【動画有り】島田紳助がNSCで語った【笑いの教科書】全文書き出し

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島田紳助がNSCで語った【笑いの教科書】の話


神竜の研究 前編 島田紳助 漫才理論 投稿者 showowarai


ここから【笑いの教科書】の話が始まります。(11:10までです)
前回に引き続き、島田紳助がNSCで語った話のまとめです。

以下、全文書き出し。



漫才ってのは教科書がないわけやんか?


まず自分で教科書を作ろうと思った。
僕がやったんは、コンビ組んでね、自分が「おもろい!」と思う漫才師が自分の感覚に一番近い。(あ、ノート取らんでええよ。メモらんでええ。)それをテープでとる。録画でも出来るやん?


それをな、なんべん見ても一緒やねん。紙に書くの。一回一回止めてぜーんぶ紙に書くの。物凄い時間かかるけど、ずーっと紙に書くの。


それを見て、いっつも寝る前考えんねん。「どう違うねん?」って。おもろい漫才師はおもろい理由があるから、それを何組も見る。
書くことで、色々見えてくるんよ。


例えば、僕がやった時は、名人言われる人と僕がオモロイ思った漫才師を比べて見る。
すると、1分間の『間』の数が違うのよ。
そりゃ、10年20年やってる人はうまいよね。間が細かいのよ。
仮に、うまい人が1分間で20個の間があったとしようよ。
それを自分らが同じだけやろうと思ったら、時間かかるよ。


でも、俺ら漫才やってる人ですら、そんなとこに気をつけて見てないのよ。
ほな、お客さんは見てないよ。オモロイかオモロくないかだけなんよ。
てことは、上手くなくてええんよ。下手でもおもろかったらええんよ。
だから、ぼくらの時代はB&B、ビート、紳助竜介は1分間の間が少ない。
うまい人は20個あるけど、俺らは8個だけ、ほなどう考えても少ない方が失敗する率が少ないのよね。


ほんで、一人の人間が圧倒的に喋ることでリズムが作りやすい。
技術的に言えば下手くそな漫才。でもお客さんはわかんない。
海原千里・万里さん、高校生からスターやった。ほんで僕は黙ってテープを取りに行った。
2本くらい漫才とって家かえって分析するんよ。


ほんじゃ、なんで高校生やのにこんなオモロイねん。
って分析したら、ネタの8割が同じパターンやねん。
落ちのパターンが8割一緒やねん。
なるほどと。こんなこと漫才師なろうと思ってる俺らでも気づかへんのにお客さんが気づくわけがない。


野球で言うたら8割フォークボールやねん。
2割がまっすぐやねんな。そのまっすぐが速いか言うたらそうでもない。
でも、あえて2割3割は自分にとって素晴らしくはない球を散りばめる。
そうすることで、フォークが活きてくるんよな。全部フォークやったらお客さんも気づくねん。


そう言うことをコンビ組む前一人でずっと勉強してたんすよ。



次ページでまとめ&考察してます。

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