄く良かったので、是非なにかしら参考になれば幸いです。
目次(クリックすると読みたい部分まで飛べます)
人間の悩みの全ては対人関係である。
『人間の悩みの全ては対人関係である。』
僕は10年以上野球部で体育会系の世界や4年半のBAR経験などから、割と今まで沢山の人間関係をみてきたからこそ思うこともあるわけです。
そして、今回紹介するのは武井壮氏がとあるラジオ番組でリスナーからのお悩み相談を受けていたものです。
全文書き出してるので見てみてください。
武井壮が語る『人付き合いが苦手で疲れる』という悩み相談に対する回答全文
▶︎リスナー
今回、武井さんにお聞きしたいことは、自分を通すことと人に気に入られることのバランスです。
どちらかと言うと私は人に合わせるのがあまり得意ではありません。
つい、人の意見に否定から入ってしまう癖がある気がします。
それほど気にはしていなかったのですが、集団面接では自分でもマズイと思い抑えるようにになりました。
こうやって社会に適合するのかと思うことも多く、ちょっと寂しい気もしています。
「武井さんは自分をアピールする上でやらないようにしてることはありますか?」
▶︎武井壮
ということなんですけども。若いな〜、ノブさん(リスナー)は自分の事をもってるんでしょうね、自分の意見とか強く思うことがあるんでしょうけども、なんですかね。
僕が人付き合いする時、気にしてること。
僕もさっきも言いましたけど、学生時代意外とそういうタイプだったんですよ。
スポーツやってて日本一なっちゃたりすると、意外とおごりたかぶっちゃって、人の意見が聞けなかった。
本当にそんな時って人のことを考えてないから。
あの人に気に入られるために何かしなきゃいけないって必要はないと思いますけど、でも人のことを気にしてないと、人の気持ちはわかんないんで。
自分を通すことがすごい大事なんて思ってると、意外と嫌なヤツになっちゃうんだから。
僕38歳まで今と変わらない能力を持ってたのにも関わらず誰にも知られず。
十種競技なんて知らないでしょ?世間の人は。
自分では凄いことしたと思ってても、周りは全然僕のことに興味ない。
っていうのは、なんでかな?思ったら僕が人に興味なかったんですよね。
人があの僕がどんなことを話したら笑顔になってくれるのかとかあのどんな事をすれば人が素敵だなあの人って思ってくれるのかってことを考えてなかった。
考えもせず、より素敵な人間になりたいとかあの人に認められたいとかあの人気が欲しいとか思ってたわけですよ。
無理でしょそんなの。じゃあ目の前にいる自分の大好きな彼女にもっと自分を好きになって欲しいと思った時に、彼女がどうしたら喜ぶかを考えず自分が楽しいと思うことばっかしてたら多分、フラれちゃうでしょ?
それと全く一緒で周りにいる人も全く同じ人間だからね。自分のことをやっぱり素敵な気持ちにさせてくれる人って、やっぱり時間を一緒に過ごしたいと思うでしょうし、世の中にはたくさん人いますから、自分よりももしかしたら周りの人に素敵な時間を提供してくれる人がいるって思いもよらなかった。
でも30歳ぐらいの時にあの芸人さんとか歌手の方とかとたくさん知り合って、その人たちが街に出ても有名だってこともあるんだけど、歩いてるとみんな笑顔になってくのを目の当たりにして、あ、こんな能力って俺は一つも持ってなかったと。
人の前で話をして、みんなが笑顔になる。笑っちゃう話ができる。ってゆう能力って持ってないでしょ?
でも僕が話して僕の周りがみんなゲラゲラ笑って笑顔になったら僕のこと嫌いになる人っていないでしょ?
