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オーガニック商品が3ドル均一で買えるオンラインショップ『ブランドレス』
どーもゴーゴーケンゴ(@KNGrits)です!
今日はサンフランシスコ発のオンラインショップ『ブランドレス』について書いていきます。
僕がこのブランドレスに注目したのは【コスパモンスター】だったからなんですね。
後ほど、詳しく説明して行くので、まずはブランドレスについて説明させてください。
オーガニックにこだわるオンラインショップ『ブランドレス』とは?
「ブランド料をとりません」と宣言し、同社が掲げる「Who says better needs to cost more?(良いものは高いなんて誰が言ったの?)」を実現する彼らの名は、「ブランドレス(Brandless)」
サンフランシスコ発。自社でプライベートブランド商品を開発し、インターネットを通じて商品を直接消費者に届けるビジネスモデルで中間マージン、広告宣伝、店舗コストを省き、流通コストも最小限に抑えている。
彼らはこれらのブランド都合で発生しているコストを「ブランド税」と呼び、それらをカットすることで「同等のクオリティの従来のブランド商品より約40パーセントも安くしています」という。
HEAPS
以前、このブログでもラグジュアリーブランドの価格設定に対して言及した記事を書いたんですが、まさにそれを体現してるオンラインショップということなんですね。
高い=質が良い
安い=質が悪い
ではなくて、価格と質の良さはそこまで比例しないことがあるよって話です。
特に近年の健康ブームでオーガニック商品は人気がありますが、どうしても高価格なイメージがありますよね。
オーガニックとつけるだけで、商品自体の価値がグンと上がるような錯覚さえあります。
しかし、僕たちが日々の生活で使用してるオーガニック商品は適正価格なのでしょうか?
それは、僕たちが求めてないブランド税による付加価値なのかも知れません。
ブランドレスではオーガニック商品をブランド税を差し引いて3ドル均一で販売してるんですね。
ブランドレスで販売してるオーガニック商品
ブランドレスで販売してる全ての商品がケミカルフリーで、そのほとんどがオーガニック、フェアトレード、非遺伝子組み換えです。
パスタ、ソース、オリーブオイル、クッキー、ジャムなど全てがオーガニックです。
パッケージもシンプルで良いですね。
これだけ品質の良いオーガニック商品を3ドル均一で販売できるのは、中間マージンを削ってるからなんですね。
しかし、ただ良いモノを安く売ってるだけではなく、そこにはブランドレスのコスパ哲学があるんです。
ブランドレスのコスパ哲学
「Who says better needs to cost more?(良いものは高いなんて誰が言ったの?)」
この言葉に凝縮されてるんですが、ブランドレスはラグジュアリーブランドを否定しているワケではなく、消費者に新たな選択肢を提供してるんですね。
【ブランド=信頼】という公式が成り立っているのは良いのですが【高価格=高品質】という公式にすり替わってないでしょうか?
前回のオリバーカベルの価格内訳の記事にもありましたが、自分が何に価値を感じて、どれだけお金を払ってるか?が、より大事な視点になってきます。
そこで、ブランドレスが狙うターゲットは『コスパと効率重視』の消費者です。
コスパモンスターなら、価値を感じてないブランド税にお金を払うことを無駄だと感じてしまうでしょう。
より、サステイナブルな社会にして行くためにもコスパは重要な価値観ではないでしょうか?
また、ブランドレスは、国内の低所得者に、食事を無料で提供する慈善団体とも提携しており、ユーザーが1回オーダーするごとに、一食分がドネーションされる。
つまり「ブランドレスを利用すれば、もれなく社会貢献に参加でき、利用者が増えるほどより大きなポジティブ・インパクトを社会に与えられる」という。
こういった取り組みも、すごく素敵ですよね。
TOMSの『One for one』のように1足買ったら、1足が支援される。というような仕組みは個人的にすごく好きです。
そういった所に価値を感じて、お金が流れていけば、より優しい社会になるのではないでしょうか?
ブランドレスはコスパを通してソーシャルグッドを目指しているのでしょう。
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