東南アジアのスラム街を調べていて、1つにまとまった記事がなかったので書きました。
ネット上にあがってないスラム街も数多くあるので、そういったところも見ていきたいと思います。
目次(クリックすると読みたい部分まで飛べます)
東南アジアのスラム街をまとめました。
どーもゴーゴーケンゴ(@KNGrits)です!
今回は東南アジアのスラム街でネット上に出てくる有名なところをまとめました。
東南アジア一周するにおいて、現地のリアルを見ていきたいので、こうした場所はチェックしたいと思っています。
ただ、実際にはネット上に出てこない名もないスラム街は山ほどあるので、そういったところも見ていけたらなと。
フィリピンのスモーキーマウンテンはワンピースのゴア王国やハンターハンターの流星街のモデルになってると言われてます。
そもそも、スラム街とは?
スラムとは、都市部で極貧層が居住する過密化した地区のことであり、都市の他の地区が受けられる公共サービスが受けられないなど、居住者やコミュニティの健康や安全、道徳が脅かされている荒廃した状況を指す。
世界中のほとんどの大都市にスラムがある。
スラム街、退廃地区、貧民窟などとも表現する。
参照:wiki
【スラム街=危険】ということではないというのを初めに伝えたいです。
貧困地区は犯罪の温床になりやすいので、危険ということであって、行政が介入してる貧困地区は、他の地域に比べて特段危ないというワケではありません。
実際に僕が訪れたスラム街は、下町のような雰囲気があり、人情味があってあったかい街でした。
中には、そういうスラム街もあるということを伝えれたらと思います。
フィリピン・マニラ
フィリピンのマニラは僕も実際に訪れました。
ただ、僕が訪れたのは旧スモーキーマウンテンと呼ばれるトンド地区のところで、現在はちょっとした村みたいになってました。
そもそもゴミ山とは?
ダンプサイトと呼ばれるゴミ捨て場のことです。
その大量のゴミの中から、お金になりそうな資材を漁って生計を立ててる人たちをスカベンジャーと言います。
「なぜ、そんな不衛生で危険なところで生活するの?」
と、思われるかも知れませんが、それが仕事になっていて生活するためには必要になってるんですね。。。
テクノロジーが発展してるのなら、ゴミ拾いで危険な生活をしてる彼らをまずは救うことが出来ればなと思ったりします。
スモーキーマウンテン
これが2016年の時に訪れたスモーキーマウンテンです。
詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。
このトンド地区一帯は、薄暗く若干の不気味さはありましたが、危ない雰囲気は一切ありませんでした。
むしろ、子供たちのピュアさに心が洗われるような気分になりましたね。
今回の東南アジア一周でも訪れようと思います。
ハッピーランド
旧スモーキーマウンテンのすぐ近くにあるハッピーランドですが、ビサヤ語で「ハピラン」がゴミという意味から皮肉でつけられたと言います。
ここには約8万人が生活してると言われていて、いずれも十分な住居などはないそうです。
ボランティア団体なのでしょうか?
アートの力でスラムを変える取り組みをしている「cheeseagle」という組織も2016年に発足したみたいです。
スモーキーバレー
こちらのスモーキーバレーはケソン市のパヤタスにあるダンプサイトです。
ここには約3000を超える家族が住んでいるそうです。
このスモーキーバレーに限った話ではありませんが、ゴミ山には割れた瓶の破片であったり、注射針であったり、危険なものも落ちています。
ここの住民は靴すら持っておらず、裸足なので非常に危険です。
それで足を切って傷口から感染して死に至るケースは少なくないと言うんですね。
現地に長靴を寄付したりするプロジェクトもあるそうなので、そういった目の前の課題と向き合っていくことも大事だなと思いました。
自分はスラム街に何が出来るのか??
常に意識していきたいなと思います。
フィリピン・セブ島
次はフィリピンはセブ島です。
近年では英語留学やリゾートのイメージが強いですが、スラム街も存在するんですね。
中には、数あるスラム街の中でも、かなり危険な地帯もあるそうです。
ロレガ地区
このロレガ地区はセブ島でも3本の指に入るスラム街だそうです。
ここには約2万人が住んでるそうなんですが、元々は墓地で今でも墓場の上で生活してたりするそうです。
2014年の火事で一面焼け野原になってしまったそうですが、その後、行政・協会・NGOによる復興支援が始まって、徐々に回復しつつあるようです。
このワクワークセンターはユニクロが設立した10億円のファンドから採択されたアイデアの1つみたいです。
こういうところに、お金が使われる方がコスパ良いと思うんですよね。
90点を100点に伸ばすより、20点を50点に伸ばす方が効率よくインパクトが出せると思いますし、それだけ救われる人がいるんですから。
自分も、他人事として目を逸らすのではなく、考えていきたいところですね。
パシル地区
ここは、相当危険な地域だという情報がありました。
麻薬常習者、ギャンブル依存者、そして拳銃の密売など犯罪の温床となっている危険な地域だそうで、貧困層の人でさえ近寄らない場所だそうです。
スラムによっても、行政が行き届いてるスラムと無法地帯のスラムでは治安は雲泥の差があるみたいですね。
スラム街の全てが危険だというワケではありませんが、犯罪の温床になってるような場所では何があってもおかしくありませんからね。
現地の人に連れてってもらうか、聞き込んだ上で行くか判断するのが良いと思います。
インドネシア・ジャカルタ
インドネシアもスラム街は多いと思うんですが、ネット上にはあまり出てきませんでした。
そもそも、スラム街の定義って曖昧なもので、貧困地区は世界見渡せば珍しいものではありませんからね。
コタ地区
パッと見ではスラム街の感じは、あまり伝わってこないですね。
やはり、フィリピンに比べると危険度は下がりそうです。
インドネシアは一度も訪れたことがないので、その辺りも実際に見てみたいと思います。
以前、記事にしたのはジャカルタから少し離れるスマランという場所で、フォトジェニックなスラム街というところです。
そちらも日程が合えば、訪れてみたいですね。