でも、そんな自分になってから、俺ってこういうことを思うんだよねって言ったらみんな聞いてくれるんですよ。
「なるほど。私もそう思う」とか、でも人の事を1つも笑顔にしてないような状況で「俺はこうなんだ」って言ったって誰も話し聞いてくれない。
それを一番感じてて、未だにそれをそう思う。
だから、本当に不機嫌になっちゃう自分が嫌だって僕よく言うんですけど、本当に仏頂面で人に向かって怒り顔で話す話を聞いてくれる人なんて誰一人いなくて、むしろそんな僕の話を聞いたあと「なんだよアイツ」って陰口叩かれちゃう。
でもやっぱり人間生きてて色んな活動していくのに、一人でやることなんて何一つないでしょ?
本当に1人で生きていきたいんだったら、本当に部屋ん中で誰とも接せずに、それで生活営めるならやりゃあ良いと思う。
外でれば必ず誰かいますし、仕事するって言ったら一人じゃ絶対できないですし。
どんな良い仕事、良い技術、良い商品持ってたって、それを手に取って喜んでくれる人がいなきゃ何の価値もない。
皆さんがもし今後就職すると、お仕事をするってのは、人のために使った時間で報酬を得るわけですから。
あの僕らの仕事もそうで、やっぱり人のためにお話してんすよ。
テレビを見てくれる人、ラジオを聞いてくれる人のためにおしゃべりしてますし、僕らはテレビでチャレンジしたりとかいろんな活動してますけど、全部見て下さる皆様、聞いてくださる皆様のために行ってる活動ですよ。
そこを「自分を通すこと、人に合わせるのが苦手なんですよ」なんて僕が言ってたら、番組なんか1つも来ませんよ。
例えばね、最高の世界最高の商品を開発してもですね「うちの商品は持つ人を選ぶんですよ」なんて言ってたら誰も買ってくれないですよ。
最高の男にしか売らないんでしょ?なら最高の男は一人しかいないんだから、1個しか売れないわけでしょ?
そんな商品に何の価値もないですから。
だから、もう本当にいろんな思いあると思います。自分がねなんかちょっと社会に適合するようになってなんか自分がなくなっちゃうんじゃないかと思うことがあるかもしれませんけれども、そんな自分なんて一人でいる時に部屋で出せばいいと思いますよ。
でも、人前に出る時はやっぱりたくさんの人に愛してもらった方が力がより出ますし、周りの人はそういうあなたを素敵な人と思うでしょうし、例えば、全く100%の自分じゃなかったとしても、本当の中にいる自分てのを、自分のことを好きになってくれた人は勝手に探して見てくれますから。
俺そういう風に最近になってきてます。なんか昔の我が強かった「こういう思いを持ってるんだ」っていう自分を、人前で笑顔を求めてですね面白い話をしたりしてる僕を見て「武井さん実はこういう人ですよね?」とか勝手に言ってくれる人が、昔の何十倍も何百倍も増えてるんで、人に合わせてるんだって思うより、人を笑顔にしてるんだって思ったら、もしかしたら、本当の自分を通せる道がもっと広がるんじゃないかと思います。
人から好かれたければ、まず自分から好きになれ。
僕の好きなルーキーズで川藤幸一がいうセリフなんですが『人から好かれたければ、まず自分から好きになれ。』って言葉があるんですね。
勘違いしてはいけないのが、媚を売るわけじゃないですよ?
【相手を笑顔にしてやるんだ】
という心意気が相手のことをより好きになれるし、相手も自分のことを好きになってくれる。
自分のことを好いてくれるからこそ、本当の自分も探してみてくれるってことなんですね。
人付き合いが苦手という人は、ひょっとしたら自分よがりになってるのかも知れませんね。
▶︎自分の強みや弱みを診断してみよう!!
「嫌われる勇気」は僕がハタチの頃に読んで人生に影響を与えた本です。
当時はイベサーの代表をしていて、うわべだけの人間関係も多く「所詮、人間そんなもんや」って諦めてたときだったんですが、この本を読んで「人の良いところだけでなく、悪いところもちゃんとみることが大事」って気づいたんですね。
その時から、僕の座右の銘が「表裏一体」になりました。
読みやすく、たくさんのヒントがある本なので、まだ読んでない方は是非読んでみてはいかがでしょうか?
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